夜の裏の小さな窓のほうよ。
抱きたいと抱きしめたいのあいだには
何があるのかどうしても見たくて
仲直りキスはしないで
まだ少し心の中にむくれる私
生きている私の時間少しだけ
あなたにあげて温まるなら
夜明けまえ 誰かに触れた記憶すら
淡い空色溶けて消えゆく
ミルクティー甘くしないで
毒入りの林檎のように思考鈍らせる