待ちに待った1月10日

まずは、レントゲンを撮り、呼ばれるまで待つ。


診察室に入るなり、
先生  「よくないでしょ、痛いんじゃない?」
私        「はい、痛いし、少し動くだけで苦しい。
              咳も酷くなりました。身体がだるいです
              す。」
先生     「これだけ抗生剤を飲んできかないって
               事は、ただ細菌性じゃない。
               胸水もかなり増えてるんだよね。
               原因がなんなのか徹底的に調べましょう
               。今日時間ある?
                胸水抜いて、そのお水を調べます。
                考えられるのは、結核、膠原病、
                リウマチ、後は若いから大丈夫だとは
                思うけど癌。」

えっ?ガーン 
なに?なに?
最後なんて?滝汗癌?
またまたー。また大バーナーニヤニヤ


先生         「いずれにしても、ただの細菌性
                   ではないから、しっかりさがして
                   行きましょう。もし、今話したような
                   病気だったら、専門の大学病院を
                   紹介します。」

私は、頭真っ白。
もしこの中なら、うちの母が膠原病のシェーングレン症候群だし、私の祖父は、リウマチだったし、そのどっちかかなぁ。と。


胸水を抜くのも生まれて初めて。
37歳、初体験チュー
痛いの嫌いな私は、怖くて汗びっしょり滝汗あせる
麻酔するからっていわれたけどさ、その麻酔がめっちゃ痛いのえーん出産に比べたら痛くないけど、やっぱり痛いよね。
背中だから見えない分、全意識が集中してしまう。
四宮みたいな先生だけど、意外に優しく声かけながらやってくれた。


もう抜くだけだから大丈夫だよー
と、同時にシャバシャバ水の音が聞こえる。
えっ、こんなに水溜まってんの?
やばくない?まだでんの?
チーンチーンチーン


抜き終わった後先生が見せてくれた。
初めて見る胸水は、予想外の色をしていた。
例えるなら、めっちゃダシが効いた濃いめの色?ガーンそれをちょっと濁らせたような。とにかくびっくりな色をしていた。

水を抜きながら、先生が歯医者で治療中とかまさかないよね?えっ、あります。根管治療中だけど、膿が有るとかで一年近く通ってます。咳がひどくなってここ何ヶ月かは行けてないですけど。
もしかしたら、それかもしれないね、血液にのって菌が肺まできた可能性もある。と。
なんとなくそれな気がしてきた私。




胸水抜いたから、痛みも咳も良くなるかと勝手に想像していたけど、実際は逆でした。

咳は止まらないし、呼吸も苦しい、痛みもある。
ドユコト?ポーン

その日は、1日かかった病院で大ぐずりなチビ(3歳児)を連れて、意識朦朧の中なんとか帰路に着きました。