ウエヤマです。
最近はドントクライベイベー町田さんのアルバムが良いわよ。
今まで物販に一回もCDなんてなくて、出してるかもはぐらかされてたから自分的には満を持してという感じ。
ジャケや歌詞カードや盤のデザイン、曲、歌全部好きだ。多分アッサリ作れた類いじゃなくて、捻り出した詩なんじゃないかな。というかこれをアッサリ作ってたら嫉妬しちゃう。
町田さんはいい加減風(失礼)だけど熱い人だと思う。対バンが嬉しいわい。
さて、わたしは本日を以て三十路という迷路に突撃。
結構ね、明るい気分で迎えられたもんだよ。
30歳はきっと、闘いの多い一年になるんじゃないかな。年末年始からなにかとバトルばかりだ。
そして、ただ日々を迎えてるだけのようだけど、最近明確な変化があった。
仕事だ。
つい去年末まで一人の営業員としてそりゃーもう自由に働いてたのが、今年から急に人を統括するような立場の練習をするようになった。
営業のデスクの島で、いわゆるお誕生日席というかところで、朝礼で通達を読み上げたり、指示を出したりと、ひたすらに性分に合わないことに取り組んでいる。
少しでも野心家であればいいのだが、自分として収まってたいのは
「ハジッコで自由にしているやつ」
そんな感じなのだ。
ただし、自由をはき違えてるやつは大嫌いだから、結果は残します、というスタンスだった。
自分がやりたいとと、人から望まれることは、とかく一致しないものなんだ。うーむ。
ただし悪いことばかりではなくて、質の高いセミナーや会合の参加など、なかなか経験できないことも経験し始めたり。
大人の世の中ってこうして回ってるのか、、といった感じで新鮮な経験もしはじめている。
あとはやっぱり、少し孤独になった気もする。
今まで愚痴を言い合ってた人たちが自然と遠くなった。
別に悪いことではないんだろうけど。
男の30代ってどんなものなのか、なかなか険しい路なのかもしれないけど、暗い気分ではない。
たっぷり寄り道して、遠回りして、
これまでもそうだったけど、これからはなおのこと、
「いかに無駄なことに全力になれるか」
その目安で楽しんでいきたい。
つまり、バンドとかさ、
卓球とか、プロレスとか、旅行とか、友達とか
変な遊びとかあったら是非とも参加したいと思ってるよ。
そう、そして、30歳になる直前、自分への三十路記念なのか、20代最後の買い物なのか、
新しく、古いギターを買ったんだ。
うわ
うわ
うわ!!!
かっこよすぎねぇかい、どうなのよ。もう。
1969年製
GRETSCH
Country Gentleman
今からちょうど半世紀前に産まれたのか。
俺よりちょうど20歳先輩。
本当はもうちょい古いのも見つけてたけど、試奏したらこっちがしっくり来たわけだ。
あと、まぁ、数字上の縁起が良いのと、ロックだし(小声)
買った5分後にはスタジオだったんだけど、驚くことに音もすばらしいのよ先輩。
もともと使用しているTennessee Roseとのツーショットはこちら
おれ、もう鼻血出ちゃうよ。
金属パーツが金色と銀色。
ピックアップはフィルタートロンとハイロートロン。
似ているようで、どちらも素晴らしいのです。
さらにさらに、ハードケースのポケット開けると
お分かりでしょうか。
50年前製造時の保証書や封筒やチェックカードが出てくるではないか。
生きてて自分より年上のモノを手にしたのは、多分初めてだ。
こいつの経歴や、過去の持ち主に思い巡らせてみたりしてしまう。
多分、50年前にGRETSCHを買うような人だから、今若くても70歳はいってるんだろうなぁ。
店員さんに言われた言葉。
「年代物ですが、これまで大事にされてたようでこの状態です。
今後触らなくなったり、メンテしなくなったりすると一気に劣化することもありますので、大事にしてください。」
はい。
生涯の宝として、今の自分の思いを触ればいつでも甦らせるため、大事にします。
Rudy Redのメインギターになり得るか?
それはズバリ、未定です!
ヴィンテージならではのご愛嬌不具合ってのが、多少なりとも日々発見しているわけで、
ライブに耐えうるコンディションだと、しっかり認識できたら使おうと思ってる。
なんてったって俺には、自分仕様に改造施して、ギターヒーローのHEATWAVE、山口洋さんの魂が籠められたTennessee Roseがあるからね。
まぁ、実はCountry Gentlemanは山口洋さんの影響で買ったんだけども。
まずは、お互い知るところから始めようじゃないか。
君がどんなやつで、おれがどんなやつなのか。
でもま、次のライブ使ってる可能性は0じゃないから、来てみてのお楽しみで頼みたい、
これね↓
新生Rudy Redの旗揚げ戦、
これぞ俺にとって、
「無駄で、これ以上なく全力になってしまう」
こと。必要なことさ。
先日とある人から
「Rudy Redは何回も復帰してるから大仁田厚のようだ」
と、とても名誉ある言葉をもらった。嬉しい。
嬉しいんだけど、実は自分で引退宣言したことは1度も無いんですよ。
邪道先生は引退宣言しては引退全国ツアーしてガッポリ稼いで復帰するからね。しかもファンに受け入れられるという。見習いたいもんです。
またここから始まると思うと、年取るのも良いもんだよ。
全員三十路のRudy Red。一本勝負を始めます。