金田康平の六畳半フォーク手記

金田康平の六畳半フォーク手記

THEラブ人間の歌手金田康平の奇妙な音楽生活を綴ったファッキン・シットなブログですよ。

Amebaでブログを始めよう!
またまた新幹線の中から。
今日ははじめての場所、静岡へ。

さて、また振り返る。
一ヶ月ぶりくらいだね。

8/21
渋谷soul smooth cafeにて弾き語り。
石橋from The Quandataに誘ってもらった。
この日で一度弾き語りはおやすみ。
なので、とことん攻めてみた。
ほぼ、新曲。
その結果はあの日いた君だけが知ってる。

久しぶりに会う仲間たちとラーメン食って帰った。
しげさん、かよちゃん、けーすけくん。
みんな元気そうでよかった。
photo:01




8/24
我々THEラブ人間のメジャーデビューの日。
レコードショップに午前中挨拶に回った。
それぞれの店が、それぞれの店なりに我々を鼓舞してくれる、その様にうれしく思ったり、悔しくなったりした。
photo:02


photo:03


photo:04


photo:05


photo:06


みなさんありがとうございます。

夜はタワーレコード新宿店にてインストアライブ。
爆音の出せない状況でも、いつもと同じうたを歌える自分たちを誇らしく思う。
柴田さん、たまちゃん、radio DTM。
ほかにもたくさんのクルーのみなさんに感謝。

CDリリースのため、たくさんのメディアにも、顔を出させてもらってます。
久しぶりに岡村詩乃さんやふかみさんとも会えた。
北海道で放送されるラジオ。
スライの新譜をこき下ろしたりした。
たのしかったなあ。
photo:07



MTVのオビザラスという番組では、9月度のマンスリーMCとしてTHEラブ人間を起用してくれた。
テレビ番組のレギュラーなんてはじめての体験だったけど、素晴らしいスタッフと、年下とは思えないほどしっかりもののVJジョアンに助けられて楽しく収録を終えた。
クランクアップの瞬間は忘れられない。
photo:08


今月からなので、見てね。

8/27にはARABAKI ROCK FEST11に出演。
photo:10


風の匂いをたっぷり吸い込んだステージだった。
永遠のように見えてしまうけれど、やっぱりそれは嘘だ。
この土地、宮城では今まさに。
亡くしてしまったものすべてに愛を伝えたい。
いつか死ぬ時までには。
間に合えばいいな。

写真は前野健太氏と。
素晴らしいライブでした。
photo:09



そんで8/31は心斎橋クアトロにて蜜のイベントに。

9/2は南堀江knaveにてクリープハイプのイベントに。
3日は大阪城野音にてモーニングリバーサミットに。
4日は瀬戸内海の小豆島にてshima fes2011に出演しました。

photo:10


photo:11


photo:12


photo:13



この24日からのライブを我々は炸裂する思春期ツアーと題して、全国を回っております。

ここ何ヶ月もの間。
たくさんのうたがちぎれることがありました。
台風や、原発や、震災や、人災で。
それでも、歌うことをあきらめないミュージシャンはいる。
歌わせることをあきらめないイベンターがいる。

そしてなによりも共に歌いに行くことをあきらめないオーディエンスのみなさんがいるから、なんとかなっているのです。

みんな、みんなにやさしくね。

まだまだ続きます。
炸裂する思春期ツアー。


新幹線は東京へ。
今日も秘密作業の為、大阪から帰ってるんだけど、名古屋を通過して新横浜までのこの長さが好き。
静岡ってよっぽっど横に長いんだろうなあ。(なんかめちゃくちゃ頭悪い発言。)

こないだはきみにどこまで話したっけ。
そうだあの時ぼくは福岡にいたね。
じゃあそれ以降の話。

▼8/3
昼に空港を出て、福岡から東京へ。
そのまんま新宿紅布。
この日はセカイイチとの2マンライブ。
前回6月にスタートしたTHEラブ人間×紅布の2マンシリーズ。
その二回目になる。

毎度毎度、いわゆる【先輩】を呼ばせてもらってバチコン戦いましょうという、まさに我々と紅布らしいイベント。
前回はコレクターズとやったのでした。

セカイイチは我々のディレクターが以前ディレクターを務めていたこともあって紹介してもらった。
確かけいちゃん(セカイイチのボーカル)が最初に見てくれたのは去年の5月ごろだったと思う。
ドラムの響さんはそのちょい前に見にきてくれたんだったなあ。

