こんにちは。
年末の更新以来です。お久しぶりです。

新年一発目の観劇は「真夜中の弥次さん喜多さん」だったのですが、これはまた別の機会に書かせてください!

とにかく今は!ノラステのことを書かせてください!!!



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舞台「ノラガミ」(以下ノラステ)
1/28昼公演(初日)と1/30昼公演を観劇しました。
28日は一般席だったので15列目、30日はプレミアムで入ることができたので2列目での観劇になりました。今回の舞台、どの位置で見るかで楽しみ方が違ってくるなーと思ったので、比較しながら感想をダラダラと書いていきたいと思います!


まずはノラガミについて

数年前にアニメ化するということで先行上映会イベントに行った縁もあって、友人から漫画を借りて読んでました(毘沙門編まで)。アニメも1期は視聴済み。舞台を観に行くということで漫画をまた最新刊までバッチリ読んでいきました。

まっ、ストーリーはオリジナルだったんですけどね!

それでも予習復習していって良かったです。舞台は丁度、毘沙門編が終わった後の花見をするまでの話になっていたので、毘沙門が夜トを嫌う理由など、舞台では説明で終わってしまう部分も漫画を読んでいたのですんなり入ってきました。

原作未読には少し優しくないストーリーかなって、確かにそう思うんですけど、2.5次元という漫画、アニメ、ゲームの原作がある舞台を観に行くなら、原作未読が置いていかれるのは覚悟したほうがいいと思うのがわたしの考えなので…
舞台がきっかけで原作に興味を持ってもらうっていう経営戦略もあるんだと思いますよ!わたしはそれで最遊記の漫画集めました!

ということで、ノラステの簡単なあらすじ。

毘沙門との戦いを終えた夜トと雪音に優流という役者を目指す青年から依頼が入る。舞台のオーディションのために殺陣の練習に付き合ってほしいという依頼で、夜トは優流の練習相手になり、無事に優流は一次選考を通過するも、次第に夜トへの頼みが大きくなっていく……

ここで切ります!(笑)

お馴染みのキャラクターも絡んでくるのですが、本筋はやっぱり夜トと雪音、オリキャラの優流でしたね。もちろんヒロインのひよりちゃんも。

率直に言いますと、わたしはとても楽しめました。オリジナルストーリーでも、原作を読んでいたので違和感なく入り込めましたし、原作の中に本当にありそうな番外編を観てるような感覚でした。
1時間45分と短い公演でしたが、集中を切らさずにノラガミの世界に入り込めたのは、やっぱり各部門のプロフェッショナルが集まったからだと思います。

まず、キャスト。鈴木拡樹座長。
新しい鈴木拡樹が見れました。わたしが拡樹くんの舞台に行くようになって、まだ2年くらいなんですけど、夜トのような明るいキャラクターを演じる拡樹くんは初めて見ました。底抜けに明るい。ポジティブ。それでいて、裏には深い闇を抱えていて、雪音やひよりとワイワイしていても、ふとした瞬間にシリアスな顔になれるのがすごい。夜トの魅力は、明るくてふざけてるときと、ちゃんと人を諭すところのギャップだと思ってて、拡樹くんはその切り替えが上手い。さすがです。
今回拡樹くんがめちゃくちゃ痩せてて、どうしてこんなに痩せてんだろうと思ったら、殺陣のシーンを見て納得。あれはハードだ。四方八方から飛んでくる妖を雪器(祝の器バージョンなので二刀流)で倒していくんですけど、所作がまたかっこよくて…完全にファンの欲目なんですけど……BMCから殺陣がどんどん上手くなってるような気がします。あと肉弾戦もできるんですね拡樹くん…蹴りがたまらん。

殺陣と言えば拡樹くんと同じくらい動いてた毘沙門役の安藤さん!安藤さんはKステでクローディアさん役やその他学園の生徒役で見ていたのですが、殺陣が専門の女優さんなんですね…!銃をぶっ放すところが最高にcoolでした。鞭使う舞台も初めて見たんですけど捌き方がかっこよすぎる。
あと何より際どい衣装から惜しげもなく披露されるバストと腹筋…2列目から見たときは少しスカートからも素肌が見えてドキドキしました……いいんです…夜トちゃんが痴女って呼ぶくらいだから…
夜トに対してツンツンする毘沙門だけど、兆麻と二人きりのときは少し声が甘くなる毘沙門めっちゃ可愛かったです。

