山田 杏奈のように魅力的なきれいな女性になる為に

 

山田 杏奈(やまだ あんな、2001年(平成13年)1月8日 - )は、日本女優。元子役埼玉県鴻巣市出身。アミューズ所属。元ちゃおガール

 

2011年に開催された「ちゃおガール☆2011オーディション」でグランプリを受賞し[1]アミューズに所属。オーディションに参加した理由は、グランプリの賞品であったニンテンドー3DSが欲しかったため[3]。以降、少女漫画雑誌『ちゃお』の誌面モデル「ちゃおガール」として活動を行う。

2013年にTBS系で放送されたドラマ『刑事のまなざし』に夏目絵美役で初出演し、女優デビューを果たす[3]。同年刊行のコミック『JS・JCモデル物語』に、彼女がちゃおガールとして活躍するまでのストーリーが咲坂芽亜により執筆され、「Fairy Smile〜山田杏奈物語〜」のタイトルで掲載される[3]

2015年にはまいた菜穂原作の漫画『12歳。』の実写ドラマ[注 1] にて、結衣役として初主演を務める[注 2][4]

2016年に公開された『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で映画初出演し、スクリーンデビューを果たす[5]

2017年に発売された週刊プレイボーイ2017年1月23日号にて、2017年注目する8人「スゴカワ2017」として特集される[6]

2018年に公開された『ミスミソウ』において映画初主演を務める[7]。また同年、『幸色のワンルーム』においてテレビドラマ初主演を務める[8]

2019年には初の写真集『PLANET NINE』を発売[9]。同年、佐野勇斗真栄田郷敦等と共にメインキャストとして出演した映画『小さな恋のうた』での演技が高評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した[10]

2020年、セーブ・ザ・チルドレンによる #SaveWithStories (子どもたちに物語を)プロジェクトにて絵本「てぶくろをかいに」の読み聞かせに参加[11]。同年12月、自身初となるカレンダー「山田杏奈 2021年 インテリアカレンダー」を発売[12]

2021年、タレントパワーランキングによるネクストブレイク女性タレントBEST10の3位に選ばれる[13]。同年3月、フォトグラファー酒井貴弘の指名により写真展「私の撮りたかった女優展 Vol.3」に参加[14]。同年11月、セカンド写真集『BLUE』を発売[15][16][17]。また、主演やヒロインとして多数の作品に出演した[18]

2022年5月24日、プロ野球阪神ー楽天戦(阪神甲子園球場)のファーストピッチセレモニーを務める[19]。同年7月、日本テレビ系列の情報番組「ZIP!」の金曜パーソナリティーを務める[20]。同年10月24日から開催の第35回東京国際映画祭で主演作品『山女』がコンペティション部門に正式出品される[21]。同年11月、『夏の砂の上』にて舞台初出演[22]

2023年3月18日に開幕する第95回記念選抜高等学校野球大会の無料ライブ配信サービス「センバツLIVE!」において、出場校紹介動画のナレーションを務める[23]

人物[編集]

普段はコンタクトレンズをしており、家ではメガネをかけている[24]。「目力がある」と言われることが多い[25]。いろいろと考えてから行動に移すタイプであり、周りからは真面目だと言われる[3]。人見知りだったが、相手の名前を呼んで話しかけるように心掛けることで克服しつつある[26]

学生時代は役者として活動しながら勉学に軸足を置き、特に高校受験時には平日家に帰ってから5・6時間、休みの日は12時間程勉強することで第一志望校の進学校へ合格した[27][28]。猛勉強して合格した埼玉県立女子校に進学してからは仕事の比重も大きくなったが、同級生の人達も部活と勉強を両立している人たちが多く、仕事に打ち込むことにも負い目を感じることなく頑張ることができたので、役者として活動していく覚悟を決めた3年生時に転校するまでの女子校時代も良い環境に恵まれていたと振り返っている[29][28][30]

弟が1人いる[31]

仲の良い芸能人として喜多乃愛をあげている[32]

趣味・趣向[編集]

特技は習字で、お菓子作りが好き[27]。得意料理はナスの揚げ浸し[33]。好きな教科は英語で[27]、苦手な教科は数学[31]

甘いものが好きであり[27]、肝や銀杏といったものも好き[34]。また、衝撃的に美味しく感じたものとして福井で食べた鯖のへしこを挙げている[35]

好きな映画、影響を受けた映画は韓国映画の『オアシス[36]、香港映画の『花様年華[28]。映画監督では中島哲也、脚本家では坂元裕二の作品が好き[37]。好きな海外ドラマは『THIS IS US』シリーズ[28]

憧れの役者には共演経験もある満島ひかり濱田岳の名前を挙げており、台本に対する解釈の深さやそれに伴う多彩な演技の発想、共演者やスタッフとコミュニケーションを取りながら関わった作品をよくしていこうとする姿勢を尊敬している[3][31][38]

好きなファッションショップはCITYSHOP[28]

小説では湊かなえ作品が好き[39]

好きな男性のタイプを取材で質問された際は尊敬できる人と答えており、無理のない範囲で良いので仕事をきちんとしていて、自律した生活を送っている人は素敵だと感じると話している[26]

2019年の春から一人暮らしを始めた。「片づけはもともと苦手で。実家にいるときは、本当に自分の部屋が汚かったので、大丈夫かなと思っていた」が「意外とちゃんとやれている」とのこと[3]。寝るのが好きで、休日は家に引きこもっている。海外ドラマや映画を観たり、料理や裁縫をするのも好きであり、インドアであると語っている[3]。コロナ禍で家で過ごす時間が増えたのを機に漬物作りにハマり、糠床チェックが日課になった[40]。中学生の頃に「のあ」という名前のミニチュアダックスフントを飼い始めた[41]。亀を飼っていたこともある[42]。フィルム写真の質感が好きで、フィルムカメラを肌身離さず持ち歩く[43]

2022年のインタビューにおいて、カラオケは好きで友人と行ったり、1人でも行ったりしていると答えている[44]。インタビュー時点では、椎名林檎の『歌舞伎町の女王』やきのこ帝国の『愛のゆくえ』などを最近友人と歌ったと答えている[33][44]

俳優業について[編集]

大切にしている言葉は、映画『あゝ、荒野』出演の際にキャスティング担当者に言われた「女優は汚いところを見せるものだから」[45]

高校3年生時に女優を一生の仕事としてやっていくと決意し、通っていた女子校から芸能コースがある通信制高校へ転校した[26][29]。女優の仕事の魅力は役柄を演じている時間に第2の人生を生きている感覚になることであり、演じる際にはその役の一番の理解者でありたいと考えている[46]。仕事という意識が強くなったことでその役に求められているものは何かを深く考えるようになり、芝居のストックを増やすために時間が許す限りどんな役でもやってみたいと思っている[47]。女優の仕事で一番糧になるのは心が動く経験だと考え、日々の経験とその時の思いを携帯にメモして忘れないよう努力している

テレビドラマ[編集]