『ちょっと借りるね』
と拝借する人がいる。
一応ことわりはあるものの、相手に対する甘えがあり
ちょっと=しばらく=ずっと
という風に変化する。
家族同士の問題であって、盗みという行為に当たらないと認識してしまうのだ。親友同士でもこのようなことは度々目撃してきた。学生時代、経済的な理由から同居する人は少なくなかった。
『ちょっと拝借』が
断りなく行われる場合もある。
調べてみると
『盗み』とは
『他人の』物や金品を、その人の意思に反してこっそり自分のものにすることを指し、法律用語では窃盗(せっとう)と呼ばれ犯罪(刑法第235条)となる。
となると、家族間では該当しないようにも思えるが、同居する親友同士では窃盗になる‥ということだろうか?
どのみちお互いの関係に依存する問題のようだ。
『全くしょうがないな。ちゃんと戻しとけよ。』で済む話であれば、問題ないと思う。
ただ、衣類など洗濯して返したとて、物の耐久性などは落ちる。破損や紛失がないにしても失われるものはあるのだ。
『父のランウェイ』というタイトルで、ブログでも書いているが、父は生前娘のタンスを開け、自分のものとして着用していた。
『勝手に着ないでほしい』と訴えると
『出てきたんだ!』と、悪びれる様子もない。
被害にあった衣類は加齢臭や変形やらで、二度と着たくないものに変化してしまう。まあ、親子だし父のことは大目に見ていた。『欲しいものがあったら買ってあげる』と買い物に誘うが、それには抵抗があったようで本人が衣類を選ぶことはなかった。
姉の場合はしらばっくれるばかりで、どうにもならなかった。『何故借りるの一言が言えないのか』『そもそも返す気などなく、最初から自分のものにするつもりだったのか』よくわからないままだった。姉は嫁に出て自分の家族がいる。ということは窃盗に当たるのではないか?
そんなこんなであれこれ考えてしまったわけだが、家族や親友であっても礼儀というものは存在する。家族であれ、他人であれ、他者とは良い関係を築いていきたいものだ。
脳内のモヤモヤは続いているが‥。

