【ビブリオグランプリシーズン1】
岩永周一さんのおすすめ本
「望郷の道」です!
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「この本には経営のすべてが詰まっている」
と、言われ、ある社長さんから貸していただいたのが『望郷の道』(上下巻)です。
北方謙三さんが、自身のルーツでもある菓子業を起こした曽祖父をモデルに描いた歴史小説で、読み出したら止まらなくなるような素晴らしい作品。
明治時代、実家の賭場を継いだ藤 瑠瑋という、刺青を背負った女性がいました。彼女に惚れ込み、藤家に婿入りした男が、北方氏の曽祖父にあたる正太です。
彼が瑠瑋と一緒に様々な困難を乗り越え、日本初のドロップを売り出した企業をつくるまでの半生が描かれています。
ハードボイルド小説の神様とも言える北方氏の原点を垣間見ると共に、正太の「男気」と、それを支え、寄り添う瑠瑋の生き方。そして、二人の商売にかける情熱が、読む者の心を必ず動かすことは間違いありません。
上巻は、佐賀の賭場を舞台にリアルな「任侠」の世界が展開されますが、窮地に立たされた正太が九州を離れ、身一つで当時の日本領だった台湾に渡り、様々な出会いを繰り返しつつ、その地で和菓子屋を始めるあたりがワクワクします。
瑠瑋を佐賀に残したままで、なんとか開業した正太。
赴任している日本の政治家との砂糖の価格交渉、ライバル業者との戦い、刃傷沙汰、恋愛(出来心の浮気)、協力者との出会いなど、波乱万丈なエピソードが満載で、まさにハードボイルド!
後に瑠瑋が台湾に渡ると、二人は力を合わせて菓子業に励み、商売を軌道に乗せ、最後は佐賀に帰郷し、ゼロからの挑戦とばかりにチラシ配りからスタートします。
「苦難においても人との出会いを大切にする」
それが如何に大事なことかが、これを読めばわかります。
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