黄金の丘へ

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ブルゴーニュのワインをめぐって

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 最近ではブルゴーニュもすっかり値が上がったことに加え、一人で購入できる本数に厳しい制限がかかることが多いため、2010年ヴィンテージを最後に買う方は一休みしているのが実情です。今後この高騰・品薄が解消されることになるか、楽観視はできませんが、幸いこれまでのストックがありますし、熟成したピエモンテのネッビオーロやリオハなど、ブルゴーニュに勝るとも劣らない高揚感を与えてくれるワインも、あわせて味わってみたいと思っています。


 ジャイエ=ジルのエシェゾー、1992年を数本買ったのは遠い昔の話。その最後をようやく飲んだのは昨年のことで、熟成の素晴らしさを堪能しました。ブルゴーニュのグラン・クリュを一本だけ買ったところで、いつ飲めばよいというのでしょうか・・・。


 閑話休題。小田急百貨店新宿店は、ワインを買い始めてから最も個人的にお世話になった店のひとつでした。二十数年後の実店舗はエノテカがとって代わり、もはや見る影もないものの、通販サイトのほうでは、以前からメインだったラックからの仕入商品がまだ豊富に見られます。通販最安値に及ばないのは当然としても、価格的にも健闘しているほうではないでしょうか。セールもこの通販サイトで年に何回か開かれているようで、7月25日から「トロワグロフランスワイン&グルメ、ブルゴーニュお買い得ワインご予約販売」がはじまっています。


 開始から一週間を過ぎた時点で売切品がまだ出ていないのは、この明らかに長過ぎるタイトルが災いしたのだろうと思われます。といってもバックヴィンテージのセールなので、そもそも飛ぶように売れることも無いのかも知れません。「ブルゴーニュお買い得ワイン」の方は、ラックお馴染みの優良ドメーヌが並んでおり、決算期に他の通販店舗などで見られたものとくらべてやや割高に見えます。とはいえジョバールのポリュゾ2010年が八千円弱、バシュレのVV2009年が六千円ちょっと、クロ・ド・ラ・ブスドール2010年が七千円ちょっと。さらにゴヌーやラファルジュ、ショーヴネ・ショパンやミシェル・グロの一級も数多く、資金とセラーに余裕があればストックしておいて後悔することはないでしょう。寺田倉庫のセラー契約改悪さえなければ、私も買っていたに違いないのですが。


 「トロワグロフランスワイン」の方は、商品こそ限られているものの、ラファルジュ(クロ・デ・シェーヌとプルミエ・クリュ)、エミール・ジュイヨ(メルキュレ・シャン・マルタン)が複数ヴィンテージ並んでおり、価格的にも非常にうれしい水準。また、トロワグロ・ラベルのエシェゾーの生産者は確かフェヴレじゃなかったでしょうか。なお今回はコシュ=デュリはありません。その昔、1991年のムルソーが4900円で買い放題だったのは、今となっては夢幻としか思えない出来事です・・・。


 もちろん私自身は小田急と何の関係もないただの酒飲みです。セールは8月16日までですので、一度サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。