2011年5月9日(月) 17:00-20:00/ミズノフットサルプラザ藤沢

今日も良い天気でした。
久しぶりに2クラスとも全員そろってレッスンができました。
いつもあっという間に90分が終わってしまいますね。


【小学生クラス】
ウォーミングアップでは、今日もキックパスゲームを行いました。
そしてウォーミングアップⅡでは、横浜クラスで行っている、「キック&バッキング&ピックアップ&ラン&ステップ&1対1」のドリル。
慣れないことに四苦八苦しながらも、良い戦いがたくさん見られました。

そしてキャッチ・パス&ストレートランのトレーニングを行いました。
今日は、いつものサンドイッチパスの形から、ディフェンスを一人付けて2対1の形にまで発展させました(もちろん、ストレートラン養成ギブス?付きで^^)。
見る見るうちに上達して、最後の方は養成ギブス(?)をさりげなく外しても、自然にストレートランができていました。

その成果なのか、今日の2対1では、横流れしながらパスをする生徒がほとんど見られませんでした。
まだ少し止まってしまう子もいるものの、大きな進化だと思います。
一方で、ストレートランやパスに意識を向けすぎると、今度はスピードを生かすことを忘れてしまったりもします。
いろいろ思い出させながら、総合的にレベルアップさせていきたいと思います。

いつも書いていることですが、ラグビーパークでは”型”のトレーニングはほとんどしません。
「あーしなさい」、「こーしなさい」ということはまずありません。
ストレートラン養成ギブス(?)と言っても、決して強制や押しつけの練習ではなく、子どもたち自身がワクワクしながら課題をクリアしたいと思いながら取り組んでいます。
子どもたちに、自ら、そのスキルを身に付けたいと思わすことができるかどうかが、私たちコーチの勝負のしどころです。
毎回、反省と工夫の繰り返しですが、少しでも子どもたちの成長に役立てていれば幸せです。

最後は変則3対2も行いました。

担当コーチ:林拓司/川合レオ


【小5・6/中学生/高校女子クラス】
ストレートランのトレーニングでアップを行いました。
年齢や経験が上がってくると、ベーシックなトレーニングや単調なドリルにはあまりモチベーションを持てないようになってきます。
小手先の技術で、こなそうと思えばそれなりにこなせてしまうからです。
でも、基本のポイントがしっかりとクリアできているかどうかといえば、決してそうではないんですよね。
これから、高校生、大学生となって活躍していくためには、今、基本をしっかりと身に付けることがとても大切だと思っていますので、そこへのモチベーションをしっかりと引き出せるように、私たちコーチはより一層の工夫が必要だと改めて実感しました。

毎回、時間は限られているので、用意してきたメニューが上手くいかないとなれば、ためらうことなく切り捨てて、時間を有効に使います。
今日は、ストレートランのトレーニングはいまいちで改善の必要ありしたが、すぐに切り替えて、代わりに長めに行った、スペースを見出しながら臨機応変に仲間とアタックを仕掛けるトレーニングでは、新たな改善の効果もあって、なかなか有効なトレーニングとなりました。

さらに、今日は、タッチされた人間とタッチした人間が一度地面に伏せなければならないというルールで4対4を行い、新たな成長の可能性も見出すことができました。


このクラスは、どうしても、新入生であり最下級生である5年生に、コーチの注意(気持ち)が行きがちです。
また、レベルの高い中学生が物足りなくなったりはしないかと、中学生にも注意が行きがちです。
結果として、中間の年代である6年生に向ける比重が軽くなっているかもしれないということに気づき、帰りの車の中で大いに反省しました。
特に、この6年生たちは能力も確かで、放っておいてもいつも一生懸命、やる気をなくすこともなければ、手を抜くこともない、いわゆる”手のかからない生徒たち”なのです。
なので、確かに、特別なアプローチは必要ないのかもしれませんが、参加してくれている生徒全員に対して万遍なくケアーしていきたいし、常に、”プラスアルファ”、”もう一歩先へ”、という気持ちで関わっていきたいので、放っておいても成長する6年生たちにも、”もっと大きく”成長できるように、アプローチをしていきたいと思います。

担当コーチ:林拓司/川合レオ