アール・ヌーヴォー
アール・ヌーヴォー
(フランス語で新しい芸術という意味で、19世紀末から20世紀初頭にかけて欧米で流行した芸術様式
植物や女性などをモチーフに流れるような曲線を用いた装飾性豊かな表現が特徴)
の代表的芸術家、アルフォンス・ミュシャの生誕150年記念
「知られざる制作秘密展」を見に、堺の市立文化会館まで行って来ました
チェコで生まれて、パリで挿絵画家として成功するまでの苦労したお話から
女優サラ・ベルナールに依頼されて舞台のポスター
お菓子の缶のデザイン、毎年四季を表現したリトグラフシリーズに
晩年は祖国に戻ってイベントのポスター制作などをしながら
スラブ民の姿を愛たっぷりに描いた油絵3点は特に惹かれました!
プラハの聖ヴィタ大聖堂のステンドグラスは濃紺と赤や黄のバランスが絶妙で
色彩感覚がすごいステキ![]()
一点物も多数100点ほど展示してあって見ごたえがありました![]()
下の階には堺出身の与謝野晶子さんの文芸館です
吉永小百合主演の映画「華の乱」を見てたから
夫婦の関係や周りを取り巻く文化人との繋がりは知ってました
あ、松田優作が「有島武郎」役で出てたからみたんですけどネ![]()
他にも緒方拳、松坂慶子、池上季実子とか豪華なキャストでした
アール・ヌーヴォーは日本美術から影響を受けてるらしいですね
それを逆輸入して日本の芸術家にも刺激を与えて多彩に広がって行ってる流れで
晶子の夫、与謝野鉄幹らによる詩歌「明星」の表紙や、晶子の歌集「みだれ髪」などが好例なんだそうです
そういった日本のアール・ヌーヴォーの作品も堺市で収集していて「所蔵作品展」を定期的にやってます
今度はコレに行きたい!
神戸ファッション美術館で
あぁ!美しきモダーンズ
―東西新世代女性たちの装い―
2011年1月27日(木)~4月3日(日)



