ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、昨日亡くなりました。
わたしはキリスト教徒ではありませんが、1980年代後半にイタリア勤務していたときに、会社のスタッフやマスコミが、当時のヨハネ・パウロ2世を「パパ」と呼んでいたのが、すごく印象的で、教皇は、すべてのキリスト教徒にとってのパパなんだ、すごい存在なんだなぁって衝撃を受けた記憶がありました。
フランシスコ教皇は266代教皇で、ここ数ヶ月は体調不良で入退院を繰り返されていたようですが、亡くなる前日にはイースターのミサに姿を見せ、健在の様子をみせていたのに、、、
テレビのニュースのイタリア人へのインタビューで、「パパは、平和のため人々のために生きた教皇だった」という言葉が、分け隔てなく人々に接し、平和を願い、核兵器の廃絶を訴えて、人々に敬愛されていた存在だったかが、わかります。
88歳でした。
世界中で鎮魂の祈りが続いています。
心から哀悼の意を捧げます。
次の教皇は、Conclave(コンクラーヴェ)と呼ばれる「教皇選挙」で選ばれるそうです。