キッチンの恋人フィアンメッタ♡一家に一台コーヒーメーカー | フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

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フィレンツェ観光ガイドの資格を2016年に取得しました。
現在は都内で美術の鑑賞の仕方を教えています。
詳しくはホームページから。
http://mariko-no-heya.com/

Buongiorno♪

 

 

最近引っ越しました。

引っ越し先はウフィツィ美術館の向かいです。

 

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とても快適ですが、一つだけ欲しいものがありました。

それがこちら♪

 

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イタリア式コーヒーメーカー。

「モカ」と呼ばれています。

コーヒー文化のイタリアでは街のどこにでもバル(カフェ)があります。

カウンターでエスプレッソを立って飲むのがイタリア流。

 

コーヒーは基本エスプレッソなので、お家でも小さなカップで飲みます。

お家でよく使われるのがこのコーヒーメーカーなんです。

イタリアに来て最初のときには使い方がわからず、数日コーヒーが飲めませんでした。

ということで、いつイタリアに来ても美味しいコーヒーが飲めるように「モカ」の使い方を伝授します。

 

 

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まず上の取っ手のある部分を回すとこんな風に2つに分かれます。

 

 

 

真ん中に見える網目の部分を取ると・・・

 

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ここにお水を入れます。

中に薄く線があるので、その線まで水を入れてください。

 

 

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先ほどの網目の部分をもう一度セットして、コーヒーを入れます。

コーヒー豆は日本で飲むドリップより細かく挽いてあります。

 

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そして火にかけて「ゴォー」という音がしたら火を止めて・・・

 

 

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蓋を開けると美味しいコーヒーができています。

 

 

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これを小さなエスプレッソ用のカップに入れたら出来上がり♪

お好みでお砂糖とミルクをどうぞ。

 

 

 

 

 

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さてさて、今回はおニューを買いました。

おニューのモカを使う時には儀式があります。

 

  1. 水を2回モカで沸かして捨てる
  2. コーヒーを2回モカで作って捨てる
  3. 3回目以降、やっと飲んでよし

なんでもコーヒーの油膜が張って美味しくなるそうです。

街角のバルでも新しいお店はしばらく通わないとエスプレッソメーカーに味が染みないとか。

味にうるさいイタリア人ならではのこだわりな気がします。

コーヒー膜が大事なので、洗う時は基本的には水ですすぎます。

 

 

 

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今回購入したコーヒーメーカーには「フィアンメッタ」というお名前が付いていました。

「炎」という意味があります。

そしてイタリア中世を代表する詩人ボッカッチオは「フィアンメッタ」という恋人に向けて詩を書いています。

ナポリのお姫さまだったと言われているフィアンメッタ、炎のような女性だったようです。

 

ボッカチオの代表作は「デカメロン」

男女10人が街から抜け出して1人が10個ずつお話をしていきます。

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会で10人が出会うところから始まります。

コーヒーを飲みながら遠い中世に想いを馳せるのも悪くありません。

 

 

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