お盆明けにおかんが手術して
胃のない人になりました。
幸い予定通りがん細胞は取り払われ
一安心。
ですが高齢の母にとっては
とんでもない身体の負担があったのでしょう。
あとは食べれば退院なのに
食べられず…

入院中でもあれこれ介護が大変なのに
帰宅したら…と
気分は暗澹たるもの。
気分は鬱々。

忙しくて勉強がすすまないこととか
うまくいかないことが多いのはたしかだけど
それにしても気分が暗く。

…気がつくと
いままでの舞台の動画見てたりとか…

で、思い当たったのです、気分不調の理由に。

おどってないから

心理療法に舞踊療法ってのがありますが
まさしくわたしにとって
踊ることそのものが
セラピーだったわけで。

無心に身体を使い
表現をし…
言葉にならないものを
吐き出したり見つめ直したり…
ある種その瞬間そのものが
生きがいみたいになってて。

舞踊家じゃないけど
プロフェッショナルでもないけど
やっぱり踊ることが
生きることとイコールでした。

先日師匠からメールがきて
「一日も早くスタジオに戻れますように、元気に踊れるようになりますように祈ってます」と。

おかんの退院前に
気力つけて
一度踊ってこようとおもいます。

そこからさきはまだみえないけど。

でもまた
舞台に…出たいから。

私が踊れば
おかんが衣装作り手伝いたいと
おもうかもしれないし
見に行きたいから元気になりたいと
おもうかもしれないから。