中条あやみのように魅力的なきれいな女性になる為に

 

 

中条 あやみ(なかじょう あやみ、1997年2月4日 - )は、日本ファッションモデル女優。 テンカラット所属[3]大阪府大阪市阿倍野区出身[2]

1997年、イギリス人の父と日本人の母との間に生まれる[4]。幼少の頃は少しだけキッズモデルをやっていた[5]。撮影後にチョコレートを買ってもらえるのが嬉しくて続けていたため、当時はモデル志望ではなく、中学までは普通の生活を送っていた[5]

14歳の時、家族でグアム旅行中、グアムの空港で現在の事務所にスカウトされ芸能界入り[6]

2011年、中学3年の時、女性ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」に応募[7]新川優愛坂東希橋爪愛と共にグランプリに選ばれる[8]

2012年、高校1年の時、『東京ガールズコレクション 2012 SPRING/SUMMER』にモデルとして初参加[9]。同年、テレビドラマ『黒の女教師』(7月20日 - 9月21日TBS系)の梅原優役で女優デビュー[10]

2014年9月26日公開の『劇場版 零 ゼロ』にて映画初主演を務める[11]

2015年5月1日、『Seventeen』2015年6月号にて初の単独表紙を務めた[12]。また、若手女優の登竜門と呼ばれる「ポカリスエット」のCMに出演[13]。高校は大阪の公立高校の芸能文化科へ進学し、舞台転換など裏方の勉強も経験していたが、卒業公演の前のタイミングで多忙となってしまい、留年を覚悟するほど悩んだ結果、東京の高校へと転校した。

2016年、フランスパリで行われたシャネルの春夏オートクチュールでは日本人では史上最年少でフロントロウからコレクションを鑑賞[14]。以降シャネルのアンバサダーを務めている[15]。中条の地元でもある大阪を舞台とした映画『セトウツミ』でヒロインを務め、第71回(2016年)毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞[4]。10月には『アナザースカイ』(日本テレビ)の5代目女性MCに起用されるなど活躍の場を広げる[16]

2017年、『Seventeen』2017年6月号をもって、同誌専属モデルを卒業[17]。『CanCam』(小学館)2017年11月号から同誌の専属モデルとなり[18]、同時に加入第1号で単独表紙を務めた[19]。同年、『覆面系ノイズ』に登場する覆面バンド「in NO hurry to shout;」のボーカル&ギターとして、劇中曲「Close to me」でソニー・ミュージックレコーズからメジャーデビュー[20][21]

2018年3月31日に開催された「第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING / SUMMER」ではトップバッターを務め[22]、翌2019年3月30日に開催された「第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING / SUMMER」でも同じくトップバッターを務めた[23]

2019年4月スタートの『白衣の戦士!』で連続ドラマ初主演(水川あさみとのダブル主演)[24]

2020年2月29日、東京・代々木第一体育館で、『第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER』が開幕し、ランウェイトップバッターを務めた。なお、新型コロナウイルス感染防止のため、初の無観客開催となった[25]。同年10月スタートの 『閻魔堂沙羅の推理奇譚』で連続ドラマ初単独主演[26]

2023年5月1日、自身のInstagramにてAViC代表取締役社長を務める市原創吾との結婚を発表した[27][28]

2023年12月22日発売の2024年2月号をもって、『CanCam』の専属モデルを卒業したことを、自身のInstagramにて報告した[29]

父はヨークシャー州ハル出身[30]

二人姉妹の次女で12歳上の姉がいる[31]

「あやみ」はミドルネームであり、本名のファーストネームは父方の祖母と同じ「ポーリン」[32]。そのため人からは「ポーリン」と呼ばれる事が多く、そこから派生した「ポー」や「ポーちゃん」といったあだ名でも呼ばれている[33][34]

特技は英会話、ピアノ、バイオリン[4][35]。ピアノは祖母、バイオリンは父の影響で子どもの頃から中学まで習っていた[35]。中学生時代はバドミントン部に所属していて運動も得意[10]。父が空手の先生をやっていたため、小さい頃は空手も習っていた[36]

祖母の影響で読書好きで、神保町で古本屋巡りをするのが趣味[31][37]。お勧めの本のうちの1冊が知り合いの方からいただいたという谷川俊太郎の詩集「バウムクーヘン」で、この中の「すききらい」という一編が気に入っている。〈きらいのなかに/すきがまざってることがある〉[38]

映画が好きで時間が許す限り映画館や家で映画を観ている[39]ミニシアターや昔の名作を観に名画座に一人で足を運ぶこともある[40]。観る作品のジャンルも国も問わないが一番好きなのはファンタジー[39][40]。もともと洋画を観ることが多かったが、女優を始めてからは演技の勉強がきっかけで邦画も観るようになった[41]。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』を観てからライアン・ゴズリングのファンで出演作品はすべて見ている[39][42]

子どもの頃から銭湯に行くことが好きで、特にサウナ好き[43]。地元大阪には行きつけの銭湯がある[44]

地元大阪の公立高校時代、主役が決まり仕事との両立は容易ではなく、地元の高校には通えなくなり、東京の高校に転校することになったことをクラスメートに言いに行ったところ、全員が泣き出したという[45]

モデル仲間の藤井サチ三吉彩花とはSeventeen時代からの親友で、藤井サチとコンビを組む際は「さちぽー」[46]三吉彩花とコンビを組む際は「みよぽー」と称する[47]広瀬すずともSeventeen時代からの仲良しで「すずぽー」コンビとして知られる[48][49]。同い年の女優、黒島結菜とは大親友で沖縄の実家に遊びに行く仲[50]

「人前で歌うのがイヤ」という理由でカラオケも苦手で、ダンスも同様に「これだけはやりたくない」と思っていたが、この年出演した映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』と主演映画『覆面系ノイズ』(2017年)への出演で1年間、訓練を積んだことにより苦手意識を克服した[51][52]

映画『水上のフライト』の撮影時には、難易度の非常に高い競技用カヌーに乗って1日目からひっくり返らずに着水でき、たった1日でカヌーを操ることが出来るようになっている[注 2]。芸能界でたった1日でこれだけカヌーを操ることができるようになったのは、武井壮と中条しかいないという[54]

自身がMCを務める「アナザースカイ」(2022年10月21日放送)の中で、ハイヒール・モモコへの弟子入り願望を明かしている