実写映画 鉄人28号 | 流英の適当ブログ

実写映画 鉄人28号

 名駅ピカデリー3で上映中の『鉄人28号』を観てきました。 言わずと知れたと言いたいですが、若者は知らないんですかね?最近リメイク版アニメが放送されていたので知っているんでしょうか。1956(昭和31)年から月刊少年誌『少年』に連載された横山光輝の作品です。

 当然私は生まれていないので、原作漫画も実写ドラマも初代アニメも見ていません。ですから細かいストーリーや設定までは知りません。ですが、少なくとも私が知っている『鉄人28号』ではありませんでした。少年の成長物語としてはそれなりの出来かもしれませんが、間違いなく『鉄人28号』ではないでしょう。上映後に気づいて驚いたのですが、40代50代のオジさんが多かったですね。幼少時にロボットアニメのロボに憧れて、工学部へ進学した人たちでしょうかね。安いCG合成映画を見せられて、どんな感想をもたれたのか気になります。

 酷いところは数あれど、一番酷いのは主人公の正太郎でしょうか。 ストーリーがそうだから仕方が無いのですが、凛々しく立ち向かう少年探偵ではなく、ウジウジしたただの少年なんですよね。宣伝で“「鉄」+「勇気」。”とか“最後の勇気をふりしぼったのはいつですか?”と謳っていますが、まさにダメ少年が精神的に立ち上がる話ですね。どうでもいい場面が延々と繰り返されて見ていて腹が立ちます。そして寝ます。正太郎を演じる池松壮亮も演技が下手というわけではないが、下がり眉毛のせいか表情が乏しく、いつも同じ顔に見えてしまう。もう少し可愛くて格好良い少年は起用できなかったのだろうか。この正太郎君は“ショタコン”の言葉を生み出したほど、お姉さん達の心を掴んだ少年である。悪いが池松君ではイメージが合わない。
 他にも、最初の頃は良い意味で古臭い昭和の雰囲気を出しているが、戦いが始まると現代のビル郡しか映らないために違和感がある。ロボットも爆発シーンもCGが浮いていてこれまた違和感を感じる。 見るものすべてが嘘っぽく感じて、現実感がないというか世界に統一感が感じられません。

 蒼井 優ちゃんが可愛いのでそれが唯一の救いです(笑)パチパチパチパチと4拍手の作品です。