咲かない桜
笑いが止まらないよ。
まさかとは思ってたけどね。
今日は、やけに帰るとき風が目に沁みたな。まるで涙を誘ってるみたいだった。
酷い、酷すぎる。あんまりだ。
もし、神様がいたらそいつは、よっぽど意地悪なんだ。
僕が、学校始まって以来の文系で男クラに入ってしまうなんて…
目覚めはよかった。
久しぶりに、七時に起きた。終業式以来だ。
自転車を学校に漕いで学校に行く途中、胸騒ぎがしていた。
男クラの予感。
それは、学校に近づくにつれて確信へと変わっていった。
学校のエントランスにはもう人だかりが出来ていた。
少し早く来たつもりだが、考えることはみんなも同じだったらしい。
人ごみを掻き分け、クラス分けしてある紙を取る。そして、自分の名前を探す。
見つからない。
徐々に心臓が早くなる。
やっぱりない。そりゃそうだ2年生のを見ていたw
チュドーン*****≫))))(/_x)/アレー
気を取り直して3年生のを見る。
すぐに見つかった。
自分の名前から下を見る。
女子がいな~いw(☆o◎)wガーン
なんとなくそうじゃないかなってわかってたよ。
気付いていた。だからこそ気付かないフリをしていた。
気付いてしまったら実現してしまいそうで怖かったんだ。
でも、心の奥底で覚悟していた。
だから、男クラだってわかってもショックは少なかった。
不幸中の幸いかクラスは1/3は前のクラスの奴だった。
でもやけに坊主が多い。半分はいきそうな勢いだ。
しかも、やんちゃそう…
こりゃ楽しいクラスになるぞ~ヘ(°◇、°)ノ~ ウケケケ...
これで、女子と接触する機会が激減した。
こんな環境で彼女を作るのは、カジキマグロを釣るみたいなもんだ。
ああ神よ。いったい僕の何がいけないのですか。
僕は僕なりにまじめに生きてきました。
人を傷つけないように努めてきた。なのになんで。
なんでだよ。なんでこんなことになっちゃうんだよ。あんまりだ…
いつになったら僕に春が来るんだろ?