呼吸も楽になった
ただのアイコスが原因か…
私は学生の時、中島らもさんの本が好きで
その中で、わかぎゑふさんがお父様のことについて書いてる一節が好きで、何度も思い出してた。
こんな一文。
『私の父は、なんと死ぬ3日前に、死んだふりをして家族全員を驚かせるような、そんなお茶目な人だった。』
笑笑。
めっちゃ好き!
私の父も謎のお茶目な人です。
不思議だなぁといつも思います。
ウチのオトコマエのお気にの服、
あんなに欲しがってたのに
全然着ぬままだから。
普通泣くとこだけど、笑うよ。
もう、ナニ看護師さんに赤ちゃんみたいに、甘えた顔して。笑笑
前は私が来ると私にもそんな感じだったけど、今めっちゃ…素。
看護師さんにも、
「さすがに家族よりお世話になってるから、家族以上の何か感じてますね〜。」と言ったら
「そうですか〜!?」とすごく嬉しそう。
完全に愛人宅で幸せにしている円満さを感じた。
昔、不倫していた友人が、付き合っている人の奥さんのことを「〇〇ちゃん」と呼んでいて
「私たちの関係は、〇〇ちゃんもいてこそでうまくいっていて、三位一体やねん。」
と、爽やかに言っていた。
時を超え、こういう感覚だったのかなとか思ってる。
ちなみに、その友人に私は 当時、
「星の数ほど男がいて、独身でいい男もいっぱいいるのに、不倫とか貧乏臭いから!やめな。」
と、説教こきましたが
今になって、学ぶことは超多い。
20代なのに随分大人だったのね。
そして、父といえば
看護師さんが去ったら すっと 何もなかったような顔。
「おとうさーん♪」
「………」
無
「おとうさーん、無視してんの?」
なんか、笑いこらえてるような含み笑いをうっすら感じて、
可笑しくて、笑った。
お茶目
ちなみに、私も父の不倫の相手の話を、せんど聞いた。
一緒になりたいと思ったけど、お母さんもいるし、子供たちもいるし諦めたと。
何年も、寝言でその人の名前すんごい呼んでた。
あの世か、来世で一緒になりナ!
そして、また お母さんに追いかけられナ!
まだ、元気な時、若い看護師さんに
「看護婦さん、よかったら彼氏に僕どうですか?」
って、言ってた。
おののくわ!
そのタフさに。
