2014年3月1日(水) /YC&AC(横浜)
2014年3月2日(水) /保土ヶ谷公園(横浜)


先週末、6年生の大会であるファイナルカップを観戦させて頂きました。
会場では例年同様、ラグビーパークご父兄や、大人パークに参加して下っている方など、多くの方から、お声掛けを頂きました。ありがとうございました。
タクコーチは、体調不良で観戦できず、とても残念がっておりました。

2日目は天候には恵まれませんでしたが、大会を支える多くの関係者の方々や、参加している子ども達のエネルギーに溢れた素晴らしい空間でした。大会関係者の皆様のご尽力に敬服いたします。

■これからも「前進」しましょう!!
2日間、色々なドラマを観戦させて頂きました。
・初日に素晴らしいゲームができたけれども、2日目は、ちょっと元気がなかったチーム。
・2色のジャージで協力しながら戦っているチーム。
・初日で負けてしまったけれども、2日目で立て直したチーム。
・勝利が手に入らなかったけれども、トライされるたびに円陣を組み、最後まで戦い続けたチーム。
・全力を出し切りながらも、あと30㎝の攻防で勝利を逃したチーム。
・決勝の舞台に立てたチーム。
・優勝を味わうことができたチーム。

私自身は、ほとんどの試合で、常に両チームにパークに生徒がいるので、どちらのチームを応援するということでは無く、一人一人の頑張っているプレーヤーたちを応援していました。

とは言え、悔しい顔をしているパークの生徒を観ると、「勝たせてあげたかったな~」と思うことは多々ありました。そう言いながら、喜んでいる生徒を観ると、「良かったな!!」という気持ちにもなりました。

アカデミーのコーチという立場になって4年になります。
この矛盾した感情は上手く表現できません。試合の勝敗というよりも、試合を通して、今後の人生に活きるような色々な経験をして欲しいなと思いながら観戦しています。

悔しい結果であった生徒には、それが必ず、みんなの将来の財産になるから、心配しないで前を向いて前進するのだよ!と心の中で声をかけています。嬉しい結果を手にした生徒には、ここで止まらずに前進するのだよ!と思っています。

■個性を伸ばすことの大切さを再確認
ヘッドキャップをかぶって、チームのユニフォームを着ていると、試合開始直後は、パークの生徒達を見つけることができません。ただ、パークでのステップや、走り方、パスフォーム、キックフォーム、たたずまいなどを思い出しながら、しばらくゲームを観ていると見つかります。試合に出ていない時は、生徒を探し続けてしまうので、とても混乱しましたが・・・。

生徒を見つけた時は、一人一人に個性があることを確認する瞬間でもあります。同じような体格、同じジャージ、同じヘッドキャップをかぶっていても、当然ながら、動作に違いがあります。

私はアカデミーのコーチとして、その個性を大事にしながら、それぞれに合ったアドバイスや、指導をしなければいけないのだと、試合を観戦しながら再確認させて頂きました。

■6年生のみんなへ
6年生たちは、しばらくしたら、中学生。グランドもフルフィールドになります。ミニラグビーとは違ったラグビーの魅力も生まれるでしょう。それぞれのペースで、自分を成長させることを楽しみながら、前進しましょうね。

■6年生のご父兄の皆様へ
応援させて頂き、ありがとうございました。自分の子どもを応援するような気持ちで、試合観戦を楽しませて頂きました。ラグビーパークとしては、今後も、微力ながら、彼ら、彼女らの、新しいステージでの精神的な成長、プレーヤーとしての成長をサポートさせて頂きたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

川合レオ