こんにちは!
今回は、前回の【バイリンガル育児体験談】の続きです。
3歳になった息子の「言葉の発達」について、保健所で心理相談を受けてきました。
バイリンガルで育てていることが言葉の発達に影響しているのか。
そして、息子が同年代の子と比べて会話がうまくできないのはなぜなのか。
実際に相談してみると、いろいろなことが分かりました。
前回までのあらすじ
息子は、妊娠中からディズニー英語システムを使って育てています。
生まれてからも英語のCDやBlu-rayを聞かせたり、私も簡単な日常会話はできるだけ英語で話しかけたりしてきました。
そのためか、普通の日本語の保育園に通っているにもかかわらず、息子は日本語より英語の方が得意。
しかし、3歳になっても同年代の子どもと比べると、言葉の発達はかなりゆっくり。
1歳半健診でも3歳児健診でも言葉の発達の遅れを指摘され、心配していました。
そんな中、たまたま小児科の先生に相談する機会がありました。
すると、「むしろ、今これだけ英語が話せるのはすごい」「このまま続けていいのでは」と言っていただき、かなり安心したのですが……
その後、予定していた保健所での心理相談を受けることになりました。
過去の記事はこちら!
▶️ 【体験談】2歳息子、日本語より英語ペラペラ!?ディズニー英語システムを2年間使ってみた結果
▶️ 【バイリンガル育児体験談】3歳児健診で言葉の遅れを指摘…。でも小児科の先生の一言で救われた話
保健所で心理相談を受けてきました
小児科の先生に相談してからしばらくして、保健所へ。
今回は、保健師さんとの心理相談です。
息子の普段の様子や言葉の発達について、いろいろとお話ししました。
そこでまず言われたのが、バイリンガルで育っている子の場合、普通は、
「第一言語」と「第二言語」
というように、どちらかの方が得意になるそうです。
今の息子は「英語が第一言語」
息子の場合、現在は明らかに英語の方が得意。
つまり、第一言語=英語になっている状態です。
ただ、保健師さんからは、
「これから日本で育って、日本の学校に通うのであれば、日本語が第一言語にならないと、学校の勉強についていくのが大変になります」
と言われました。
確かに……。
今はまだ3歳なので、「英語が得意で、日本語はちょっと苦手」でも、それほど困ることはありません。
でも、小学校に入れば話は別。授業はもちろん日本語です。
先生の話を聞いて理解したり、教科書を読んだり、友達とコミュニケーションを取ったり。日本語をしっかり理解できることが必要になります。
そのため、
今後は日本語を第一言語にしていくことを意識した方がいい
とのことでした。
「言葉」ではなく「雰囲気」で理解している?
そして、もう1つ指摘されたのが、息子の言葉の理解の仕方についてです。
例えば、こんなテストをしました。
リンゴやバナナなど、いくつかの絵が描かれた紙を見せて、
「リンゴはどれ?」「バナナはどれ?」と聞くと、息子はちゃんと正解できます。
ところが、その後、「これは何色?」と聞かれると、少し戸惑う。
そこで、「これは黄色だね」と言われると、「ああ、色を答えればいいんだ」
と理解するようで、その後は「これは何色?」という質問にも答えられるようになりました。
この様子から、
言葉そのものを理解しているというより、状況や雰囲気から何を聞かれているのかを判断している場面がある
とのことでした。
言われてみれば、確かに思い当たることがあります。
「言葉だけで理解する力」を少しずつ伸ばす
では、どうすればいいのか。
保健師さんから、具体的なアドバイスもいただきました。
例えば最初は、ジェスチャーをつけながら話しかける。
それで意味が分かるようになってきたら、少しずつジェスチャーを減らしていく。
そして最終的には、言葉だけでも理解できるようにしていく。という方法です。
今までは、「伝わればいい」と思って、ついつい身振り手振りを交えてしまっていた部分もありました。
でも、それだけではなく、「言葉だけで理解する」という力も少しずつ育てていく必要があるんですね。
「一人遊びが得意」なのも関係している?
もう一つ、指摘されたことがあります。
それは、息子は一人遊びが得意ということ。
確かに、息子はブロックやパズル遊びなどが得意で、保育園の先生からも「5歳児レベルのパズルで遊んでいますよ!」と驚かれたほど。
黙々と一人で遊んでいることが多いです。
そのため、大人との会話そのものが少ないということも、言葉の発達に関係しているのではないか、とのことでした。
「たくさん褒める」が大事!
