今日は新しいひょうたんぼの「2/26復田☆DAY」でした
「ひょうたんぼ」は、2006年から去年まで、「損保ジャパンCSOラーニング制度」に参加している大学生・大学院生および、そのOBOGを中心に、損保ジャパンの社員・家族も一緒に、アサザ基金の職員の指導のもと稲作を行ってきた田んぼです。
「ひょうたんぼ」では農薬を一切使わず、人の手で全てを行う昔ながらの方法で稲を育ててきました。
そのため、トンボやカエル、ホタルなど生きものがいっぱい暮らしており、霞ケ浦の水源地(谷津田)の保全も担ってきました。
みんなの想いが、安心安全の美味しいお米はもちろん、豊かできれいな水、霞ケ浦流域の美しい自然環境を作り出してきました。
ひょうたんぼの想いをついで、2011年度からは牛久市の遠山町にある谷津田でお米作りを行います。
新ひょうたんぼは、遠山の谷津田の一番奥に位置し、霞ヶ浦の西にある牛久沼の水源地となっています。
20年以上も耕作が放棄されてしまったこの場所を、かつての活気ある谷津田にするために、いろんな「つながり」を作りながら、お米を作っていこうとするプロジェクトが新ひょうたんぼプロジェクトです。
ひょうたんぼに引き続き、新しい田んぼでも無農薬・無化学肥料の自然農法でお米を栽培します。
自然農法では、農薬を使わないので、田んぼでたくさんの生きものが暮らすことができ、生きものや雑草の力を借りて安心で美味しいお米を作ることができます。
谷津田とは、谷地にできた田んぼのことで、新しい田んぼの周りは水田や谷を囲む雑木林など多様な環境があり、もともと多くの生きものが暮らしています。
田起こし、田植え、草取りなどの作業を、生きものと相談しながら行い、手作業でたがやし土をいつくしむことで、生きものをはぐくむ豊かな谷津田が広がっていきます。
新ひょうたんぼにはホタルも生き残っているので、夏にはホタルが飛び交う幻想的な風景をみることができるかもしれません。
かっぱも出てくるかも!?
新ひょうたんぼでとれたお米は、小美玉市にある大形屋商店でせんべいになります。大形屋さんは小美玉市で先祖代々続く佃煮屋さんを営んでおり、霞ヶ浦でとれるエビや魚を佃煮の材料として使っていました。
ところが、霞ヶ浦ではザザエビの密猟が行われており、それを知った大形屋さんは、密猟ではない真面目な漁師がとったザザエビのみを使ったえびせんべいを作り、せんべいを通して社会にアピールすることで密猟を阻止しようとしました。
このせんべいは、原料に一切添加物を使わず、また包装などは近くの福祉作業所のみなさんが行っています。
復田をきっかけとして、田んぼをフィールドとした新たな物語が始まっていきます。その物語は、風味の花々をえがく物語。
私たちが忘れてしまった本物の「味」には、「口」の中に入れると「未来」を描くことができる不思議な力があります。
その不思議な力の源、「味の種」はみなさんの中に眠っています。
みなさんそれぞれがどんなことをしていきたいか。どんなことが必要だと思うか。種が芽を出し、花を咲かせたとき、花々の香りが混ざり合って新たな風味を作り出します。
「味」と「味」が出会うことで、「風味」がかもし出され、風にのり、新たな「味」と出会うことで、地域の未来をえがく新たな流れとなって広がっていきます。
いろんな人や自然、生きものと出会うことで、新しい自分を見つけながら、新ひょうたんぼの物語を、共に描いていきましょう!
とまあ長くなりましたが、これが新ひょうたんぼで、今日の復田イベントには本当に多くの方々にご参加をいただき、とても楽しくお米を1年間かけて作ることができそうです
ひょうたんぼの方は、こっちのブログで発信していくので是非チェックしてください(´0ノ`*)
「ひょうたんぼ活動報告」
http://hyoutanbo.blog9.fc2.com/
〈2011年度スケジュール(予定)〉
田植え:5/14(土)予備日15(日)
草取り:*形式は検討中ですが、昨年度と同様の1泊2日の場合
(また、今年は草取りは1回で大丈夫と思われるとのことです)
6/25(土)-26(日)予備日7/2-3
稲刈り:9/17(土)予備日18(日)
脱穀 :10/1(土)予備日2(日)