この日のお客さんの表情はいつものイベントと違ってさらりとしてた。
否定的な意味ではなく、なんだかとても人間ぽいなーと思ったのだ。
楽しい循環は大いに笑い、悲しい時には大いに泣く。
ぱっぱっと瞬時に切り替わるカメラのような。
コマ送りされる表情。
空気は変わらず、風景は変わらず、人々の内情だけが浮き彫りになるような。
そんな二時間ちょい。

セカイイチが僕らに歌ってくれたうたがあった。
その歌は【お前がなりたかった大人になれたとしても、はじめに芽生えた気持ちを忘れちゃいかんでー。】みたいな歌だった。
歌詞は全然違う(ってか関西弁フィルターとおってる)けどぼくに伝わったのはこんな感じだったよ。

すごくうれしかった。
セカイイチさんきゅー。
またやりたいなあ。近々一緒に。

けいちゃんはステージの下にいるときも、楽屋にいるときも、ステージのうえでも変わらなかった。
まんま岩崎慧という人間そのものだった。
それってすごいことだ。

▼8月前半はうだる夏に巻かれていた。

繰り返すラジオやテレビの収録/音楽雑誌やらウェブサイトのインタビューや取材。

同じようなことを何度も話した。
同じようなことをたくさん聞いてくれた。
おかげでぼくは自分がなにを思っているのかを再確認できたのだ。

自分の考えていることや、思案していること、または企みは口に出さないと実感できないことが多い。

今までは歌うことだけだった。
その何分間の中で確認してきた。
今ではありがたいことに取材やインタビューが腐るほど山ほどある。

自分という人間がいかに、卑しいか妬ましいかわかってきた。
こんな素晴らしいことはない。

現実よ、ぼくの胸を突き刺してくれ。

そんな雑誌やウェブサイトやテレビやラジオはじきに放送されたり表出されるだろう。
みんな楽しみにしていてね。


※他に特筆することといえばまんだらけ通いが止まらないということくらいだ。
紙であることが大事だ。



まもなく夏は半ばをすぎる。
我々は8/24のミニアルバムリリースを皮切りに【炸裂する思春期ツアー】に出かけることになるわけだ。

日程はHPを調べてみてください。

その前哨戦ではないが8月13日。
カンカン照りになるであろう夏の日。
それはそれは暴力的な憎しみと愛をサマーソニックビーチステージ、寝ぼけまなこの朝10時。
全力でTHEラブ人間は解き放ちます。
みなさん朝早いけどおいでくださいね。

stay read the book & think yourself

金田康平



生き別れ、死に別れていったあなたへ。
stay beautiful.
photo:01






現在、福岡天神のホテルにおります。
おとといのDrum SONでの【Rockdaze】出演からラジオやテレビ出演、収録のため滞在中なのです。

今日は昼からcross fmに生出演していました。
一時休憩。今からもう一本。
さて、楽しみだ。

さて、以前のブログではワンマンライブが無事終了したというところまで書きました。
それからのこと。

▼7月19日
名古屋ハックフィンファクトリーにて弾き語りワンマンライブ。

$金田康平の六畳半フォーク手記


うまれてはじめての弾き語りワンマンが名古屋でよかった。
はじめての街で、はじめてのワンマンというのは変な感じだったな。

ゲストでピアノを弾いてくれた里帰りのゆりには多大なる感謝を。
自分の曲をメンバー以外とやるってことをほとんど行わなかったのでなんだか実家にともだちを連れて帰ったみたいな感じ。
照れてしまう。
いっしょにやれてよかった。

音も録音してない。
映像も撮影してない。
あの日に来てくれたあなただけが覚えてるよ。あの夜だけは。


▼7月20日
HMV岐阜各務原イオンモール店にて弾き語りインストアライブ。
こここそはじめての街。
HMVを辞めてしまうクレイジーバイヤー森野氏の最後の仕事がこの日。
気合いが入る。

彼だけがあの日、HMVでぼくの味方だった。
ふたりでつくって、ふたりでうたった。
そしてあの日、見てくれたみなさんが最終的に歌を手に入れた。

$金田康平の六畳半フォーク手記

こんな日が来るたびにいつもぼくは「歌っててよかったな」と思う。
歌うことでなにかを彼に返せただろうか。


▼7月21日
名古屋滞在
コクリコ坂からを見る。
$金田康平の六畳半フォーク手記


▼7月22日
名古屋から東京へ。
そのまま新宿MARZで弾き語りライブ。
オワリカラと久しぶりに対バン。
わかったことは「許して欲しい」バンドと「許されている」と思っているバンドには隔絶とした差がある。
ぼくは前者しか認めない。
オワリカラ素晴らしいライブだった。


