今日は、パートで清掃のお仕事の年内最終日でした。
いつもの通り、建物内の清掃を終えて、建物のフェンス沿いの外回り
のゴミ取りとかのお掃除をしているときに、この前から何度か挨拶を
していた一戸建てのおうちの82歳のおばちゃまにつかまってしまい
ました。
このおばちゃま、お話し好きでこの前にお会いした時にも10分くらい
お付き合いでお話しをしたんだけど、今朝は、いきなり、、
「女の人みたいだねぇ」
って声をかけられたんです。
前回までは、最初の声掛けの流れから、シルバー人材から派遣された
(男の)人がお仕事しているみたいな会話のつもりだったようで、その
声掛けに、わたしもここははっきりしておいた方がいいと思って、
「女の人ですよ」
って答えたら、
「男の人じゃなかったっけ?」
って言われたので、
「女の人になったんです」
って答えたら、
「えっ?、あっ、いまなんて言うんだっけ、そういう人のこと」
って訊かれたので、
「トランスジェンダーですね」
って答えたら、
「そう、そう、時代だねぇ、、、、」
って言われました。
「まるっきり女の人だよ、見た目は」
と言われたので、まぁ、髪が長いっということもあったんだと思うけど、
「嬉しいです、そういってもらえたら、、、」
ってお話ししました。
で、
「お仕事も、それで契約してるの?」
って、訊かれ(それってなんだよとは思いながらも)、
「はい、いまは会社もそういうこと認めないと、ですから」
とお返事したら、
「そうだよね、いまはそういう人たちも受け入れないとね、やっぱり時代
なんだよねぇ、、、」
って、また「時代」を繰り返されちゃいました。
たしかに、わたしと7歳上のこのおばちゃまとか、わたしと同年代の人たち
にとっては、「それ」は会話にもならない「時代」でしたからねー。
それとか、そういうこと、とか隠語みたいな会話になっちゃいましたけど、
いまは、このくらいのお年の方でも、わりあいすんなりと受け入れてもらえる
そういう「時代」になっているんだなぁって、実感したところです。
このおばちゃま、ご主人はすでになくされて、娘さんと同居しているようで、
娘さんの話とかでまた花が咲いて、今日も10分以上つかまっちゃいました。
お別れ際に、「今度見かけたら声かけてねー」って言われたので、「はーい」
とお答えしておきました。