ラグカフェ編集部の取材メモ

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寒波襲来の週末。この日は、8993人が熊谷ラグビー場に集まりました。

リーグワンの試合は、6節目。この試合で、第18節までの3分の一が終了したということになります。この日は、トップリーグ時代から上位を争っている2チーム同士の対戦になりました。

 



■DIVISION1 第6節 1月24日(土) 試合結果
埼玉パナソニックワイルドナイツ 31-30 東京サントリーサンゴリアス @熊谷ラグビー場

試合記録:https://league-one.jp/match/29285/print

僅差で、ホストチームのワイルドナイツが勝利
▶最初のトライは、前半4分埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、ワイルドナイツ)14番WTB竹山晃暉。10番SO山沢拓也のコンバージョンゴール(以下、CG)も決まり、7点を先制。しかし、前半9分と21分には、ワイルドナイツのミスから、サントリーサンゴリアス(以下、サンゴリアス)15番WTBチェスリン・コルビが2度PGを決め、6-7。更に前半38分、サンゴリアス2番HO堀越康介がモールで押し込みトライし、11-7と逆転。しかし、41分にはサンゴリアスにイエローカードが出たことで、ワイルドナイツにはペナルティトライ(PT)が与えられ、14-11で、ワイルドナイツ3点リードで後半を迎えた。▶後半がスタートするも14人で戦うサンゴリアス。後半1分、サンゴリアス11番WTB尾崎泰雅がゴール端にトライ。16-14と再び逆転へ。後半6分、ワイルドナイツ4番LOエセイ・ハアンガナがトライ、更に9分にはワイルドナイツ12番CTBダミアン・デアレンデもトライ。更に開始10分には、PGも重なり、31-16。後半27分、サンゴリアス13番CTBイザヤプニヴァイがトライしCGも決まり、23-31へと詰め寄る。後半37分、サンゴリアス15番FBチェスリン・コルビがトライ。CGも決まり、31-30まで詰め寄ったがノーサイドを迎えた。この試合は、ワイルドナイツ17番PO稲垣啓太の150CAP記念試合も兼ねており、試合後にセレモニーも行われた。

 



以下、試合後の会見でのコメントです。

 



■東京サントリーサンゴリアス 小野 晃征HC(写真:左)
「両チームのサポーターの皆さん、ファンの皆さん、寒い中ありがとうございました。 両チームって、すごく自分たちのカラーがあるチームだと思っていますし、まずサンゴリアスとしては、アタックの部分で前面に自分たちのカラーを出したいという気持ちで、1週間準備していました。 その部分でいいところもあれば、やはりワイルドナイツさんの優れたディフェンスにも止められた場面もあったと思います。 大きく勝っているというところはないんですけど、大きなモーメントをワイルドナイツさんに持っていかれた部分もあったりで、こういう結果になったと思います。そういう流れに、大きく影響ある瞬間をしっかりうちのプレーにつながるように修正していく試合をやれると思います。 本当にいいパフォーマンスを見せれたと思います。引き続き、試合でパッションしていきたいです。」

■東京サントリーサンゴリアス サム・ケインキャプテン(写真:右)
「こういう接戦で負けてしまったのは、すごく残念な気持ちであります。 特に前半のところでいうと、敵陣の22メートルに入ってポイントを取って帰ってくるっていうのができてたと思いますし、ディフェンスも長い時間耐える時間帯がすごくあったと思います。 後半の中で、10分ぐらいアタックし続けたんですけども、トライが取れなくて、向こうは連続トライができて、そこで自分たちがアタックしていくところで、パナさんはディフェンスの規律を守っていて、素晴らしかったと思います。ただ 80分通して戦い続けたっていうのを誇りに思いますし、残り2 分で 、1 点差っていうところまでいって、最後勝ち切れなかったのは、すごい残念です。 」

ーー 今日、試合前など、度々円陣を組んでいたと思うんですけども、どういう声掛けをしたのか、具体的に何かあれば教えてください。 (有働)
 

サム・ケインキャプテン「いい質問だと思います。 ハドルの回数っていうのはすごく多かったので、シチュエーションによってなんですけど。チームにとって、何が一番大事かっていうのを、リーダーとして何を伝えるのが大事かっていうのをまず考えていて、大体 30 秒ぐらいしか時間がないので、リーダーとして、チームに一番大事なメッセージが何かっていうのを考えます。時間がある時は、何が起きた、なんでこうなってしまったかっていう解決策を話して、次に何をしなきゃいけないかっていうのを話すんですけど。 30 秒とか時間があんまりない時は、次の仕事を、次に何をすればいいかっていうのを、チームとして、一番大事なところにフォーカスを求めて、話はしています。」