▼7月28日
たくさんの取材を受けた。
その一個がROCK IN JAPAN。
ブログに書いてくれていたので貼付けておきます。
http://ro69.jp/blog/japan/55155
良かったら読んで。
たぶん来月号にでる。

▼7月30日
広島県世羅にて行われた長寿つばき祭にてTHEラブ人間で演奏。
こどもたち、じいさんばあさんがたくさん見てくれた。
うるさくなかったかな。
町内のみなさん。
そして呼んでくれたツネのお姉さんありがとう。

$金田康平の六畳半フォーク手記


子供たちよ未来にキスを。
stay beautiful.

▼7月31日
そして前述した福岡LOGOS / Drum Be-1 / Drum SONにて行われた【Rockdaze】にTHEラブ人間出演。
あの時間、オープニングにいてくれた皆さんに感謝いたします。
遠いけど、すぐまた逢える。
またすぐ逢いにいく。

そしてザ・クロマニヨンズ。
あの人たちの首根っこをぼくは捕まえなければならない。


--------------------------------------------------------------------


【砂男・東京ツアー】は完全に終わった。
もう次の段階にさしかかっているのだ。
8/24にメジャーデビューをする我々だが、今は準備期間であり助走期間なのです。

どれだけ高く飛べるか、遠くまで届くか。
助走が大事だ。
はじめの一歩では行けない位置に我々は向かわねばならないのだ。

曲が出来る。
死ぬほど出来る。
もう誰もついて来れないほどの楽曲。

【炸裂する思春期ツアー】がはじまる。

死にもの狂いでついてきて欲しい。
このままじゃぼくは孤独になってしまう。
photo:01



2011/7/15
我々THEラブ人間は渋谷クアトロにてはじめての単独演奏会を行いました。
回りくどい言い方をしておりますが、要はワンマンライブ。

ライブは二時間半。
ほぼノンストップで行いました。
我々が想像していた時間、計算していた時間を大幅に超えたステージでした。

結局いままで積み重ねたものや、形にしてきたすべてをあざ笑うかのように、意識や想定の外で物事は動いていました。
なぜならば丸裸の人間がステージに5人。
客席には(これまた想定外の)650人いるわけですから。
それは当たり前のことなのです。

人と人の力とは。
儚く脆く危うい力とは。
なによりも凶暴なのです。
なによりも容赦ないのです。

ライブについてはあまり触れないようにしましょう。
あの時、あの瞬間、あの場所にいたものたちが誰かに伝え、浸透し、繋がっていけばよいのでしょう。
あのライブは特別なものでも、伝説でも、歴史が変わった瞬間でもなく。
ただのあるバンドのある公演でしかありません。

我々には唯一自慢があります。
それはあなたです。
言葉を真っ正面から受け止め、噛み砕き、血や肉にしようと意気込むあなたです。

あなたです。
音を支え、光を放ち、記憶を写し、映し焼くあなたです。

あなたです。
ぼくらの見え無い場所で、汗をかき走るあなたです。

あなたです。
あの日言ったように一切集中を切らすこともなく、二時間半を作り、決め、咀嚼し尽くしたあなたです。

我々はある段階を終えました。
それは7月15日の22時。
最後のGコードが鳴り終えた瞬間にピアノ線が断ち切れたように、ぷつりと。


ここにある、積み上げたもの。
やっと、かたちにできたすべてを白紙にしよう。
黒く塗りつぶしましょう。
ぶち壊しましょう。
ぶち殺しましょう。


we are the love ningen from TOKYO.
ここで言うweとはあなたのことだ。

ふりだしに戻ってもあなたとなら、ふたりならきっとたのしいよ。


もう7/17現在。
我々の次の章ははじまっている。
とっくにはじまってしまっている。

いいか?
集中切らすなよ。


for our dry heart.
金田康平




7/15セットリスト

東京
これはもう青春じゃないか
りんごに火をつけて(Light my apple)
(THE)ラブ人間から君へ
黒いドロドロ
8月生まれの君の結婚式
パニック・ルーム
わたしは小鳥
京王線
若者たちの夕暮れ
愛ってかなしいね
大人と子供~初夏のテーマ~
抱きしめて
レイプミー
砂男

-en-
おとなになんかならなくていいのに
西武鉄道999

-en2-
shimokitazawa-nite