アタッチメントと孤独: 人はなぜ繋がりを求めるのか | ルーシー・わんのブログ

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僕がこれまで読んだ本の中で、印象に残った本、読んで良かったと思える本、影響を受けた本の紹介を中心に書いていきたいと思います。

先日、NHKスペシャル番組で「アタッチメント」について取り上げているのを見ました。番組の内容に触れ、ふと私は思ったのです。しばしば孤独を感じることがあるのは、もしかしたら生まれながらに備わっている「アタッチメント」を求める本能から来るものなのだろうか、と。


番組の中で、そう明言されていたわけではありませんでしたが、私には自然とそう解釈できてしまうのです。世の中には「孤独」というタイトルの本が数多く存在しますが、アタッチメントとの関連性について言及しているものを見た記憶はありません。しかし、冒頭のような解釈をすると、孤独という感情は至極当たり前で、人間にとって自然な欲求なのだと納得できます。


番組では、アタッチメントを「不安や恐怖を感じたときに『特定のだれか』にくっついて安心感を得ようとする本能的な欲求や行動」と定義していました。従来、「愛着」と訳されてきたアタッチメントの本質を、より明確に表現した言葉だと感じました。

参照:
「NHKスペシャル」「あさイチ」「すくすく子育て」で放送
子どもの幸福度に影響を与える“アタッチメント”とは?
https://www.nhk.or.jp/campaign/koe/kodomo/koe_kiji_attach.html

NHKプラス(見逃し放送) すくすく子育て 子育てで大切な“アタッチメント”って?
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024050423775
NHKプラス(見逃し放送) 人間関係のクセは赤ちゃんの時に形づけられる
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024050423720