そこでおすすめされたのが、
簡単なお手伝いをさせて、できたらたくさん褒めること。
「ありがとう!」「すごいね!」「助かったよ!」と、少し大げさなくらい褒める。
そうすることで、「もっとやりたい!」という気持ちを引き出し、大人とのやり取りを増やしていく。
結果的に会話も増えて、言葉を使う機会も増える。
という狙いだそうです。
確かに、息子は「一人で遊ぶ」ということ自体は得意なので、そこからどうやって大人とのコミュニケーションにつなげていくかが大切なのかもしれません。
とはいえ……言うことを聞いてくれない(笑)
「よし!これからはいっぱい褒めて会話を増やそう!」
と思ったのですが……これがなかなか難しい(笑)。
なにしろ、息子は、全然言うことを聞いてくれません。
「これ持ってきてくれる?」
「いや!」
「これやってくれる?」
「No!」
……。
せっかくアドバイスをいただいたので、なんとか頑張ってみたいと思います(笑)。
日本語を第一にするのは、自然とそうなりそう
「今後は日本語を第一言語に」というアドバイスについては、そこまで意識して無理に変えなくても、自然とそうなっていくのではないかなと思っています。
息子は日本語の保育園に通っています。
そして私自身、英語をペラペラ話せるわけではありません。
簡単な日常会話なら英語で話しかけていますが、複雑な内容になると、やっぱり日本語になります。
これから成長していけば、保育園だけでなく、友達との会話や地域での生活など、日本語を使う場面がどんどん増えていきます。
そう考えると、
今後は自然と日本語が第一言語になっていくのではないかな
と思っています。
少しずつだけど、成長も感じています
一方で、最近は少しずつですが、言葉だけでの理解も進んできているように感じます。
以前は、理解できない質問をすると、完全に無視される(笑)ことが多かったのですが、
最近は「OK!」と返してくれることが増えました。
もちろん、「本当に理解しているのかな?」と思うこともありますが(笑)、
それでも、以前とは少しずつ反応が変わってきています。
まだまだ同じ年齢の子どもたちのレベルには追いついていません。
それでも、少しずつ話せるようになってきた息子に、嬉しさと期待を感じています。
同じように英語を聞かせている娘は?
そして今回、改めて面白いなと思ったことがあります。
実は、0歳から英語を聞かせながら育てているのは、息子だけではありません。
娘(息子の妹)も同じように、英語を聞かせながら育てています。
ところが……
娘は息子とは全然違います。
娘は言葉の発達がかなり早く、1歳半健診は難なくクリア。
そして今のところ、日本語の方が圧倒的に得意です。
同じ家庭で、同じように英語を聞かせて育てているのに、こんなにも違うんだなと驚きます。
もちろん、兄と妹で性別も違いますし、年齢も違います。
でも、今回の心理相談を受けて、
「バイリンガルだから言葉が遅い」だけではなく、子どもの性格や個性も大きいんだな
と実感しました。
バイリンガル育児だからこそ、長い目で見守りたい
小児科の先生からは、「今の英語力はすごい」と言っていただきました。
一方で、今回の心理相談で、保健師さんからは、
「今後、日本で生活していくなら日本語を第一に」
「言葉だけで理解する力も伸ばしていきましょう」
という具体的なアドバイスをいただきました。
さらに、「一人遊びが得意」という息子の性格も、言葉の発達に関係している可能性があると分かりました。
これまで私は、
「バイリンガルにしているから言葉が遅いのかな?」
とばかり考えていました。
でも、実際にはもっといろいろな要素があるんですね。
まだまだ同年代の子には追いついていませんが、息子なりに少しずつ話せるようになっています。
焦らず、でもできることはやりながら、これからの成長を見守っていきたいと思います。
もう一度、心理相談を受けることに
保健所の心理相談は、希望すればもう一度受けられるとのこと。
せっかくなので、数か月後に予約を取ることにしました。
次回、息子がどのくらい成長しているのか。今からちょっと楽しみです。
バイリンガル育児は、目先の「今、何語話せるか」だけを見ると、ついつい周りと比べて焦ってしまいます。
でも、息子の場合はまだ3歳。
これから長い時間をかけて、日本語も英語も使えるようになってくれたらいいなと思っています。
焦らず、息子の個性も大切にしながら、バイリンガル育児を続けていきたいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました![]()