旅の最終日に訪問したニューデリーで開催されたインド・アート・サミットを先にご紹介する。
インド・アート・サミットは世界の美術画廊の展示販売会、まだ知名度は低いようだがロンドン、香港等東南アジア、日本からの出展があって活況を呈していた。
インド美術の傾向は、相変わらず宗教色が強い。
しかし徐々に変わってきており、インドの美術界をリードするムンバイのある画廊は、日本の「もの派」から影響を受けた作品で占められていた。
日本からは、Shonandai MY Galleryが出店、私が訪問したのは一般公開初日とあって売れ行きはまだまだだったが、ギャラリストは、「かなり手ごたえがありました。最終日が楽しみです」とお話していた。
ハイデラバードに帰る列車でお会いした個室でノートを片手に映画を観賞して暇をつぶすコレクター氏は、景気に左右されない大金持らしく、デリーで買いつけた絵は2m3程の段ボールの中にあって廊下の端に置いてあった。風景と静物の具象作品にこだわってコレクションしているようだった。かれはフセインサガール湖を描いてくれないかというオファーがあったが。私にもこだわりがあってフセインサガール湖をどのように料理しようかと考えながら狭いベッドで眠りについた。




