JDAF2005 | 流英の適当ブログ

JDAF2005

 6月3日から『ジャパン デジタル アニメーション フェスティバル 2005』が開かれました。今年で4回目の開催になるんですね。地下鉄には、たくさんの中吊り広告やポスターで告知しておりましたね。その割りには、何処で何をやっているの?と感じる閉ざされたイベントになっておりました。私は初回から様子を見ておりますが、年々一般人向けの規模は縮小しているようで、それが非常に残念でなりません。

 初回はパソコンが数台並び、来場者がすべてのノミネート作品を見ることができました。それが、いつの間にかなくなっているんですよね。商業レベルで活躍できる若手を発掘するイベントとして、これからも地位を高めていきたいと思うのならば、より多くの人に作品を見てもらえる環境を提供するべきではないでしょうか。でなければ、この業界に興味のある一部の人間にしか知られないイベントになりかねません。

 セミナーなどは事前予約が必要だと思ったのですが、いつのまにか誰でも無料で参加できるとなっておりますね。途中からでも話を聞くことはできたのでしょうか?私は、土曜の夕方にナディアパークへ足を運んだのですが、会場の扉は閉めきられ、机一つ並んだ受付でスーツを着た女性が一人立っているだけでした。他は人が誰も居ませんでしたね。500人収容の会場には、学生を中心にオタクが集まっていたと思われますが、どれだけ一般の人が興味関心を持っていたのでしょう?もし事前予約無しに入れたのだとしたら、それだけイベントが知られていなかったということにもなります。

 応募総数は増え、作品の質も高くなっているという話ですが、それを見てもらうユーザーへのアピールがあまりにも少ないように感じます。イベントが始まった頃に比べると、身近にCGが使われているモノも増え、専門的な勉強をしていない素人でも、独学で作品を作れるほどに技術も進歩しているため、目新しさでは人は呼べないでしょう。イベントとしては、現在売れている一部の人間が作品を評価すればそれでいいのでしょうか?作り手は、名のある人に評価されればそれでいいのでしょうか?商業レベルで活躍することを考えるのであれば、受け手であり消費者である一般人の目にもっと触れる工夫が必要ではないかと感じました。

 一体、何処の誰のどんな作品が大賞に選ばれたのでしょうか?動いている作品を見ていないので、私にはさっぱり判りません。