2010年1月26日(水) 18:00-19:30/YCAC(横浜)


後期2回目のYCACクラス。
練習開始から非常に気温が低く、途中から雪も降り始めたため、小学生は途中から体育館へ移動しましたが、中学生はそのままグランドでの活動となりました。



【中学生クラス】

今日は基本練習のあと、様々なシチュエーションで2対1や3対3の練習をしました。
ボールを持っているチームの目的は一つです。それはトライすることです。
トライをする為に必要なことは前進することです。
前進する方法にはキックもあります。
そこは、その都度、ゲームの中でのエリアや、チームの戦術によって結果的にトライをして勝利するための最善の判断をして選択することになります。

今日の練習では、キックでの前進ではなく、ボールを相手に渡さずに前進し、トライすることを練習しました。

2対1を考えても、前進する方法は色々あります。
仲間にパスをして前進する方法もあれば、コンタクトしてから、仲間にボールを渡す手段もあります。
また、仲間と協力して、固まりのままで前進する方法あります。
人数が増えるとモールになります。

どの手段を選んだとしても、大切なことはトライラインに近づくための前進です。

生徒達に、このような細かい説明はしていませんが、最初は、前進することや、トライするという目標を忘れて、ノーコンタクトでトライすることを考え、それが上手くいかなくなるとプレーを止めてしまっていましたが、「目的はトライ!」「大切なことは前進!」というキーワードと、ちょっとしたアドバイスで、すごく上達しました。

今までは、一つ一つのプレーがブツギレで、上手くいかないとプレーを止めてしまうこともありましたが、今日は、1対1で勝負したり、状況によってはコンタクトをして前進したり、その中で2対1が出来たときにパスをしたりと、その場、その場で連携しながら、前進してトライするような動きが見られました。
ラグビーの試合中は、上手くいかないことがほとんどなので、本当はそこが重要です。

今後は、(人数が)余っていない状況で、協力してスペースを攻撃するようなプレー(例えばカットインなど)も指導しながら、さらにプレーの選択肢を広げていきたいと思います。

そして、3対3や4対4などの、決まりごとの無い応用問題を解くには、結果的に2対1が出来たときに、そのチャンスをものにする基本が大切です。
ラグビーパークの小学生が1対1と2対1を大切にしているのも、このような流れがあるからです。

今回も集中して良い練習が出来ていまいましたが、他の人のプレーを成功も失敗も含め、”見る”という習慣がもっと付くと、人の失敗や、その時に言われているアドバイスを聞いていれば、同じミスを繰り返さなくなるので、さらに成長のスピードは加速すると思います。

自分のために、基本練習も含め、引き続き頑張りましょう。

来週も同じような練習をする予定です。
中学生は、ヘッドキャップ、マウスピースを持ってきて下さい。


担当コーチ:川合レオ  アシスタントコーチ:吉中宏弥



【小学生クラス】

ウォーミングアップの途中で小雨が舞いはじめ、2,3分で雪に変わりました。

照明のライトの周りだけを見るとスキー場のようでした。

仕方なく体育館に移動、残りの60分弱を室内で練習しました。


体育館は、小型のバスケットコート1面という広さです。

もともとやれることも限られてしまうし、何よりも子どもたちがパスをつないでバスケットゴールを目指すゲームをやりたくて仕方がないので、結局最後までそれをやりました。


子どもたちの良いところもたくさん見られましたが、今後はもう少し工夫が必要だなと感じつつレッスンを終えました。

来週は晴れますように・・・。


担当コーチ:林拓司/川村麻梨子