生き死に | 金田康平の六畳半フォーク手記

金田康平の六畳半フォーク手記

THEラブ人間の歌手金田康平の奇妙な音楽生活を綴ったファッキン・シットなブログですよ。

新幹線は東京へ。
今日も秘密作業の為、大阪から帰ってるんだけど、名古屋を通過して新横浜までのこの長さが好き。
静岡ってよっぽっど横に長いんだろうなあ。(なんかめちゃくちゃ頭悪い発言。)

こないだはきみにどこまで話したっけ。
そうだあの時ぼくは福岡にいたね。
じゃあそれ以降の話。

▼8/3
昼に空港を出て、福岡から東京へ。
そのまんま新宿紅布。
この日はセカイイチとの2マンライブ。
前回6月にスタートしたTHEラブ人間×紅布の2マンシリーズ。
その二回目になる。

毎度毎度、いわゆる【先輩】を呼ばせてもらってバチコン戦いましょうという、まさに我々と紅布らしいイベント。
前回はコレクターズとやったのでした。

セカイイチは我々のディレクターが以前ディレクターを務めていたこともあって紹介してもらった。
確かけいちゃん(セカイイチのボーカル)が最初に見てくれたのは去年の5月ごろだったと思う。
ドラムの響さんはそのちょい前に見にきてくれたんだったなあ。

この日のお客さんの表情はいつものイベントと違ってさらりとしてた。
否定的な意味ではなく、なんだかとても人間ぽいなーと思ったのだ。
楽しい循環は大いに笑い、悲しい時には大いに泣く。
ぱっぱっと瞬時に切り替わるカメラのような。
コマ送りされる表情。
空気は変わらず、風景は変わらず、人々の内情だけが浮き彫りになるような。
そんな二時間ちょい。

セカイイチが僕らに歌ってくれたうたがあった。
その歌は【お前がなりたかった大人になれたとしても、はじめに芽生えた気持ちを忘れちゃいかんでー。】みたいな歌だった。
歌詞は全然違う(ってか関西弁フィルターとおってる)けどぼくに伝わったのはこんな感じだったよ。

すごくうれしかった。
セカイイチさんきゅー。
またやりたいなあ。近々一緒に。

けいちゃんはステージの下にいるときも、楽屋にいるときも、ステージのうえでも変わらなかった。
まんま岩崎慧という人間そのものだった。
それってすごいことだ。

▼8月前半はうだる夏に巻かれていた。

繰り返すラジオやテレビの収録/音楽雑誌やらウェブサイトのインタビューや取材。

同じようなことを何度も話した。
同じようなことをたくさん聞いてくれた。
おかげでぼくは自分がなにを思っているのかを再確認できたのだ。

自分の考えていることや、思案していること、または企みは口に出さないと実感できないことが多い。

今までは歌うことだけだった。
その何分間の中で確認してきた。
今ではありがたいことに取材やインタビューが腐るほど山ほどある。

自分という人間がいかに、卑しいか妬ましいかわかってきた。
こんな素晴らしいことはない。

現実よ、ぼくの胸を突き刺してくれ。

そんな雑誌やウェブサイトやテレビやラジオはじきに放送されたり表出されるだろう。
みんな楽しみにしていてね。


※他に特筆することといえばまんだらけ通いが止まらないということくらいだ。
紙であることが大事だ。



まもなく夏は半ばをすぎる。
我々は8/24のミニアルバムリリースを皮切りに【炸裂する思春期ツアー】に出かけることになるわけだ。

日程はHPを調べてみてください。

その前哨戦ではないが8月13日。
カンカン照りになるであろう夏の日。
それはそれは暴力的な憎しみと愛をサマーソニックビーチステージ、寝ぼけまなこの朝10時。
全力でTHEラブ人間は解き放ちます。
みなさん朝早いけどおいでくださいね。

stay read the book & think yourself

金田康平



生き別れ、死に別れていったあなたへ。
stay beautiful.
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