 



■埼玉ワイルドナイツ・金沢篤HC(写真:左)
「今日は、点数もそうですよね。 非常にタフなゲームになりました。 まだ細かいところはこれから話し合います。今回、やっぱり自分たちで、そこをどう解決するのかっていうのが、大きな学びだったかなと思います。あまりいいパフォーマンスではなかったですけれども、その中で勝ちを取れたっていうのは、本当にチームとしてすごく良かったなと。学びを得て、ブレイクを経て、また次に向かっていきたいなというふうに思っています。」

■埼玉ワイルドナイツ・坂手淳史キャプテン(写真:右)
「 同じくタフなゲームだったなというところです。 得点のところであったりとか、少し点差が離れたところから試合が、安スラッシュがすごくスラッシュがすごく大きくなって、めちゃくちゃなゲームをやった時に、自分たちが正しいプレーを選択していくところがこれからの課題になると思いますし、勝てたっていうところはすごくチームとしてはポジティブですけど、その中でもたくさん修正点はあるなと思ってます。 ただ、ゴール前のディフェンスいいところがたくさんありましたし、ただいいディフェンスをしてる時に自分たちがペナルティだったりっていうところで、もう一度ディフェンスが始めから始まるみたいな形のことも多かったので、そういう時間帯、あとは風の中でどういうプレーを選択していくかというところも含めて、アタックのリーダーとも一緒に考えて、修正点見ていきたいなというところはあります。」

ーー今日、150キャップの稲垣選手について、いろんなところで評価はされてると思うんですけども、改めて、ご自身にとってどんな選手かっていうところを、教えていただいてもいいでしょうか ?(有働)

金沢HC「そうですね。 稲垣は、もうベテランの、かなりベテランの域に入りますんで、自分は一番彼に期待してみるところは、あの年齢でも成長できるっていうのを今示してくれてるところなのかなと思ってます。 今季、プレシーズンから一緒にやってきて、いろんな面で、アタックのところのリーダーもそうですし、いろんなところで彼の成長が見られてるっていうのは、彼のラグビーに対する取り組みの成果なのかなと。 そういうところを、すごい自分としては信頼してますし、評価してます。」

坂手キャプテン 「ガッキーさんと長く一緒にやらせてもらってます。 入った時からずっと一緒にやってるのと、代表でもよく一緒に組んでるんで。本当に大好きな先輩なんですけども。プロで、 本当に体の整え方、メンタルの持っていき方、ラグビーに対する考え方、そういうところは、本当にプロフェッショナルとして、すごく尊敬しています。 口数は多くはないですが、背中で見せて、時折話す内容っていうのは、すごく一人一人に入ってくることが多いんですよね。 そういうやっぱり背中で見せながら、コミュニケーションを取るっていうところが、彼の良さだと思いますし、そういう彼自身の DNA というか、すごくいいものがチームに溶け込んできているなというところをすごく感じてます。 今シーズン、プレシーズン、一緒にできたっていうところも、チームにとって大きな財産になったと思います。まだまだこれから成長していくんじゃないかなと思ってます。頼りにしてます。」

 

■東京サントリーサンゴリアス 平生翔大選手

 

 

ーー僅差での敗北になりましたけども、試合を終えての感想は、いかがでしょうか。

「そうですね、やっぱり、勝ちたかったところ。 サントリーらしさを出して、やっぱり一点でも多く取るってところは悔しさは残るんですけど。もちろん自分たちにとってポジティブなこともあったと思うんで、そこは、次につなげていけたらいいかなと思います。 」

 

ーー会見でも伺ったんですけど、ことあるごとに円陣を組んでいたと思うんですけど、どんな話をしてたんですか?

「そうですね、まずやっぱりチームのカルチャーとして、相手よりも一つになる、チームとして一つになるってところを、まあ結構ずっとやってて。 話として、やっぱり自分たちにフォーカスすること、ハングリーさだったり、次のアタックをどうするとか、ディフェンスしっかり、ここをしっかりやろうというのを、響のリーダーがいるんで、その人たちが話すのに対して一つになるってところを、今日はしっかり試合通して、できたのは良かったなと思います。」

 

ーーワイドナイツ、本当にセットプレーも強いチームですけども、組んでみては、いかがでしたか?

