2013年1月7日(月) 17:00-20:00/ミズノフットサルプラザ藤沢

2013年最初のレッスン。
楽しいお正月を過ごしてきた子どもたちの笑顔がはじけます。
今年もきっと、たくさんのはじける笑顔や、「本気」を知り始めた真剣なまなざし、悔しくって食いしばる口元や、達成感が生み出す微笑み、、、
色々な顔に出会えることでしょう。
今からわくわくしています♪


さて、ここでちょっとお知らせです。
文科省の「ワールドカップ普及啓発事業」の一環として、日本ラグビー協会が実施する「放課後ラグビープログラム(モデル事業)」を、ラグビーパークがお手伝いさせていただくことになりました。
期間は2013年1月18日~3月21日、3ヶ月限定ですが、木曜か金曜日の放課後に、神奈川県藤沢市のミズノフットサルプラザで、無料のラグビー教室が開催されます。
対象は小6~中3、川合がメインコーチを務めます。
詳しくはwww.houkagorugby.infoをご覧ください。
(林)


【小学生クラス】
■今日の練習(4年生以下中心)
1、キックパスゲーム
2、ストレッチ
3、2対1+1・straight、2対1・circuit/1・2年生はここで終了
■今日の練習(5年生以上中心)
1、ストーン&フリー
2、バリエーション オブ スタイル パスゲーム
3、キックパスゲーム
4、1対1 ゲート突破
5、スキップランパス
6、ナンバー2対1
■合流後
7、4体4、5対5、ワイド
8、ストレッチ

初めての子も多かったキックパスゲーム、慣れないことも、ポイントをつかんで、何とか成功させたいと夢中で挑戦し続けるうちに、驚くほど上達していくのがわかります。
またやりましょう♪


話しは変わって、最後のタッチフット形式のゲームでのお話し。
下級生グループはめったにやらないチーム分け。
Aスクールに通う4年生チーム。
Bスクールに通う4年生中心チーム。
3年生5人組チーム。
4年生チームは4人、3年生チームは5人というハンデはありましたが・・・・・
何と結果は3年生チームの全勝!(実はコーチを助っ人で入れて4年生が5人だった時も^^;)

不思議がりながら悔しがる4年生。
ゲームを終えて最後に一言。
「何が違ったかわかるかな?
コーチは一つ、大きな事に気がついたよ。
4年生チームは、お互いに文句ばっかり、3年生チームは一言の文句も出ないで、ずっとプレーに集中してた」
これを聞いて苦笑いの4年生たち。
「でもね、半年前は、3年生もひどかったよね!?」
ニヤ~っと笑う3年生たち。
「実はね、ここに大きなヒントが隠されてるんだ。
今日はもう時間がないからここまでにしとくけど、また一緒に勉強していこうね」

実は、4年生のほとんどが、ラグビーパークに入学したてのメンバーだったので、3年生メンバーがどのような道をたどって今のようになったかはわからなかったと思います。

3年生たちの成長をとても感じた良いゲームでした。
正解か不正解かは別として、パスをするところと自分でいくところの判断がありました。
周りを見ることができました。
仲間の声を聴くことができました。
仲間のミスをフォローすることができました。
チャンスと見たら思い切って攻めることができました。
ピンチと思ったらみんなで必死に守りました。
パスをつないでウイング(一番外側の選手)の子が抜いたと思ったら、ハーフ(停滞したボールを仲間につなぐ役)の子が自分で相手のすきを突いてトライを取りました。
終了の笛が鳴るまで、集中力が途切れませんでした。
・・・・・褒めすぎかな(^^;)

「とにかく自分がボールを持って走りたい!」しか考えていなかった子たちが、よくも成長してくれたものです。
レフリーをしながらとても嬉しく思いました。
どの練習が何につながっているか、という再確認にもなりました。

各スクールでのご指導も着実に実を結んでいることと思います。
それぞれのラグビースクールさんにしかできないことがたくさんあって、ラグビーパークだから(フォロー)できることもあって、それらがバランスよく子どもたちの支えとなっていければ、本当に幸せです。

パークに入学したての4年生たちへ。
みんな、一人一人が、これまで育ててきた大切な能力を持っているね。
これから、ラグビーをできる回数も増えて、いっぱい上手になれるね。
君たちにたくさん伝えたいことがあるけど、あせらずにじっくりと勉強していこう!
 (林)


