2月11日()、月 紫子/Heat on Beat! をダブル観劇してまいりました。1987年の初演も観ておりますので、紫子の再演がとても楽しみでした。


霧矢大夢さんの紫子は、二役というより四役と言っていい役なので大変だったと思いますが、瞬時に役を切り替えられていて凄かったです。最初の紫子と風吹と出逢ってからの紫子も雰囲気が違っていて、気持ちの動きなどが感じ取れました。本当に難しい役だと思いますが、紫子という作品ときりやんが出会って本当に良かったです。ただ、初演の峰さを理さんは日舞の名手ということで、日舞の場面が多かったので、今回はそういうところがちょっと間延びして感じられたりしました。振付にミネちゃん(西崎峰先生)が入られていたので、申し訳ないのですが…


風吹は青樹泉さん。初演の日向薫さんはこの役の好演で、次期トップを引き寄せました。(それまで紫苑ゆうさんとW2番手という扱いだったという記憶があります。)役としてはとても難しく、トップさん以上の包容力も出さないといけないため、紫子とは違う意味での難役だと思います。もりえちゃんは、紫子に何故惹かれていくのか分からないけど、惹かれてしまったという感じで自然に演じていたと思います。たずさんに「ふくれっ面が…」と言われたときの顔が何だかとても可愛かったですラブラブ


金井定嗣は、明日海りおさん。近習頭ということで、殿(碧生)をお守りするという気持ちの方が強く出ていたと思います。ただ、それがどうして紫子を好きになっていったかがちょっと分かりづらかった汗定嗣も難しい役ですよね。紫子というか佐伯家の秘密を知っているために、表と裏の顔を使い分けないといけないし…


表と裏といえば、天野外記。星条海斗さんが演じられました。マギーは、博多座で演じたME AND MY GIRLのパーチェスターのときも感じたのですが、一癖も二癖もある役がすごく上手いですね。


舞鶴姫は、トップ娘役に就任した蒼乃夕妃さん。もうすっかり月に馴染んでいるようでした。舞鶴姫は、出番が少ない上に、確か日本物のお芝居は初めてだと思ったのですが、しっかりと印象を残しました。ただ、お化粧はもう少し改善の余地があるかな?


梅沢三太夫の一色瑠加さん。最近、どうも気になって仕方がないお方です。ここまでの老け役って初めてではないでしょうか!?碧生さまと紫子さまがこんがらがるシーンでは、飄々とした感じがして大好きです。最期のシーンでもたずさんに刀を差し出して、炎の中に入って行くところはジーンときました。


たずさんの邦なつきさん。原作よりいくぶんお茶目な感じ。でも、その明るさがあるからこそ、三太夫との最期のシーンが引き立つのだと思います。邦さんは月組出身なので、月組に出演されているのを観ると私は何だかホッとします。


ラストの紫子が「風吹、私を抱け!」というところは、初演は屋台崩しでお城が滅んでいくといった感じがしたのですが、今回はお城のセットがどんどんハケていってしまって、ちょっと物足りなかったです。劇場の関係とかコストの関係かしら?


Heat on Beat! は、大劇場で初めてみたときにきりやんが中心のシーンがなくて、どうして!?と思っていたのですが、中日劇場公演を観て理由が分かりました。瀬奈さんのところにきりやんがすぐに入れるようになっていたんですね。そうすることで役替わりに対する生徒さんの負担が減るということなのでしょう。


今回、お芝居でもショーでもトークスペシャルに出演されていた光月るうさん、彩星りおんさん、千海華蘭さんが活躍されていて、とても嬉しかったです。勝手に母親みたいな気分になっているのでチョキ