2017年10月10日(火) 16:40-20:05/フロンタウン鷺沼

 

10月9日に藤沢の秋葉台で行われた中学生の試合を観戦に行かせていただきました。双眼鏡で生徒たちを探しながらの観戦となりましたが、多くのラグビーパークの生徒のプレーを見ることができました。

 

誰が試合に出ているかわからないので、試合後にヘッドキャップを脱いで、初めて試合に出ていたことに気づいた生徒や、今週の練習時に話しをしたら「自分も出てました!」と報告されたり・・。

 

今回、見られなかった生徒たちの試合は、また時間を見つけて観戦に行かせていただきます。

 

日頃のラグビーパークの練習では生徒たちのフルコンタクトのプレーを見れないので、試合に行くと新しい発見がたくさんあります。

 

体格の小さい生徒が実は強烈なタックラーだったり・・・・、ボールハンドリングが苦手な生徒がオーバーなどの献身的なプレーでチームに欠かせない存在であったり・・・。

 

ラグビーパークは平日の夕方の練習ですので、色々とメニューに制限が出てしまいますが、これからも、それぞれの生徒たちの個性に合わせたアドバイスをして行きたいと思います。

 

10/15は相模原横山公園の試合を観戦する予定です。

 

 

■3・4年生クラス
今日は3年生への教育的指導が多い日となりました。毎年のことですが、学年的に仲間とラグビーを楽しむことの意味を理解できている生徒と、ただ友達と好き勝手にふざけることを求めてしまう生徒が混在します。

 

ラグビーパークの練習は楽しみながらラグビースキルを身につけるメニューを考えているので、もしかすると日頃のラグビースクールのとき以上に幼さが出ていることもあるでしょう。

 

恐怖で静かにさせるなどのアプローチをラグビーパークではしません。今、起こっている問題をしっかり頭で理解させて、行動を変化できるように地道に指導します。

 

20回のレッスンが終わり、良い意味でリラックスした状態になり、生徒の素の姿が見えて来ています。ここから指導が始まると思っています。

 

今の小学4・5・6年生や中学生は、小学3年生が抱えている問題をクリアーして今に至ります。彼らも、私から楽しむことの意味や、仲間の時間を無駄にしないこと、そもそも、なぜラグビーパークに参加しているのか?参加したいならラグビーパークの指導者の話を聞く、そして集団として行動する上でのルールを守ることなど、色々と話をして、行動が変化し、今に至ります。よって、今の3年生の行動についても深刻な問題であるとは考えていません。ただ、例年に比べて幼い生徒が多い傾向にはあるので少し時間が必要かな?と言う感じです。

 

ラグビーパークアカデミーはラグビーのスキルレベルで入会の制限をつけることはしていません。初心者でも受け入れます。ただラグビーが上手になりたい、ラグビーパークで指導を受けたいという気持ちがあることが参加する上での条件です。

 

本人に上記のような気持ちがなく、なんとなく参加している生徒は、活動の中での行動がとても自分勝手になる傾向があります。それですと我々からラグビーではない教育的指導を受け続けることになります。

 

アカデミーはプラスアルファーで参加する場所ですから必ず参加しなければならない義務教育の学校のような場所でもありません。よって、私としても、あまりにも自分勝手な行動や発言をする生徒には、とても冷静に「ラグビーパークに来たいならコーチの話を聞く。そしてルールを守る。聞くつもりがないなら来ない。どちらかだよ?」と声をかけています。来るけど、話は聞かない、ルールは守らないと言うことでは筋が通っていません。厳しいようですが、自分の行動に責任を持つことは小学3年生にも理解させて行くことが、彼らの将来にとって大事だと私は思っています。

 

今後も必要があれば、私からも生徒たちにラグビーパークに来ている意味の問いかけは続けます。ぜひ、ご家庭でも、今一度、ラグビーパークに参加することの意味について話をしてみてください。

 

1、ボールハンドリング

2、コンタクトバックスペースラン(1on1)

・コンタクトバックスペースラン(2on1)

3、ゲーム5対5

2、ゲーム4対4

 

■5・6年生

先週、ベンさんが行ってくれたメニューを今日も実施しました。運動量も多く、パスからサポートなど色々と学べるメニューなので、今後も続けたいと思っています。その後のゲームでは学年別にチームを作りました。最近は5・6年生をミックスさせていましたが、5年生は5年生同志でチームを作ることの方がリラックスできるのでしょう。とても楽しそうにプレーしていました。

 

1、ボールハンドリング

2、2対1→3対2→5対2

2、ゲーム(4対4)リアクション

 

■中学生

最近、生徒たちに「実るほど首を垂れる稲穂かな」と言う意味合いの話をよくしています。ラグビーパークの生徒の中には同年代の中で目立った活躍をしている生徒もいます。私としては、そんな生徒たちが、謙虚さを忘れて偉そうにして、自ら将来の仲間を減らして行く姿は見たく無いと思っています。ラグビーのレベルに関係なく、頑張っている人や、真面目に練習している人、他者の気持ちを考えられる人、そう言う人が、本当の意味ではかっこいい!と言うことを理解し、おごらず、謙虚にラグビーを極めていって欲しいと願っています。

 

1、ベンさんメニュー

・3対2(パステクニック)

・3人50回パス

・ハンドオフ1対1→2対1

・2対1→3対2→5対2

2、ゲーム(ワイド)

 

メインコーチ 川合
アシスタントコーチ 須方 小森 佐藤