昨日衝撃のニュースだった。

1960年「太陽がいっぱい」で一躍映画界の、そして世界の大スターに

なったアラン ドロン、88歳で、その幕を閉じた。

「世紀の二枚目スター」、「映画で最も美しい男性」と言われていてその

甘いマスクとちょっと憂いのある感じが好きだった。

 

 

今から思えば、なぜこのころアラン ドロンが好きだったのかわからな

い。でも高校生のころ、友達でやっぱり、アラン ドロンに夢中になって

いる奴がいた。

とにかくかっこいいと思った。

 

映画では、ジャン=ポール・ベルモントと共演した「ボルサリーノ」が

好きだった。

 

ご冥福をお祈りします。

 

そして、わたしは今日、死にかけた。

今日は朝からお仕事で、終わったあとに銀行に用事があって立ち寄って

ATMで現金を引き出して、おうちに帰った。

 

で、大汗をかいた支給されている仕事着(制服みたいなもの)など洗濯

して、干した後に、片づけをしていて、フッと銀行のキャッシュカード

などを入れているカードケースがないのに気づいてしまった。

 

うわー、えーっ、どうしようと思って一瞬冷や汗が出て、こりゃ、ダメだ

一瞬死ぬーと思った、いや、マジで死にかけた。

銀行のカードやクレジットカードなどが入っていて、このケースを紛失

したとなると、カードの停止や再発行など連絡しなくてはいけないところ

がいっぱいで、頭を抱えてしまっていた。

 

が、冷静に考えてみると、このカードケーケースをバッグから出したのは

この銀行のATMの前だけなので、銀行に連絡してみることにした。

 

電話に出た銀行の人は、感じのいい人だった。

「緑入りのケースですかね、お預かりしています」とのことだったので

はい、そうです、それです」って、ホッとして、胸を撫でおろして、

「よかったです」と言ったら「ご心配だったでしょう」と気遣っていただ

いて「ご本人が確認できるものをお持ちになっておいでください」と

いわれ、すぐ取りに行った。

 

このカードケースの中には、わたしの戸籍名のものと通称名の物が混ざって

入っていたけど、やっぱり本人確認は戸籍名の「運転免許証」を提示して

しまった。

この銀行との取引は、今までの会社がらみがあるので、口座名やキャッシュ

カードの名義はこの銀行だけ唯一戸籍目のままなので、致し方ない。

この場面では健康保険証は通じない。

 

でも、無事にカードケースを渡して頂いて、なかのカード類を確認した時、

一瞬死にかけたわたしが息を吹き返した瞬間だった。

 

どなたがATMに残っていたこのカードケースを銀行員に届けて頂いたのか

いまは知る由もないが、ほんとうに有り難うございました。

 

で、先ほど。高石ともやの訃報がはいった。82歳だった。

 

わたしの青春時代を共に過ごした人たちが亡くなっていくのは淋しい、、、。