そんな兆麻役の和田琢磨氏(通称・わだっくま)は今回初めましてだったんですけど、超が付くくらいの男前でびっくりしました。イケメンなんていう俗語で片付けられないくらいの整い方。そして声も滑舌もいい。背も高いので毘沙門と並んでても絵になる。カテコで毘沙門の手を取って歩いてて萌えました。
とても優等生な兆麻が夜トの「痴女の服を破いて全裸にしてやる」的な挑発に乗ってリミッター解除しちゃうところは笑いました。ヴィーナの柔肌は僕が守る!!!わだっくまはとにかく安心して見ていられる俳優さんでした。ビジュアルも演技も満点。

わだっくまと毎回日替わりの掛け合いがあった大黒役の友常勇気氏はペダステ以来でしたが、友常くんも安定してる俳優さんで、田所さんの時も思ったんですけど、とにかく台詞が聞き取りやすい!声が大きいってのもあるし、舞台向きのオーバーな話し方がいいのかもしれない。ビジュアル再現度が毘沙門に次いで高いと思った友常大黒はエプロン姿がよく似合うんだ…小福とのおしどり夫婦感がとても良かった。個人的に好きだったのはストライキ中の雪音の頭にポンっと手を置くところ。

大黒といえば小福なんですけど、この小福はとんでもない逸材で、なにがとんでもないってピンクの髪が似合うという貴重な子なんです!!!糸原美波ちゃん!!!ほんとに可愛い。短いスカートから覗くすらっとした美脚に釘付け。夜トや毘沙門から避けられてしまう悪運の強さ、ぶりぶりゆるふわJKかと思いきや、雪音にはしっかりと助言もできる素敵な女性でもある小福。太陽見てたらくしゃみ出た小福と雪音を諭す小福が同じ人とは思えないくらい切り替えが出来ていてかっこよかったです。ベストオブ小福は真喩に一線引かれてぷんぷんしてる小福です。

真喩役の吉田怜菜さんは巫女姿がとてもよく似合う美人さんでした。道真様の前でお淑やかに話していたかと思いきや、セクハラ発言に軽蔑したような視線を送るというブラックな一面も見せていました。吉田さんもまた演技の切り替えが上手いなぁという印象。道真様役の和泉さんが結構独特な間で演じていたんですが、それにちゃんと付いてきていて、二人して不思議空間を作ってた印象。

天神様ワールド全開でのびのびとやってた和泉宗兵さんはもう言うことないですね。笑いの取り方もシリアスな空気の作り方も客席への絡み方も。おそらく最年長…かな?特に大きなアクションがなくても、ノラステの座組を支えてるのは和泉さんの安定感だと思いました。たまにアンダーテイカーを思い出してしまったのは内緒。

天神様に会いに行く場面から始まる壱岐ひよりちゃんを演じるのは長谷川かすみちゃん。透明度100%のぴゅあっぴゅあな正統派美少女。とても落ち着きがあって、ひよりちゃんが持ってる頼もしさがかすみちゃんからも出てました。夜トの過剰なスキンシップに抵抗してるところが可愛かったです。でも夜トに惹かれてるんだろうなって表情と、かける言葉のひとつひとつがキュンとしました。最後に夜トと雪音を呼ぶところがあるんですけど「夜トー!雪音くーん!」っていうかすみちゃんの声で涙腺が緩む。可愛さ満点のひよりちゃんが一度だけ繰り出したジャングルソバットのキレの良さは忘れません。

ひよりちゃんと同じく人間として登場したオリキャラの優流を演じたのは崎山つばさくん。ミュージカル刀剣乱舞の石切丸という情報しか頭に入ってなかったのですが、まさかその情報が活用されるなんて(笑)ノラステは、観る人によっては「崎山つばさが先輩・鈴木拡樹から役者になるヒントを得る」的な解釈になると思います。わたしはそういう一面も楽しみました。
現代人なら誰もが神様にお願いするようなことを、優流は夜トにお願いするんですね。そこが物語のきっかけなんですけど。いい意味で優流は普通の人。最後の夜トとのシーンは二回見てグッときました。

