連投で失礼します。
今日、11月19日は国際男性デーだそうです。
お昼のNHKのニュースの後にやっている『みみより!解説』とい
う番組で、今日が国際男性デーだということを知りました。
この番組の女性キャスターのお名前が、わたしとおなじ「名」な
ので、勝手に親しみを持って時々見ています。
国際男性デーは、3月8日の国際女性デーとは違って、国連が定
めた日ではなく、1999年にトリニダードトバゴの歴史学者が
提唱して始まったとされていて、「男性の性について考えてみよう」
という日とされているそうです。
女性に対して、
「女性はこうあるべき」
「女性らしく」
と言われると違和感を覚え、辛さを感じる人が多いように、男性も
同じことで、
「男性の生きづらさ・差別を解消」
「男女のジェンダー格差をなくそう」
という動きで、
「男性は仕事をして家計を支えるべき」
「デートや食事の会計は男性」
「男性は結婚して家庭を持って一人前」
「男性は人前で泣くべきではない」
といった、性別による無意識の思い込みに悩み、苦しんでいる男性が
多くいて、男性の悩み相談窓口には、
「相談すること自体が自分の弱いところを見せるようでいやだ」
「男らしくしろと言われて辛い」
「男らしくなりたい」
などの相談が寄せられているそうです。
番組では、この日が、
「自分らしく、そのひとらしく生きられる環境はどのようなものか」
を考える一日になれば、と締めくくっていました。
国際女性デーは1975年制定、国際男性デー1999年から提唱さ
れてきていて、もう長い時間が経っていて、少しづつは、「性別のとら
われず自分らしく生きていける」ほうに進んでるとは思うけど、まだ
まだ男女の「とらわれ」が多いと感じます。
わたしの、「女性」としての性自認は、子供のころからの「女子への
憧れのようなもの」からではなく、「性別としての男性」への違和感・
嫌悪感・拒否感の芽生えから始まっていると認識しています。
その認識までに時間がかかり、結婚し家庭を家族を持ちました。
いま、わたしが「自分らしく」「素のままで」生活していきたいとおう
ちを飛び出したときに、「家族への裏切りだ」「ずーっと騙されてきた」
「自分勝手だ」と言われ、いまも責め続けられています。
そうだよねぇ、そう思うよねぇ、あなた方にはなんの責めもはないんだ
もんねぇ、って思うし、いま頃になってわたしもこのことを言いださな
ければみんなと楽しい穏やかな老後が過ごせたのにとは思うけど、わた
しはわたしのこれからを大切にして生きていきたいから、いつかわたし
の気持ちをわかってほしいと思いながら、生活している毎日です。