東京宝塚劇場公演仮面の男/ROYAL STRAIGHT FLUSH!!を10月21日(金)15時30分公演(初日)、10月30日(日)11時公演、11月13日(日)11時公演の3回観劇しました。
仮面の男は宝塚大劇場公演でいろいろ厳しい意見が劇団に寄せられたとのことで、東京宝塚劇場公演で変更箇所があったそうです。私は、実際に宝塚大劇場公演を観ていないので、東京宝塚劇場公演のみの感想を書きます。
ルイとフィリップの二役を早替わりで見せた音月桂さんがこの公演の最大の功労者だと思います。顔つきや声だけでなく、仕草や歩き方などの身体の動かし方でどちらの役をやっているのか観客にはハッキリと分かったと思います。“仮面の男”役で、音月さんの二役早替わりをサポートした真那春人さんも功労者その2です。お二人の演技がなかったら、映画のように画像処理などができない舞台では、仮面の男は成功しなかったと思います。
ルイーズ役の舞羽美海さんは、本公演でのトップ娘役お披露目公演なのですよね。全国ツアー公演、梅田芸術劇場公演があったため、もう最初からトップコンビだったかのように音月さんと息が合っています。
ダルタニアン役の早霧せいなさん。最初に観たときは、ルーヴォアとロシュフォールと戦い、傷つけられた感じが今にも死にそうだと思ってしまいました。その後は、とても元気そうで、不死身のダルタニアンだと思いました。
三銃士のアトス役未涼亜希さん、ポルトス役緒月遠麻さん、アラミス役蓮城まことさん。3人とも役柄にピタッとハマっていました。紗幕に写る画像とその後ろの台に乗って、まるで馬が走っているような場面はとてもカッコよかったです。でも、席の位置によっては、馬のお尻の方に乗っているように見えたりするので、今回ばかりはセンター席での観劇が良かったなぁと思いました。
ところで、「一人は皆のために、皆は一人のために」をフランス語で言う必要があったのでしょうか
今年は東日本大震災が発生し、よくこの言葉が使われているので、この日本語のままにしておいた方が良かったと思います。「Tous pour un, un pour tous」と聞いて、スッと心に入ってくる人は少ないのではないでしょうか。原作に忠実に作っているお芝居なら納得はできますけれど、別にそういうものでもないし…
ショーは、個別のシーンでは「渇望」などは好きな場面なのですが、全体を通してみるとゴチャゴチャとしている感じが私好みではありませんでした。あと、手拍子が多く、しかも変則的なリズムを挟むので、そちらに神経が行ってしまい、舞台を観るのが疎かになるのが何だかね…そうそう、
渇望の歌は、聞いているうちのカラマーゾフの兄弟の
衝動の歌に私の頭の中で変化してしまいました。作詞だけでなく、作曲も同じ先生なのかしら![]()