2013年11月6日(水) 17:30-19:00/YC&AC(横浜)

11月にふさわしい空気感の中での練習でした。
近年、季節に関わらず暑かったり、寒かったりするので、自分の経験の中にある季節の空気感を感じると、何かほっとします。


週末の日本代表とNZ代表の試合は色んな意味で楽しかったですね。
こんなにも日本中のラグビー関係者が観戦を楽しみにしていた試合は無かったのではないでしょうか?

世界ナンバー1のチームに、どれだけ日本代表が戦えるのか?
試合前は期待と不安もありましたが、試合開始の20分間は、期待以上の日本代表の健闘もあり、皆さんも、日本代表の成長を感じたのではないでしょうか。
その後は、ご存じの通り、個々の判断力や、基本プレーの精度、タフさなど、チームの戦略、戦術や、メンタルな部分だけでは解決できないレベルの差が出て、結果的にノートライで試合が終了。
日本代表の成長に喜びを感じると共に、この先のステージに上がるには、日本代表の選手たちの短期的な強化だけでなく、長い年月をかけて、かなり地道なことを日本ラグビー全体として改善して行けなければいけないのだろうな~なんてことも感じました。


今の日本代表は、過去の日本代表のチームの中で、一番、厳しい練習をしています。
それもあり、チームとしてのまとまりも素晴らしく、気持ちで相手に飲み込まれるようなことは無いでしょう。
試合を観ていると、彼らが日本のラグビープレーヤーの代表として、プライドを持って闘っている気持ちがヒシヒシと伝わってきます。
次はスコットランド戦です。
世界一ナンバー1のチームとの距離は確実に近づいていました。
さて、世界ランキング9位のチームには、どれくらい近づいているのか?もしかしたら、追いついているのか?など、など、期待と不安を含めながら、我々の代表である日本代表の選手たちを、これからも応援して行きましょう!!
(川合)


【中学生クラス】
練習メニュー
1、サークルパス&サポート
2、双方向パス
3、パス&サポート
4、ヒット&リップ&ガット
5、ファンクショナルストレッチ
6、5対5
7、セルフストレッチ

先週はキックの練習をしましたが、オールブラックスのプレーヤーが、お手本のようなプレーを見せてくれたおかげで、より深く理解できたのではないかと思います。
NZなどではラグビーの試合が常にテレビで流れているので、若いプレーヤーにとって、イメージトレーニングという意味で凄く効果的なのだと思います。
日本では難しいですが・・。
今回のNZ戦については、すべての生徒が試合を観ていたので、鷺沼クラス同様、とても指導での言葉がけがやりやすかったです。

ラグビーのゲームでは、無限にある状況の中で、その時々で最善のプレーを選択しなければなりません。
オールブラックスが、日本代表のラインディフェンスが強いと思ったら、裏へのキックを用いたようなことも、素晴らし修正力であり、判断力です。

今日は、それらの重要性を伝えるような練習をしました。
新しいメニューを導入すると、当然ながら、最初は混乱します。
ただ、それを短時間で修正し、練習の意図を含めて、正確に行えることが大事になります。
ラグビーの試合中に相手の状況に合わせて修正することに似ています。
予想通り、ミスが多発しましたね。
ここでミスをしなくなれば、本物に近づいていきます。
引き続き、頭も、体も使いながら、色々と勉強して行きましょう。

担当コーチ:川合レオ


【小3-6クラス】
■今日のメニュー
①パス・パス・ゲーム
②ストレッチ
③連続2対1
④上級生:5対5/下級生:3対3(SHコーチ)
⑤ストレッチ

最後のタッチゲームで、人数の足りない5年生チームの助っ人を6年生から募集しました。
ただの助っ人ではなく、実力の違う他の6年生チームに対して良い戦いができるよう、5年生たちをリードして、自分自身もいつも以上に献身的にプレーする、というかなりハードルの高いテーマつきです。
ただ一人、自ら挑戦を申し出てくれたYくん。
能力も高く、普段からゲームメーカーとしてプレーする彼ですが、他の6年生チームもとてもレベルが高いので、5年生を率いて6年生を倒すというテーマには、かなり苦戦しているようでした。
それでも、決してモチベーションを下げることなく、彼なりにチームのための努力を重ねているようでした。
あまりない機会ですが、良い経験になったと思います。

レッスン後、保護者の方から、対外試合においてしばらく負け知らずだったお子さんが、先日の県大会で試合に負けたというお話しをお聞きしました。
負けから学ぶことはとても大切です。
困難に立ち向かう機会は、人をとても成長させてくれます。
そういう経験をこのタイミングでできたことを、お父さんも喜んでおられたようです。
私も、彼らのチームは県内でかなり強いと聞いていましたので、そういう経験ができたことを喜ばしく思いました。

これから先も、様々な壁にぶつかり、それを自分の力、また、仲間と力を合わせて乗り越えていったときに、真の力が付いていくことでしょう。

蛇足ですが、彼らを倒した相手チームには、ラグビーパークの仲間たちがいたそうです。
よきライバルに恵まれて、お互いに幸せですね。

担当コーチ:林拓司
アシスタント:武藤さくら