2012年5月16日(水) 17:30-19:00/YC&AC(横浜)

今日の横浜クラスもすがすがしい天候の中で練習を行うことができました。

最近、気になっていることで、まだ、深く指導出来ていないことがあります。
すべての生徒ではありませんが、ボールが転がって、仲間にボールを取ってもらった時に、「ありがとう」という一言が言えていないシーンです。

我々がそういう場面に遭遇した時は、「何か忘れてないか?」と一声かけるようにしています。
「ありがとう」は、これから、生徒が成長し、新しい仲間でチーム活動をして行く際や、他者と人間関係を築いていく上で、大切な言葉ですし、大切な気持ちです。
言葉だけの問題でのなはなく、仲間への感謝、お父さんお母さんへのラグビーパークに参加できていることへの感謝、平和にラグビーができていることへの感謝なども感じられる選手になって欲しいと思います。

これから大人になって、試合中に本当に苦しい場面に遭遇した時には、自分一人のラグビーへの情熱だけではクリアーできない場面もあるかもしれません。

そんな時は、支えてくれる人たちへの感謝の気持ち、試合に出れないのに一緒に練習に取り組んでサポートしてくれた仲間への感謝気持ちなどをエネルギーに変えて戦う必要があるときもあります。

ただ、そのエネルギーを使うには、そもそも、感謝の気持ちを感じ取れるだけの感受性が必要です。
簡単な事ではありませんが、機会があれば、少しずつ、伝えて行ければと思います。


【小6/中学生/高校女子クラス】
今日は、少しハードなトレーニングを一種目やりました。
その際に、「俺は3本やったから休むとか、休まないとか・・・・」
そんなやりとりが聞こえて来ました。
とは言え、別に極端に嫌がっている感じでもないので、恐らく、つらい練習に積極的に参加する意思を仲間に伝えるのが優等生っぽくて、恥ずかしいと感じているような印象を持ちました。

それは、大間違いであることを伝えました。
また、今日は、最後のタッチフットで、すべての生徒を学年に関係なくミックスしてゲームをしました。
ゲームの前に特に中学生には、「学年が違う仲間、能力に違いのある仲間に対して、どのよな声を掛け、チームとして一つになって戦えるかを考えよう」というテーマを出しました。
みんな意識しながら、それでいて、それぞれが真剣に戦っていました。
学年の違う仲間と活動するのは、ラグビーパークの特徴の一つであり、その中で協力する気持ちや、思いやりの気持ちも学んでくれればと思っています。

練習メニュー
1、キックパスゲーム
2、ストレートラン2対1連続サーキット
3、ファンクショナルストレッチ+X腹筋
4、スピンランパス
5、ダイアモンドパス
6、1分間リロードゲーム(4対4)
7、ゲインラインアタック(3対2)
8、タッチフット(4対4)

担当コーチ:川合レオ


【小学生クラス】
■今日のメニュー
①超せまサンドイッチパス(ショルダーターン習得に向けて)
②ストレッチ&アジリティ
③キックダッシュ3対2
④リロード2対1・3対2
⑤4対4、3対3
⑥ストレッチ

最近、藤沢や鷺沼クラスで中学生と一緒に練習するようになったメンバーを中心に、5年生たちの成長が目立ちます。
何よりも、精神的にぐんと大人になってきていることを感じます。

このクラスで仲間に認められ、自分が望む仲間や相手と、自分のやりたいプレーを行うためには、いつもレッスンに集中していることや、常に仲間のことを考えることが大切です。

年齢に関係なく、中には、まだまだ練習中に気が散ってしまったり、他の人にちょっかいを出してしまったり、かなり少なくなってきましたが、そういう行動も見られます。

ゲーム内で集中し続ける「リロード」の意識は、ゲーム外の時間の態度や過ごし方も、仲間との信頼関係という意味ではとても影響しているように思います。
最後のタッチフットにおいて、レッスン中いつも集中できている子たちは、ゲームの中でもとても高い集中力を見せることができています。
体力の高い低いや、スキルの高い低い、そういうことは問題ではなく、戦う姿勢、集中し続ける闘志、仲間を思う気持ち、そういったメンタルの部分が大切だと、最近、伝え続けています。


メンタルと言う意味では、4/18のレッスン後に話をした、うまくいかないとすぐに落ち込んでしまう彼が、最近、どんどん変わってきています。
常に前向きであろうとするその姿勢は、彼のプレーも大きく成長させています。
今後も、彼のハートがもっともっと強くなっていけるように、良く見守っていきたいと思っています。

担当コーチ:林拓司