「そうですね。 やってきたこと、出せてる部分もあったと思うんで。 あとは、一貫性の部分をもっと上げていく。 どんな相手に対してもしっかりサントリーのスクラムであったり、ラインアウトのドリルのところをできるように一貫性を持って、もっと高いレベルの一貫性を持って、やっていけるように頑張っていきたいなと思います。」

 

ーーチームの状態は、どんな風に今感じてますか?

「そうですね、やっぱりすごいチームがタイトになってきて、一つになって、ハングリーさのところ、サンゴリアススピリッツのところを、みんな一人ひとりが、メンバーとかメンバー関係なく、すごいチーム全体としてそこが上がってきてるふうに感じてて、すごいチームの状態としては、いいかなというふうに思います。」

 

ーー ご自身としては、日本代表もあってというところですけども、何か役立ってる部分とかってありますか?

「そうですね、本当にすごく貴重な経験っていうのをさせてもらったと思うんで。 それをサンゴリアスに持ち帰りつつも、やっぱり自分のパフォーマンスっていうのももっともっと上げていかないと行けない部分はいっぱいあると思うんで。毎日ちょっとずつ積み重ねて、成長できるように頑張っていきたいなと思います。」

 

ーー 今日、佐藤選手とのマッチアップもありましたけど、いかがでしたか?

「そうですね、本当に代表の時は一緒にプレーしてて、同級生で同じポジションで、本当ライバルだと思うんで、絶対負けたくないなと思います。」

 

ーー 今シーズンの目標、何かありますか?

「そうですね、まずは、やっぱり二番で出続けること。 そこに対して、全員がチームのライバルだと思うんで、いろんなこと吸収しながらも、やっぱり二番手出るってことをして、チームとしてやっぱり優勝ってところ。 最後一点でも多く取って、優勝ってところを目指して頑張りたいと思います。 」

 

ーー堀越選手から何か具体的なアドバイスとかあるんですか?

「そうですね、練習後とか、すごく映像を見ながらとか、本当にいろんなアドバイスもらったりしながらやってて、他のHOの選手にも、いろんな方と組んでみて、どんな感じだったかっていうのを聞いたり、それこそ両プロップとか、すごいレベルの経験値がある選手ばっかりなんで、自分が毎日成長しながらできてるなって、実感はありますね。」

 

ーー次戦への意気込み、次はダイナボアーズ戦ですね、意気込みいただいてもいいですか?

「本当に、サンゴリアスらしさってところ、相手よりもハングリーに、泥臭いプレイで、本当にまず勝利ってところ、チーム全員で掴みに行きたいなというふうに思ってます。」

 

■埼玉ワイルドナイツ 竹山晃暉選手

 

 

ーー僅差での勝利となりましたが、試合を終えての感想、いかがでしょうか。

「本当に最後の最後までちょっとゲームの展開がわからない、相手の良さもありましたし、最後勝ち切れたところはよかったんですけど、勝ちに持っていく勝ち方というところは、少し僕個人としても反省の部分で、克服しなければいけない部分というのはあるかなと思います。 」

 

ーー今日もトライもありましたけども、今シーズンかなりパフォーマンスが高いなって皆さんおっしゃってると思うんですけど、、その要因はありますか?

「要因は、周りの人のその言葉に流されないことです。 もちろん評価してもらえるのは嬉しいですけど、まだシーズンの中盤でしかないので、その言葉に甘んじてしまうと、自分の行動であったり、自分の動きっていうのは止まってしまうなというのは、人間みんなそうですよね。 甘い蜜があったらそこに行ってしまう。 そういった部分を自分で作らないように、意識はしてます。 ただ、自分が何をやらないといけないのか。 チームの代表として試合に出ている以上、何を表現しないといけないのかというのは、常に追求しながらやってますし、本当に周りのことを信頼してプレーし続ける、チームのために動き続けるというのは、このシーズン自分が掲げている大きなテーマではあるので、今日後半トライされて30点になってしまった。そのプレーの前は、僕のペナルティで相手に流れを持っていかせてしまったので、そういったところは、今後の反省材料として自分の振り返りに持っていきたいなと思っています。」

 

ーー ここまでチームとしては全勝というところで、チームの状態としてはどんなふうに感じてますか。

「チーム全体としては、本当に質の高い練習ができてますし、試合に出るメンバーだけではなくて、チームとして、しっかりとチームの勝利に貢献できているなというふうには思っているので、これを継続しながら、自分たちが準備して、パフォーマンスが出せない部分、例えば相手の状況に応じて変えていかないといけない部分というのも出てくると思うので、そういった部分も対応力のところで、これから身につけていきたいなと思っています。 」

 