今日は1対1の動作を身につけるアクティビティーから、実際のラグビーの駆け引きに近い状況での1対1をメインに行いました。

また、合流後の5対5のタッチゲームでは「流れるなよ!!」とゲーム中に威圧的に仲間に声を出している生徒が気になったので、下記のような少し話をしました。

「もちろん、ストレートランすることが大切な場面もあって、その時に仲間が流れて走ってしまうことで、自分の思い描くプレーができないこともあります。
ただ、ラグビーの動きは、流れることが100%間違ったプレーではないこともあります。
もし、ゲーム中に、自分の仲間が流れて走ってしまったら、その動きを利用して、クロスに入ったりするなど、仲間が流れたことに対応する動きを考えることに自分の気持ちを切り替える気持ちが大切です。
流れてしまったプレーヤーに、「流れるなよ!!」と叫んでも、ゲームは進んでいますから、流れてしまった動きを修正することは、できません。
一つのプレーが切れた時に、「さっきのところは、流れないでくれた方が、トライしやすかったよ!」と伝えてあげる方が、気持ちよくゲームが進んで行きますよ」

そんな話をした後のゲームは、みんなが、自分の仲間のどんな動きにも臨機応変に対応することに集中していて、威圧的な声掛けもなく、チームワークよく、素晴らしゲームができました。

もちろん、状況によってはストレートランは大事なので、引き続き練習しますが、いざ、ゲームが始まったら、仲間の動きに臨機応変に対応して、チームとして前進する為に必要な動きをすることに100%集中する方が大切なことなのです。
こういったメンタルな部分についても、引き続き、指導して行こうと思います。

この点を理解できると、彼ら自身も、仲間の動きに左右されず、常に考えることを楽しんでプレーできますし、思い通りに動いてくれない仲間の動きにストレスを感じて、威圧的な声を出すのではなく、その動きも利用して、何かしてやろう!という楽しさも感じるようになりますからね。
 (川合)

担当コーチ:林拓司/川合レオ


【小5・6/中学生/高校女子クラス】
■今日の練習
①ワンハンド・タッチフット
②ファンクショナル・ストレッチ
③5年生:新春カウンターアタック大会
 6年生以上:ストーン&フリー、バリエーション オブ スタイル パスゲーム、
 キックパスゲーム、スキップランパス、ストレス2対1
※6年生以上は、通常の2対1の練習を状況判断の部分にストレスをかけて行う練習をしました。
2対1も、まだ、まだ、奥が深いトレーニングです。引き続き、様々なスキルを身につけましょう。 (川合)
④4体4、7対7
⑤ストレッチ

俗にいう“お正月気分”がまだ抜けてなかったかな。
2週間前の2012年最後のレッスンに比べて、格段に集中力の落ちていることが少し残念でしたが、またすぐに取り戻して、どんどんと進化していってくれることと思っています。

昨年はそれぞれに本当に大きな成長の見られた一年でしたが、このクラスに関して言えば、今年はまた違った成熟度を見せてくれるような予感がしています。

成長のスピードは、速まったり、遅くなったり、人それぞれ。
だけど、欲の深い私たちです。
一人残らず全員が、自分の心、自分の力によって、自らの殻を破って大きく成長する姿を、とってもとっても見たいのです。
そのためには、私たち自身も成長し続けなければなりませんね!
自分が破るべき殻さえまだちゃんと見えていないおじさんですが、悪い見本にはならないように、せいいっぱい、心と力を尽くしていきたいと思います。

改めて読み返した、ラグビーパークのホームページにあるコーチングポリシーより、「9つの約束」を心に刻んで、2013年のスタートとさせていただきます。 (林)

担当コーチ:林拓司/川合レオ



【9つの約束】
<ラグビーパークのコーチは・・・・>

 他者との比較で君を評価するのではなく、君自身の成長を大切にする

 君たち全員に対して常に公平であろうとする

 君を怖がらせる人間でもなければ、気やすい友達でもない

 君と過ごすすべての時間において、君の幸せ(安全・意欲・成長)を第一に考える

 君に答えを押し付けず、自分で考え、自分で答えを見つけ出すチャンスを大切にする


<君の素晴らしい将来の為に・・・>

 君が他者に嫌な思いをさせることを許さない

 君の甘えやわがままを受け入れない

 君が自ら伸びようとする気持ちを最大限応援する

 君が意欲をもって臨むラグビーパーク以外のすべての活動を応援する