2014年3月12日(水) 17:30-19:00/YC&AC(横浜)

横浜クラスも残り2回。
今日は天候にも恵まれ、屋外での練習ができました。

このクラスも、数名の生徒がラグビーパークから巣立っていきます。
ラスト1回の練習!!
練習の残り1秒まで大切に指導したいと思います。
(川合)


【中学生クラス】
練習メニュー
1、フリー&ストーン(ボールタッチ)
2、スマッシュランニング
3、ファクショナルストレッチ
4、ダウンパス2対1(20秒)
5、パススタート3vs2
6、アタックチョイス3vs2
7、カラーターン3vs2
8、5vs5

今日は、参加がとても少ない日でした。来年は6年生が中学生クラスに上がってくるので、こんな少人数での練習は、最初で最後だったかもしれません。コーチの方の中には、少人数だと練習が盛り上がらないんじゃないか?と言う人もいますが、私は、むしろ少人数の方が、コーチとして一人一人に指導ができるので、人数が少ないと嬉しかったりします。生徒達も「ラッキー!!」という顔をしていましたね。

担当コーチ:川合レオ

【小3-6クラス】
■今日のメニュー
①abduction game、ブレイン&フィットネス
②ストレッチ
③distraction 3対3
④カウンター3対2
⑤上級生:6対6/下級生:3対3
④ストレッチ

ウォーミングアップ開始直前に、6年生のRくんが、同級生のKくんの体に圧し掛かり、痛い思いをさせるという出来事がありました。
Rくんは、この2,3年、ものすごい勢いで成長し、プレーヤーとしてとても高いスキルや意識を持つようになりました。
一方で、楽しいことが大好きで、時には自分のいたずら心を抑えることができずに、周りに迷惑をかけてしまうことがあります。
もちろん、そういった人間性の部分も大きく成長してきた彼ですが、今日は悪い形でその部分が出てしまったのでした。

人間には、大人にも子どもにも、誰にも「いたずらをしたい気持ち」や「ちょっかいを出したい気持ち」がある。
でも、それを自分で抑えることができなければ、周囲に迷惑をかけてしまう。
周囲に迷惑をかけてしまうと、周りの人々を困らせるだけでなく、自分自身のチャンスや信頼を失っていくことになる。
もうすぐ中学生になって、その先には様々な戦いの場と、「チャンス」が待っている。
そのチャンスを自分でつぶしてほしくないから、自分の弱い心に自分で勝つことができるようになってほしい。

そういった話を、1対1で時間を取ってしました。
私が彼と一緒にレッスンできるのも、あと数回しかありません。
その間に、彼に何とかこのことを伝えたい、そんな思いもありました。
彼も、頭ではわかってくれたと思いますが、たいていは無意識でやってしまうことなので、これから先、長い戦いが待っていることと思います。
彼が、自分の弱さとの戦いに負けずに、これから先も大きな成長とともに良いチャンスもつかみ、充実した人生を送っていけるように、心から祈っています。

なお、今日はたまたまテーマとなったRくんを題材に書かせてもらいましたが、同じことが、多かれ少なかれほとんどの子どもたちに当てはまります。
きっかけがあるごとに、それぞれの生徒、または全体でこういう話はしてきています。
年齢が上がるとともに、また、様々な経験を経て、みんな少しずつ変わっていきます。
個人個人の性格がみんな違うので、成長や変化にも個人差があります。
「いたずら心」以外にもたくさんの弱い心と戦っていかなければなりません。
弱い心を持たない人間なんていません。
それぞれの生徒たちが、これから先も、様々なハードルを乗り越えるために、自分としっかり向き合うことのできる、弱い心に負けない人間となっていけるよう、心から祈っています。

担当コーチ:林拓司
アシスタント:Roy Yorke