5月の健康診断の結果で、便潜血反応が出ていて、要精密

検査となっていて、気にはなっていたのですが、ここ2か

月はつれあいとの別居、お部屋探し、一人身生活のはじ

まりとかで、バタバタだったので、先送りしてました。

 

一人身生活も1か月を過ぎて、少し落ち着いてきたので

まえから近くにあってチェックしていた消化器病院に

行ってきました。

便潜血反応が出ると、大腸の内視鏡検査となって、大腸

まで空っぽにするために下剤を飲んだり、腸管洗浄剤を

飲まなきゃいけなくて、それが結構つらいので、イヤなん

ですけど、ま、この年ですから体のチェックは怠れなくて

行ってきました。

 

実は13年前にも、健診で便潜血反応が出て内視鏡検査した

ところ、大腸ポリープが見つかって、その場で切除して

一泊入院したことがあります。

 

で、その健診結果のこと説明して、初診の時に記入する住所、

氏名、性別などを記入する問診票(わたしはいつも性別欄は

どちらにも〇をしないでいる)をお渡しして、待っていると、

受付の人が来て、「どちらがご希望ですか」って訊かれて、

わたしが戸惑っていると、「診察券の性別の記載ですけど、

どちらにされますか」って訊かれ、わたしは「女性でお願い

したいです、ご配慮有難うございます」っていって待ってい

ると、 性別 F と書かれた診察券を渡されました。

 

 

 

えーっ、嬉しいなぁ、いままで、こんなこと訊かれたこと

なかったし、今までは、病院によっては診察券に性別の記載

がなかったり、記載されている場合は、病院の了解をいただ

いた上で、カッターなどで性別記載のところを削っちゃって

ましたから。

(病院のお話では、診察券を作成するシステム上、どちらかを

入力せざるを得ないそうで、システム改修は難しいそうです)

 

ところが、しばらくしたら、先ほどの受付の人が来て、

「ごめんなさい、やはり戸籍の性別の記載になります」って

性別 M の診察券をもって来られたので、「そこにマスキ

ングテープを張るか、削っちゃってもいいでしょうか」と、

別の病院のケースをお話したら、しばらくして「性別 F で

対応させていただきます」と、結局 性別 F のままの

診察券を渡してもらえました。

 

いやー、嬉しかったです。

優しいなぁ、この病院の人たち。対応が、寄り添ってくれて

いると感激しました。

いままでに、診察券上の性別欄で 女性と書かれた診察券は

一枚もないですから、、、。

 

で、診察の後に内視鏡検査の日時の予約と、検査の手順と注意

事項の説明を受けて、検査の時にポリープが見つかったらその

時に切除すうる同意書にサインして、切除した場合1泊入院と

なるのでその時に、個室(1泊9000円ー保険外)にするか、

相部屋(保険で無料)にするかの選択をしなくてはいけなくて、

相部屋にしておきましたけど、念のため、この場合の相部屋は

どっちになりますかって訊いてみたら、「お部屋の状況によって

その時に対応します」って、そりゃそうですよね、そこまでは

難しいだろうなぁって。

わたしにも、わかります。無理言っちゃいけないなぁ、って。

 

2017年公開の映画「彼らが本気で編むときは」でトランジェン

ダー女性を演じる生田斗真が、病気になって入院するシーンで

男性の相部屋に入っていることを共演の桐谷健太が病院の看護

士さんに「人権侵害だ、女性部屋にして下さい」と訴えていた

シーンを思い出しました。

 

この病院、消化器内科のほかに、内科、外科、骨粗鬆症外来も

あるので、これからは、この病院をかかりつけにしようかぁって

思いました。