2011年2月4日(金) 17:30-20:30/ミズノフットサルプラザ藤沢
今日はここ最近にしては暖かかったかな!?
早くもっと暖かくなると良いですね^^
【小学生クラス】
今さらですが、、、このクラスはフットサルコートで開催されています。
当然、サッカーゴールがいつも設置されています。
17:30ちょうどにコートに入ると、子どもたちは水を得た魚(ちょっと違うか)のようにボールを持って走り回っていますが、サッカーゴールを前に(ラグビーボールを使って)PKのようなことを始める子もたくさんいます。
そこで今日は、一つ目のウォーミングアップでは、センターサークルからゴールにボールを入れられるか?というゲームをしました。
距離は約20m位でしょうか。
下投げもスクリューパスも上投げも何でもアリ。
子どもたちは思い思いの方法でゴールにボールを入れようとしますが、そこはラグビーボール、面白いようにあちこち転がってくれます(笑)
子どもたちは目を輝かせてボールの行方に一喜一憂しながらプレーしていました。
こんな遊びの中でも、ボールの性質や扱う際の感覚を身に付けていきます。
それも、そこに内的なモチベーションがあればの話ですが、サッカーゴールやセンターサークル、、、子どもたちの興味やモチベーションをくすぐるツールはそこら中に転がっているものですね。
さて、先週は仲間に文句を言ってしまうという話でしたが、今日はその逆のシーンが目立ったので紹介しておきたいと思います。
最近、仲間の良いプレーやサポートを素直に褒めたり感謝したりというシーンが多くなってきました。
これは非常に重要なことだと思います。
コーチに褒められるのには慣れていても、子ども同士で褒められることには案外慣れていないようで、それがきっかけでまたモチベーションに火が着いたりもしています。
自分勝手な考えで仲間を責めるよりも、仲間に感謝して素直に褒めたりできる方が、結果として良いプレーがたくさん生まれています。
子どもたちが日々成長していることを本当に実感できます。
仲間に感謝する、仲間を褒める、ということは、仲間を尊重するということの表れだと思います。
ペアでプレーする練習では、毎週違うペアと組むようにしています。
そのペアも、コーチが慎重に考えて決めています。
上級者同士のペアでやるときもあれば、その逆もあります。
人間的にもとても良い学びになるのはもちろんですが、15人でプレーするラグビーにおいて、様々な選手と組む経験をすることはとても有意義だと思っています。
でも、ただ組んだだけでは意味がないので、「今日のそのペアで勝つためにはどういうプレーをお互いがするのが一番良いか?」ということをいつも考えさせるようにしています。
今日は、最近、特に力を入れているキャッチとパスの練習で、体格差の大きいペアが一つありました。
学年も違うので、スピード、パワー、スキル、ともに大きな差があります。
年上の子は、表情にはあまり出しませんが、初めは少々不服そうでした。
しかし、「今日のペアで、(その差をマイナスにしないで)どうすればよい結果が出せるか?」と問いかけたところ、年上の子があっという間に答えを見つけだし、とても良いペアとなりました。
年上の子がパスをもらう時、普段よりも”ため”を長くして、年下の子のパスのペースに合わせたのです。
結果、年下の子の少し力の弱い、時間のかかるパスを受ける時、年上の子は素晴らしいスピードでボールを受けていました。
”ため”を長くして”深さ”を維持してタイミングを合わせたのです。
ちなみにコーチはその方法について何一つ教えていません。
その柔軟性、洞察力、適応力、そして心の柔らかさとモチベーションには驚かされました。
だって、まだ小学3年生なんですもの。。
そのペアは、2対1の実戦でもいきなり素晴らしいパス・トライを決めてみんなの歓声を浴びていました。
結果として年下の子のパスもレベルアップできたんですね。
「活かされた」ことによって、「活かす」ことを知ったのでした。
ラグビーパークでは、「仲間を活かす」というプレー面でのテーマにずっと取り組んでいます。
それは、例えば「スペースの使い方」のような技術的な答えの他に、「仲間の良いところを引き出す」という、より深く、より難しいチャレンジも含んでいるのですね。
なんだかとても大きなことを子どもたちは学んでくれているような気がします。
毎日朝練をしたり、スクールで一生懸命練習したり、パークで貪欲にチャレンジしたり、、、子どもたちは確実に上達し、そして成長しています。
【小5・6/中学生/高校女子フィットネスクラス】
今日も、一時的に落ち着きのない時間もありましたが、いざ3対3の練習ゲーム(タッチフット)が始まると、素晴らしい集中力、、、一緒にプレーするコーチも手を焼くほどに(笑)成長してきています。
攻守の切り替え時や、連続攻撃・連続守備の時のテンポの速さといったら、、、コーチもゲームに集中しないと、うかうかしていられなくなってきました。
あれこれ(もちろん指導について)考えながらプレーしている余裕がなくなるほどに、生徒たちの動きやテンポが素晴らしくなってきているのです。
攻撃のアイデアがつながる瞬間、パスがスペースに通る瞬間、仲間を活かす快感、仲間に活かされる喜び、、、私たちが小中学生のころにこんなに感じていたかな???
う~ん、うらやましい。
来週は祝日でお休みですが、再来週からさらなるレベルアップを目指して、また頑張っていきましょう!
最近、リポートが長いですね(;^_^A
いつも読んでくださってありがとうございます。
担当コーチ:林拓司/川村麻梨子