2012年11月28日(水) 17:30-19:00/YC&AC(横浜)

秋の大会シーズンを終え、試合に忙しかった選手たちは、どこかほっとして気が抜けているような雰囲気が感じられました。
いくつもの試合を経て、嬉しい思いや悔しい思いをたくさんしたことでしょう。
そういった思いはみんなを一回りも二回りも成長させてくれたかな。
この経験を活かすのも活かさないのも、すべては今後の自分次第ですね。


先日、レオコーチがリポートの中で触れていましたが、海外からのお問い合わせで、ラグビー部の無い学校に入学する高校生から、彼がプレーできるクラブを紹介してほしいというものがありました。
確かに、日本では、部活の無い学校に通いながらラグビーをプレーすることは、高校生にとっては、とても難しいことのようです。
(もちろん、中学生にも厳しい環境です)
海外のラグビー先進国のように、地域という枠組みでのクラブがあまり存在しないからだと思います。
自分の所属する学校以外の学校でプレーすることは、基本的にできないようです。

まずは彼にその事情を説明し、①入学する学校でラグビー部を起ち上げる、②試合には出られないけど地元のシニアクラブでプレーする、③転校する、などの選択肢があることを伝え、その上で、こちらでも少し調べてみたいから少し待ってほしいと伝えました。

そしてお電話させていただいた福岡県ラグビーフットボール協会さん。
・・・・・さすがラグビー王国福岡!!
なんと、部活に所属できない高校生のためのクラブが存在していました!

ラグビースクールでラグビーに出会い、厳しい環境の中でも中学でも頑張り、10年近くラグビーに親しんできたのに、高校にラグビー部がないから泣く泣くラグビーとはお別れ・・・という悲しい事態から救ってくれるクラブです。
福岡ユースラグビーフットボールクラブさん、本当に素晴らしい活動ですね!

「たとえ試合に出られなくても、ラグビーがプレーできるのならシニアクラブでもいいから参加したい」と、とにかくラグビーが大好きな彼に、このクラブのことを伝えるととても喜んでいました。
こういったクラブが日本全国に増えていくといいですね。

最後になりましたが、協会の方にも、クラブの方にもとても親切に対応していただきました。
どうもありがとうございました。
(林)


【小6/中学生/高校女子クラス】
横浜クラスに所属する中学3年生と話をしていたら、それぞれのスクールの試合も終わり、高校生になるまでラグビーの試合はないそうです。
話を聞いたときは、「え!!4か月も試合ないの?」と言い返してしまいましたが、よく考えてみると、私の中学3年生の時も同じような状況でした。

日本の中学生は、基本的にリーグ戦が導入されていますが、それでも、短いチームだと、公式戦のラグビーシーズンが3か月程度。
エリートの選手や、勝ち進んでいるチームは、まだ、シーズン中ですが。

先日、中学3年生のパークの生徒の試合を見て、プレーへのアドバイスをしたいな~と思っていたのですが、そのアドバイスを試合で改善する場が4か月後・・・という現実に複雑な気持ちになりました。(もちろん、アドバイスはしますが!)

ラグビーパークで指導してあげられること、経験させてあげられることには限りはありますが、彼らが高校生になるまで、少しでもレベルUPできるように引き続き、指導してあげたいと思っています。

練習メニュー
1、ターゲットキックゲーム
2、キックパスゲーム
3、ファンクショナルストレッチ
4、パスタイムバトル
5、ナンバー3対2
6、5対5模擬ラック

担当コーチ:川合レオ


【小学生クラス】
■今日のメニュー
①1対1・ランダムバトル
②ストレッチ
③パスタイムバトル
④5対5(模擬ラック形式)、4対4(3・4年生)
⑤ストレッチ

藤沢クラスに在籍している3年生の男の子が、Wクラスにチャレンジということで体験に来てくれました。
実は、この横浜クラスには、藤沢や鷺沼クラスにも通っている、Wクラス生が(小学生だけでも)7名います。
一時は3クラスすべてに通うという強者もいました(^^)

パークのクラスは、3クラスとも同じポリシーをもって運営していますし、基本的に目指すスキルの方向性なども同じですが、グランド環境や集まる生徒によって、3クラスは全く違う顔を持っているといっても過言ではありません。
Wクラス生には、それぞれのクラスの良いところをどんどん吸収していってほしいと思っています。

それにしても、週末のスクールに加えて平日に2日もプレーする子どもたち。
海外のラグビー大国と変わらないようなライフスタイル、本当に幸せですね。
そのありがたみがわかるかなあ。。
お父さんやお母さん、家族の皆さんへの感謝の気持ちを忘れないようにしてほしいなぁ(^^)

担当コーチ:林拓司