D12 採卵 | ~気まぐれDIARY~きっと絶対ママになる

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SLE(膠原病)になって13年。結婚して8年。
両卵管閉塞がわかり、2012年3月から新橋夢クリニックで体外受精にチャレンジ、採卵8回、移植2回をへて、一年かかってやっと卒業できました。
2013年9月、念願のわが子を出産しました。

今日は4回目の採卵でした病院
採卵前に排卵止めのお注射をしたのは今回が初めてだったので、排卵してしまわないか、とても不安でした。
時間は7:45指定。
いつもの時間です。


待っている間は「1子はいてくれるはず、1子はいてくれるはず・・・」と、心の中でずーーっと祈ってました。



オペ室に入ると、今回も院長先生。
やっぱり安心します。
よろしくおねがいします、の気持ちでベッドに横になり、そこからは「無」な気分でした。



採卵が始まって、主席がいてくれたことにほっとして、それからはモニターを見る気分でもなく、ひたすら「無」のつもりでいたのに・・・(´-┃


いつもの院長先生のぼやきが始まります。



「AMHのわりに少ないぞ」
「なんでだ?」
「なんでなんだ?」
「ここはいるか?」
「んーーーこれはしぼんどるな」

エンドレス・・・・・ぶつぶつつぶやく・・・



いつもこれで不安になっちゃうんです↓↓
加えて今回は14回しか刺されず、いつも20回以上刺されるのに、どうしよう、たまごいないかもしれない、あたまの中はぐるぐる。




採卵がおわり、ベッドに戻ってからは、いつものごとく、おわってほっとした安堵と、どうだったんだろうという不安で涙々泣き3





夫が呼ばれたとメールが来て、また涙々うっ




それからはとりあえず1子はいてくれたんだ、わたし、がんばったよ、とちょっとほっとしました。




診察では



先生PCの画面みるなり



「これは少ない」



そうですよね、わかってますくま


ぞう「AMH30のわりに卵胞も少なく、E2これだけ上がっててこの数というのは、まさしくSLEのせいですな。ホルモンデータと実際の結果が一致しないのは、自己免疫疾患、特にリウマチやSLEの患者さんに特徴的なことで、あなただけではないんです。ただ、こればかりは打つ手がない。」



うさたん「前もおっしゃったように、採卵を続けるしかないということですよね、刺激しすぎたからとか、そういうわけではないんですか?」



ぞう「それはない、採卵をがんばるしかないですが、でも必ず1子はおるから、それを培養していくしかないですな。今回は卵子も精子も状態がいいので、体外受精にしようと思います、よろしいですか?」



うさたん「はい・・・でも先生が前にあまり採れないから 採れた子を確実に受精させるために顕微でいきましょうとおっしゃってましたが、今回は大丈夫なんでしょうか?(超ーーーー不安)」




うさたん「状態がいいことはあまりないし、めったにないチャンスなので、体外でいこうと思います」





結果は成熟卵1子、未熟卵1子でしたヒヨコ
未熟卵はかなり未熟なので、成熟しない確率の方が高いとのこと。
E21000もあったので、内心ちょっと期待しちゃってた分、やっぱり持病の影響は強いのかぁと残念な気持ちは否めずガクリ
診察室をでてから、涙がにじみましたが、泣かない!泣かない!!と、言い聞かせてぐっと涙をこらえました。




それから培養士さんからのお話マルキラ☆


初めてのふりかけということで、不安で不安で聞いてみました。


林檎体外受精適応になるためには、夢クリでは厳しい基準をもうけている。
・精子が良好なこと
・卵子に核体があること
・卵子のまわりの細胞が良好なこと
・卵子が主席卵胞からとれていること

それらをクリアした場合に適応され、顕微授精より胚盤胞になる確率が高い


林檎受精率は10%ほどの差はあるものの、卵子が正常であれば、何個も精子が入ってしまう、多核受精にはならない。異常受精した場合は、顕微授精であったとしても正常に培養できない可能性が高いので、結果は同じと考えてよい



とのことでした。



1子しかないたまご。
とても大事なたまご。
育ってくれるかとても不安です。




夫に


「いくつも精子はいっちゃったりしないかな?大丈夫かな?」と言うと、



「大丈夫だよ~あいつらにちゃんと譲り合って入るよう言ったから」とか言うので、



「でも精子くん提出したのって、体外受精になるって決まってないときだから、伝わってないかもしれないよーーー涙○○(夫)はおれおれ主義だから、みんな入っていっちゃうかもしれないじゃん・・・」と言うと、



「そんなこと言ったって、みんなが譲りあってだれも入らなかったらだめじゃんかーおれがおれがーー!てやつの方が絶対いいやつが入ってくよ」



そうかな・・・そうかな・・・

いつも顕微だったので、受精確認がおそろしくてたまりません↓↓
明日は夫に電話してもらおうと思います。



やっぱり現実は厳しいなぁ。
でもこないだは3子いてくれて、今回は体外受精ができる子がいてくれた。
悪いことばかりじゃない。
さして採れないなんて、最初から言われてたことなんだし。いちいち落ち込んでたって仕方ない。
採れた子が運命の子か、それは私には決められないから、結果を信じて待つしかない。



どんなに落ち込んだって泣かなくなった、少しずつ、いろんなことを、少しずつ、少しずつ、受け入れていくしかないです。
母になれるかわかりませんが、院長先生はいつだって、やさしく診察してくれます。
希望を捨てずに、がんばりますぺこり