ミュージカルロミオ&ジュリエットのダブルキャストそれぞれの初日、9月7日(水)18時30分公演、9月8日(木)18時30分公演に行ってきました。


PINK FLASHの小部屋

<キャスト>

(プログラム掲載順、ただしWキャストは9/7、9/8の順)


ロミオ:城田優/山崎育三郎

ジュリエット:昆夏美/フランク莉奈


ベンヴォーリオ:浦井健治


ティボルト:平方元基/上原理生

マーキューシオ:良知真次/石井一彰

パリス:岡田亮輔


キャピュレット卿:石川禅

ロレンス神父:安崎求

モンタギュー夫人:大鳥れい

モンタギュー卿:ひのあらた

ヴェローナ大公:中山昇

乳母:未来優希

キャピュレット夫人:涼風真世


死のダンサー:中島周/大貫勇輔


R&Jダンサーズ:

穴井豪 飯田一徳 大野幸人 丘山晴己 鈴木明倫 末廣昇 仙名立宗

遠山大輔 遠山裕介 永野亮比己 西田健二 三井聡 宮垣祐也 六車和也 廻修平
新井希望 岩江蓮花 碓井菜央 尾久葉ゆい 小嶋亜衣 佐伯理沙 鈴木貴絵

高橋里衣 玉城晴香 松田尚子 MEDUSA 矢野祐子 吉江麻里菜 吉元美里衣


コーラス(録音):

家塚敦子 池谷京子 今泉由香 三木麻衣子 未来優希

笠嶋俊秀 中山昇 西野誠 ひのあらた 山口正義


コーラスの方々は録音だとしても、宝塚以外のミュージカルのカンパニーでこれだけの人数は余りいないのではないかと、この記事を書いていて思いました。


PINK FLASHの小部屋

この先、ネタバレ等含みますので、ご注意ください注意



ペタしてね




















まず初日を観て、最初にカメラのフラッシュにビックリしました。この時点で、ナレーション(星英真さん、雪未涼さんがされていた)が無いのと、ロミオとジュリエットが生きていた14世紀のイタリアにあるはずの無いものが出てきたので変だな~と思いました。


照明が点くと、何だかヴェローナ大公の衣装が現代風。嫌~な感じが更に増して、宮殿が描かれた幕が落とされると、鉄骨だけのセット。衣装がじゃないあせ3キャピュレットチームは赤が取り入れられていますが、基本は豹柄豹モンタギューチームは、黒でクロコダイル柄。乳母は、乳母だからなのか牛柄牛模様。


ダンサーズは全体的にストリートダンサー風の衣装。TETSUHARU氏のヒップホップ系のダンスにはピッタリ合っていましたが…


衣装とセットでまず拒絶反応が私に現れてしまい、その後モンタギュー夫人がベンヴォーリオに「ロミオはどこに行ったの?」と聞くシーンで親友と言わずに“マブダチ”!この瞬間に持っているチケット全部手放そうかと思ったほどでした。


音符世界の王で手拍子する気にもなれずにハクハクしながら観ていました。仮面舞踏会では、ミラーボールミラーボールが回り、ディスコ風。仮面も豹のお面(に見えた)。ロミオはバラ柄のジャケットバラジュリエットのドレスはまぁこの衣装たちの中では最上級に良かった。夏美ちゃんはピンクで、莉奈ちゃんは白です。(それに双璧をなすのは、キャピュレット夫人のバラバラのドレス。)


ロミオもジュリエットもあまり衣装替えはしません。なのに、あのチケット代は高いよね涙


携帯電話が出ることは前もって知っていましたが、スマートフォンです。ロレンス神父はノートPCを使っています。ジュリエットがベラドンナで作った薬で眠っているとの手紙は、Eメール。ロミオは死によってスマートフォンを壊されたので、そのメールを受け取ることが出来なかった。と、いう具合なのですが、今の世の中メールが確実ではないことは誰でも知っているし、大事なことをメールだけでのやり取りはしないと思うのですが…


でも、2幕あたりで、「歌詞やセリフは星版とほぼ一緒だ」と思ったら、少し落ち着いて観られるようになりました。歌は皆さん上手いし、ダンサーの方たちはすごいダンスを見せてくれるし、楽しまないともったいないなぁと思い始めました。


宝塚版では使われなかったキャピュレット夫人の音符涙の谷(Tu Dois Te Marier)でジュリエットの出生の秘密が明かされ、2幕のキャピュレット卿の音符娘よ(Avoir Une Fille)で、キャピュレット卿がその秘密を知っていることが分かりました。


最後は、ロミオとジュリエットが死んでしまったのを両家が知り、引き離そうとするところで、二人は死んでもなお手を繋いでいるのです。ここはグッと来ました。(でも泣けない。星のときはあんなに泣いたのに泣)それをきっかけにキャピュレット夫人とモンタギュー夫人の音符罪びとになります。


こんな具合なので、演出と衣装には違和感がたくさんあります。でも、出演者の方たちのレベルが高いからその点は文句はありません。


この2回の観劇でのダブルキャストの方たちの簡単な感想を記しておきます。


ロミオ役城田さん。2幕終わりに近くなってきたら、声がちょっと辛そうでした。大丈夫かな、この先長い公演なのでちょっと心配です。


ロミオ役の山崎さん。歌はさすがです。カーテンコールでのロミオ&ベンヴォーリオ&マーキューシオのダンスはナイスでした。


ジュリエット役の昆さん。歌声が綺麗だし、良く伸びる声だと思いました。城田さんの肩までしか身長がないのがちょっと惜しい。ヒール10センチくらいのパンプスなので気を付けてね。


ジュリエット役のフランクさん。可愛いハートドレスも綺麗に着こなしていてさすがスタイルがいいです。ただ、高音が出にくかったり、演技がちょっと頼りないのが心配ですが、逆に今後に期待できると思いました。


ティボルト役の平方さんは高音が出にくいのが気になりました。上原さんは色気をもっと追及してね。二人ともマーキューシオを刺したあとが普通なので、これは演出なのかしら?宝塚版の凰稀さんと緒月さんはここに狂気を感じたので、ちょっと違和感をおぼえました。


マーキューシオ役の良知さんはさすがダンスも上手いです。反対に石井さんはダンスをもっと頑張ってねと思ってしまいました。


死のダンサー役の中島さんは死がスルッと近づいてくる感じで、大貫さんは死が取りつく感じと違いを感じました。


このあとの観劇でダブルキャストのほかの組み合わせも観ることができますので、ほかのキャストの方の感想も含めて後日またじっくり書きたいと思います。