ミュージカルロミオ&ジュリエットの観劇感想です。


ダブルキャストのそれぞれの初日の感想は以前書きましたので(こちら )、その後に観劇したときの感想を中心に書きたいと思います。


3回目の観劇 9月10日()17時30分公演

ロミオ:山崎育三郎

ジュリエット:昆夏美

ティボルト:上原理生

マーキューシオ:良知真次

死:中島周


4回目の観劇 9月19日()13時30分公演

ロミオ:城田優

ジュリエット:フランク莉奈

ティボルト:上原理生

マーキューシオ:良知真次

死:大貫勇輔


5回目の観劇 10月2日()13時30分公演 *東京公演千秋楽

ロミオ:山崎育三郎

ジュリエット:昆夏美

ティボルト:上原理生

マーキューシオ:良知真次

死:中島周


キャストのそれぞれの初日の観劇感想(こちら )に書かなかった他のキャストの方の感想を書きます。


プログラム掲載順で、最初はベンヴォーリオの浦井健治さん。ロミオズのお二人と仲が良く、それが余計ロミオの親友らしさが出ていて良かった。歌はもちろんのこと、客席降り、しかも3回も間近で拝見できて幸せでした。


パリスの岡田亮輔さん。お母様は、女優、現在はご自信がデザインされた洋服などのテレビショッピングでお見かけする岡田可愛さんだということを知っていたので、笑顔がお母様に似ているなぁと思って観ていました。千秋楽は前方の席だったので、パリスはチークもピンク色だったことに気付きました。ホンワカした笑顔がパリスにピッタリでした。


キャピュレット卿の石川禅さん。イタリアの伊達男というような形容詞を送りたいです。セクシーでワイルドな感じ。でも、ちょっとドン小西さんか、SPEAKEASY(サヨナラ公演)の頃の真矢みきさんに似ていました。石川さんが履いていた靴がイタリアンぽくって気に入っていました。


ロレンス神父の安崎求さん。舞台で拝見するのは、本当に久しぶりというか、私が安崎さんが出演される舞台を拝見していないだけなのですが…私のイメージとしては、安崎さんはもう少し柔らかい感じの声だったと思っていたのですが、割と強い感じの声で、音符神はまだお見捨てにはならないは説得力があったと思います。千秋楽では、結婚の相談に来たロミオにアロマテラピーが趣味なんだと告白するところで、棚の布をさっと剥がしたときに何回も回したものだから髪の毛が乱れてしまいました。それを見た育三郎ロミオが髪を直してあげて、これはカーテンコールのときもやっていました。


モンタギュー夫人の大鳥れいさん。みどりちゃんももう母親役をやる年代なんだと思うと、ちょっと感慨深いです。ああいう派手な髪型とドレスに負けていないのは、さすが元トップ娘役です。


モンタギュー卿のひのあらたさん。私は、初めて拝見したのですが、このカンパニーの中で一番スタイルがいい!!元々モンタギュー卿の歌は少なかったので致し方ないのですが、もっと歌を聞いてみたかったです。


ヴェローナ大公の中山昇さん。中山さんは、最近の小池先生の舞台にほとんど出演されていると思うのですが、中山さんを観るとホッとしちゃいます。仮面舞踏会のシーンの執事みたいな役は、中山さんですよね…


乳母の未来優希さん。はまこちゃんの乳母は、もう想像どおりで、温かい感じが溢れていて良かったです。千秋楽では、音符綺麗は汚いのシーンで良知マーキューシオに本当にキスされて、何だかとても喜んでいるように見えたのは私だけかな?


キャピュレット夫人の涼風真世さん。音符涙の谷はかなめちゃんの持ち味にピッタリの曲だと思いました。バラのドレスも凄い素敵でした。でも、「脈がない」のセリフは、やっぱりおかしいですよね。乳母に「ジュリエット様がお亡くなりになった」と言わせるために「脈がない」だと思うのですが、「死んでる…」で驚いた方が普通だと思うのですが。


R&Jダンサーで気になった方。玉城晴香さんです。ティボルトがマーキューシオを刺してしまったとき、キャピュレットチームの中で一人だけ気を揉んでいて、亡くなったと分かるとすごくショックを受けています。そして、最後のシーンで最初にベンヴォーリオと手を繋ぐという役でした。今回、宝塚版と違って“愛”がいないので、最初のシーンでのモンタギューチームの女とキャピュレットチームの男が”愛”のイタズラというか導きで一瞬で恋に落ち、両チームに引き離される、最後のシーンで手を取り合うという設定がないので、淋しかったのです。でも、玉城さんの役割を見付けてからは、玉城さんに注目していました。


あと、書いておきたいのが、上原理生さんが千秋楽が近付くにつれて、ティボルトの演技や歌に強弱がつくようになり、上手くなったなぁと思ったこと。最初は、どうもアンジョルラス(レ・ミゼラブル)ソックリでイマイチだったので。


それから、ダンサーさんたちをもっと広々としたところで踊らせてあげたかったです。千秋楽のカーテンコールでの挨拶で石川さんがおっしゃっていたのですが、赤坂ACTシアターはあの人数ではちょっと舞台が狭いと思いました。あと照明がイマイチ。「あの光はジュリエットだ」とロミオが気付くバルコニーのシーンでは、周りが明る過ぎ。


衣装もモンタギューチームが黒なのは、イマイチどころか、イマサンくらい。でないとベンヴォーリオの衣装の色がなぜ黒に近い色なのかが伝わらない。宝塚版だと大公や神父さまの中立の人たちに立場が近いから、青でも黒い近い色の衣装だと理解していたからです。


もう一つ書いておこう。音符いつかの場面で、宝塚版、しかも雪は、ロミオが銀橋でジュリエットがバルコニーで盆で回っているのですが、一瞬気持ちが重なるときに二人の位置も重なる演出が好きでした。(星では、ロミオは袖に近い位置、階段に座っているので演出が違う。)あの場面はセンターで観ていると、本当に二人が一直線に並び、二人の赤い糸が繋がっているように見えて良い場面だと思っていたのです。今回は、すれ違いなのが残念です。


いろいろ不満はあったけれど、このカンパニーは大好きだったので、千秋楽を観劇して幸せになりました。カーテンコールで銀のテープが上から降ってきたのをキャッチできたので、記念に持ち帰ってきました。来年のフランスチーム来日公演も楽しみです。


PINK FLASHの小部屋