最後に雪音役の植田圭輔くん。もう言わなくてもいいですよね。雪音くんにぴったりの配役です。ありがとうございました。
ここ数年、拡樹くんと組むことが増えてきた植ちゃん。荒北と真波は先輩後輩、猿比古と美咲は犬猿の仲、そして今回の夜トと雪音は主従。今回が一番距離が近い役所だったのでは。もう拡樹くんと植ちゃんが積み重ねてきた信頼関係が見えてくる夜トと雪音でした。いろんな雑誌のインタビューやペダステのDVDでも話してましたけど、お互いを頼れる存在だと認めてるんですよね。そんな二人が見せてくれたシーンで一番印象的だったのは衝突するところ。初日観劇では確認できなかったのですが、30日に観たところ、雪音が少し涙ぐんでたのがわかりました。遠慮なしに拡樹くんにぶつかっていく植ちゃんの演技に惹かれました。あと植ちゃんは表情の演技が細かい。夜トと雪音は表情が良かった。特に最後にひよりが「河原の桜が~」と話し始めるんですけど、雪音にとって河原の桜って思いが強いところなんですよ。一瞬表情が曇るんですよね。今回は桜について触れなかったんですけど、原作ではとても大切なエピソードなんで、そこもちゃんと自分の中に落としてるのはさすがだなと思いました。

舞台のセットはプロジェクションマッピングが投影しやすいように白を基調としたものになってました。映像がふんだんに使われていたので、アニメの世界にぐいぐい引き込まれていく感じ。あと音楽がアニメと同じだったそうで(OPとEDを使ってるのはわかりました)アニメも見ているノラガミファンは大満足だったのではないでしょうか!あとSEが入るタイミングがぴったりでアクションシーンは臨場感に溢れてました。
兆麻や雪音、大黒が神器に変わるところは、スポットライトを客席にこれでもかと当てて目眩しをさせ、そのあいだに入れ替わるという方法でした。後列で見るとマジックみたいでめっちゃかっこよかったんですけど、前の方で見ると小道具を手渡してるところが見えましたね…

アクションシーンと言えばアンサンブルの皆さんですね!アンサンブルとは言いますけどプロの集団なので、メインキャストに負けず劣らず、むしろしっかりと舞台に厚みを持たせてくれる存在です。DVDではぜひアンサンブルの動きにも注目してください(何目線)



ノラステは結構日替わりネタがあった気がします。ここで簡単にレポートを。

・冒頭の夜トに雪音がマッサージをしている場面。夜トが雪音に話しかけてるのですが、話してる内容が…

初日マチネ(うろ覚えのため意訳)
「なぁ~雪音ぇ~、一万円の壺を買ったんだよ…でもこの壺、何十年後かには百万円の価値になってるんだって~!すごいだろ!」

30日マチネ(うろ覚え)
「雪音ぇ~、スマートフォンってのは便利だよな~。電話もメールも出来てネットもできる。これからはネット広告の時代だと思うんだ~~」


・優流に刀捌きの所作を教えてる夜トが、腰につける鞘を説明する場面

初日マチネ
夜「ほら、武士の腰に何がついてる?」
優「…サバ?」
夜「サバついてんの!?なまぐせぇな!お母さん洗濯物大変だぜ!」

30日マチネ
優「…ガガ?」
夜「ガガ?レディ?お前の腰には強力なバックがついてんだな!」


・兆麻が大黒のところに訪問する場面

初日マチネ
夜トと雪音が険悪ムードで、話がそのあとに続かないことに怒った兆麻がひたすら怒り続け大黒と喧嘩になる

30日マチネ
お互いのパートナーについて話し合い、意気投合して大黒が夕飯に誘う


これくらいですかね?
特に最初の夜トと雪音の場面は日替わりだなんて思ってなかったんで台詞がうろ覚えもいいところです。拡樹くんよく覚えられたな…


ここまでダラダラと長いことお付き合いありがとうございます。
とても興奮してるんです。ノラスロスに陥ってるんです。初日観たときはそんなに中毒性は感じなかったのですが、二回観たらもう中毒。頭の中をOPのキャストパレードがぐるぐる回ってます。

続編を願わずにはいられないですね。絶対に作ってほしい。今度はオリジナルではなく原作に沿ったストーリーでお願いします。アンケートがなかったのでどこに書けばいいのかわからないからここに書く…

これぞ日本が誇る2.5次元舞台だ!という代表的なものを見せられたような気がします。プロジェクションマッピングを使った現代的な演出と、どこまでも人力のアクションシーン、そして役者の力が融合した、とても満足度の高い舞台が観られて良かったです。


ライビュには行けなかったので、涙無しには見られないカーテンコールをDVDが擦り切れるまで見たいと思います…