背中合わせ
※2人は壁越しで背中合わせになっています
「玲名、今コッチ側の壁にもたれかかってるでしょ」
「何故わかる。」
「ほらオレ、ハイソルジャーだから。」
「それなら私だってそうだ。」
壁の向こう側から生で聞こえる声
その後に電話から聞こえてくる声が遅く感じる。
イライラしてたのだろう。
玲名が壁を殴った。
「壁が壊れたらどうしてくれるの?」
「黙れ。何故わかるのかを聞いている。」
「カンだよ。」
再び壁がドン、と音をたてた。
「ホントにカンなんだ。なんとなく、玲名と背中合わせをしてる感じがしたんだ。」
「バカにするのも大概にしろ。壁越しでも私が何をしてるか解るというのか」
「うん、愛の力ってヤツかな。」
言ったとたんに
玲名はドン、ドン、ドン、ドン、と壁を殴り続けた。
いったい、この人は何回壁を殴れば気がすむんだ。
「玲名、真面目にきいてよ。」
「真面目に答えろ」
「愛の力っていうのはクサすぎたよ。オレ、はっきり言うよ」
「玲名、す」
「それ以上言ったらぶっ殺しに行くぞ。」
「ひどいよ、玲名。告白くらいさせて…。」
「真面目に答えろと言っている。」
なんて返事が返ってくるかと思った。
けど、玲名からは一息おいてこう言った。
「私は、そんなお前が大っ嫌いなんだ…。」
お粗末様でした。
おわかりの通り玲名の大ッキライは大好きという意味です。
ヒロトに玲名、玲名 言わせすぎた。
ヒロ玲ぷまい!!







信介