美しく生きる 中原淳一展 愛する心 | SWEET RUBY

美しく生きる 中原淳一展 愛する心

もしこの世の中に、風にゆれる「花」がなかったら、人の心はもっともっと、荒んでいたかもしれない。
もしこの世の中に「色」がなかったら、人々の人生観まで変わっていたかもしれない。
もしこの世の中に「信じる」ことがなかったら、一日として安心してはいられない。
もしこの世の中に「思いやり」がなかったら、淋しくて、とても生きてはいられない。
もしこの世の中に「小鳥」が歌わなかったら、人は微笑むことを知らなかったかもしれない。
もしこの世の中に「音楽」がなかったら、このけわしい現実から逃れられる時間がなかっただろう。
もしこの世の中に「詩」がなかったら、人は美しい言葉も知らないままで死んでいく。
もしこの世の中に「愛する心」がなかったら、人間はだれもが孤独です。


ルビレボののアンディさんが、「大丸神戸で中原淳一展やってるよ!」って
私がこういうの好きそうだからと割引券付きチラシを貰ってきてくれて、それを壁に貼ってお休みの日まで楽しみにしてました。


9月9日(水)が初日で平日だからかほとんどマダムでしたが結構な人でした。
デザイン画やイラスト、お人形、自ら編集長として創刊した雑誌の表紙、インテリアに至るまで500点もの作品が展示されてて見ごたえがありました。


女性のトータルな美を追及してプロデュースした多彩な方です。
しかも見た目の美しさだけでなく、作品に込められた美しい言葉たちは愛に溢れていて感銘を受けました。
そうだなぁ。当たり前のことを言ってるんだけどなかなか出来ないな、でもこんな風でありたいな。
読んだだけでもステキな人になれそうな気がしました。


きっと愛読者だったらしきマダムたちが「あらーこういうの流行ったわねぇ。このエリの形が・・・」とか
たんびたんびキャッキャと楽しそうにコメントをされてて、そのひとたちのすぐ後ろに居たので、解説を聞いてるようで楽しかったです。


物販で戦後すぐに創刊された雑誌「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」の複刻版が売られていて
見本をみていたらステキ過ぎて、当時の女の人たちに夢と希望をたくさん与えたんだろうな
今みてもすごくワクワクするもん! 


欲しいものがいっぱいでみてるだけでも楽しかったんですが
クリアファイルと特に気に入った絵のポストカードと、シールと、ファッション画集、作品がいっぱい載った本とたくさん買い込んで、お家に帰って本を隅々まで読みました。


一緒に行った私をよく知る人が
「目が子供みたいにキラキラしてたねぇ~女の子やね
でもおもしろいな
創った人は男やけど女っぽい繊細な部分がいっぱいある人で
それを好きな人が女やのに男みたいで(笑)」
だって!言えてる!!
 
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