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5月14日のキュウリ『夏すずみ』の状況は、苦土石灰を混ぜ込んで
1週間ほどしたら植えようかなってところでした。
冬にすき込んだもみ殻に菌糸が分解をしてて
このまま植えて大丈夫ってことだった。
今回は苗の様子を確認して、畑に植えました。
■16日朝、キュウリから泡が出ていた。
なんじゃこれ?
『キュウリ 苗 家庭菜園 泡』とかで検索しても
泡がでるとか見つけられなかったんだけど、なんか泡立っています。
酵素の働きなのか虫や病気によるものなのか不安ですが
とりあえず水を与えたら泡ごとなくなりました…。
新芽は傷むこともなく出ているようだから、大丈夫なんだろうと思い
様子見です。
■22日、また泡出た
今度は接ぎ木したすぐ上の茎から泡が立ってます。
キュウリから泡がでるなんて聞いたことないし
何年か育てていますが、なったこともない。
ちょっと真面目に調べてみたら、虫が原因のようです。
アワフキムシ(泡吹虫)という、いかにもな名前。
泡でなにをしているのかというと、植物から栄養を吸って
その排泄物が泡状になり、外敵から身を守っているとか。
害虫やんけ!
薔薇やら山椒の木でよく見かけるらしいんですが
この苗を置いていた場所は薔薇と山椒が目と鼻の先。
駆除のために泡を取り除くと、確かに虫がいたので、捕殺しました。
あぶないところだった…。
今のところキュウリの苗に実害が出ているようには見えませんけど。
■23日、今日も元気に泡
水やり中に気づいたので、また捕殺。
こちらも生きるために(収獲のために)やむを得ないのだ。
大きな本場は何者かに食い荒らされました(左下)
■苗を畑に植える
苦土石灰をすき込んで10日弱。そろそろいいでしょう。
植える前に畑に灌水。十分に湿らせて30分後、土壌のpHを計ってみました。
うーん、6.5くらい?
キュウリは適正範囲が広いので、問題ないでしょう。
キュウリの根も、新しい土はまだかと窮屈そうでした。
まってろよ、すぐ植えてやるからな!
というわけで、植えました。
肥料も撒いておきましょう。
この適当に根の周りを避けて撒いたのは、石灰ではなく
バットグアノという肥料。コウモリのフンや老廃物、または本体が
長い時間をかけて分解された有機物です。
鶏糞でもよかったんですが、ちょっと臭うし、バットグアノにしました
植物に必要な三大栄養素といえば『窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)』であるのは
菜園を少しかじった人が一番はじめに憶えるものだけど
それぞれの栄養素が植物にどんな影響を与えるかは
ぼんやりと覚えている人ばかりじゃないでしょうか。
ぼくもです
ぼくだけ?
窒素は茎や葉の成長、リンは花や実の成長、カリは根を育てる栄養素と
この辺しか知りません(お恥ずかしながら)。
バットグアノを調べてはじめて、リンは植物に必須だけれど
植物が一番栄養として吸収しにくいものだと知りました。
なので、苗を定植させるタイミングで元肥としていれておいても
早くはないそうで。
と、あとはマルチ代わりにもみ殻を敷いておきました。
近くで撮影してみると――。
手前の茎、まだ泡残ってた。
そして、キュウリが結実していることがわかります。
2センチほどの、かわいい赤ちゃんでした。
■27日、花が咲いた。
キュウリの果実の先から、花が咲いていました。
実自体には成長はない様子。
全長は20センチほどで、まだまだ成長してもらわないといけないので
一番果である実は摘果させていただく所存でございます。
そうしないと株が疲れてしまって、成長が遅くなるそうなので。
一番果を放置して育てたことも合ったけど、やっぱり成長は遅かったです。
7月には山ほどキュウリを食べられるように、がんばってくれーい