ーー今シーズン、個人的な目標ってありますか。

「試合に出られる時、まず試合に出られる体の状態に常に持っていくっていうことと。試合に出られれば、しっかりと自分のパフォーマンスというものを一貫性を持ってチームの勝利に貢献する、チームに必要なプレーヤーとして、というふうには思っています。」

 

ーー 最後に次戦のリコー戦、意気込みもいただいていいですか。

「誰が相手、どこが相手、どこの場所とは関係なく、80分、自分たちのラグビーをやり続けるだけだと思うので、しっかりいいブレイク 1週間過ごして、リコー戦に向かっていけるようにやっていきたいなと思ってます。 ありがとうございます。」

 

●埼玉パナソニックワイドナイツ 萩原周選手

 

 

ーー31対30という僅差での勝利になりましたけども、試合を終えての感想いかがでしょうか。

「いや、一点差でも勝てたっていうのはすごく嬉しいですし、ホッとします。」

 

ーーご自身として、今日のフォーカスポイント、こんなことを気をつけてたっていうのは何かありますか?

「ディフェンスの部分で、タックルミスとかあったんですけど、結構サントリーがラック周辺を狙ってくるなっていうのは、ちょっと予想してたんで、そういうとこを意識できたんで良かったです。」

 

ーー相手は、流選手が引退を表明されたばっかりでしたけども、マッチアップはいかがでしたか?

「いや、まあ、テンポとか作ったり、自陣キックの使い方とか、結構勉強になるところがあったんで、対戦できて、よかったです。」

 

ーー話したりは、したんですか?

「試合中に、去年引退された金田さんが多分連絡取ってて、えいじによろしくって。なんかそんな感じの、ちょっとした会話はありました(笑)」

 

ーーワイドナイツ9番は、かなり荷が重いかなと思うんですけど、どんなふうに捉えてますか?

「まあ、言った通り荷が重いんですけど、自分も試合出て活躍したいんで。大輝さんが今怪我でいないですけど、大輝さん帰ってきても、しっかりメンバーに絡めるように、頑張っていきたいです。」

 

ーー小山選手は、何かアドバイスとかしてくださってるんですか?

「いや、別にそんなないですけど。でもプレー見てて、すごいなって思う部分が結構多いんで。もう勉強になるところは、結構あります。練習試合とかの映像とか見て、上手いんで。なんかあの感じで上手いんで、ちょっと腹立つんですけど(笑)。テンポ感とかもそうですし、まあタックルとか、やっぱちっちゃなのに体張るとことかかすごいんで、そういうとこ自分も見習わなければならないなって思って見てます。」

 

ーー個人的に、日本代表になりたいとか、そういう思いは?

「いや、今はない。そういうのはなくて、やっぱワイルドナイツでしっかり定着して、試合に出たいっていうのが、今の目標なので。選ばれることは多分ないと思うんですけど。 でも、多分そこまでは目指してないです、はい。」

 

ーー前半、今日は僅差でかなり折り返したと思うんですけど、どんな話をしたとかあります?

「ペナルティ、自分たちのペナルティ結構多かったんで、そこを少なくしようってことと。スタンドオフの山沢さんに結構任せっきり、、アタックを任せっきりになってたんで。自分たちからアクションを起こしていこうみたいな、そういう話になりました。 」

 

ーーアタック時、かなりペナルティも多かったかなと思ったんですけど、何か要因ありますか?

「やっぱりサポートの寄りの遅さが結構出てたんで、予期せぬところでポイントができたりとかしてたんで、そういうところのが原因かなって思います。」

 

ーーご自身としては、今シーズンの目標はありますか?

「個人的には、次の試合からもずっとメンバーに入れるように、スタメンでもリザーブでもしっかり結果を残せるように頑張りたいと思います。」

 

ーーご自身として、ここは負けないみたいなところは、ありますか?

「テンポ感とか、ボールを持ち出して、離して、いいスペースに運ぶとかは、結構自分の中では得意なんで、そこをもっと伸ばそうかなと思います。」

 

ーー次はリコー戦ですかね。意気込みいただいてもいいですか。

「去年自分がデビューしたのが、リコー戦なんで。やることは変わらないんですけど、しっかり練習から、こう一つになって、勝ちに行きたいと思います。」

 

こちらからも、OAのインタビューが聴けます。

 

 

■あとがき

私自身も、アナウンスの部分で、もちろん人としても、まだまだ成長したいと思う日々です......。

この年齢でも成長できるって示したいなって、感じた今回の取材でした。日々精進ですね。あと、熊谷ラグビー場は夕陽が綺麗です!(有働)

 

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