東京宝塚劇場公演美しき生涯-石田三成 永遠の愛と義-/ルナロッサ-夜に惑う旅人-を以下の5回観劇しました。
7月8日(金) 15時30分公演 初日
7月17日(日) 15時30分公演
7月23日(土) 11時公演 貸切
7月24日(日) 15時30分公演 貸切
7月30日(土) 15時30分公演 貸切
まずは、お芝居の美しき生涯。今まで、大石静先生の脚本の舞台は、プライドと愛と青春の宝塚を観たことがあります。以前、永井愛先生のお芝居を観るときにプロフィールを調べていたら、TVドラマのシナリオライターで活躍されている大石静先生と二人で劇団(二兎社)を始められたということを知って、元は舞台の方だったということを知りました。
今回、公演ラインアップが発表されたときにそのことを思い出して、どんな舞台を見せてくれるのだろうととても楽しみでした。
一言で言うと私が眠くならなかったくらい、舞台から目を離せなかった作品です。私は毎公演何回か観ているので、ちょっとつまらないシーンがあったりするとそこで眠気が押し寄せてくるのです。美しき生涯は、体調が悪い日に観ても寝る暇も与えてくれませんでした。
史実にはないことを題材にしているので、「宝塚グランドロマン」より「歴史ファンタジー」にしておいた方が良かったのではないかなと思ったりもしました。
大石先生の銀橋の使い方がちょっと新鮮でした。プロローグの後の三成の歌のところで銀橋を渡らせるのは次のシーンで時間が遡るためとか、他の人たちの銀橋を渡るところは、セリフのやり取りでは表せない心境を吐露させる歌だったりとか、銀橋の向こうの本舞台でもお芝居が続いていたりなどです。
あと、最初に私の心を掴んだのは、主題歌
美しき人生です。大石先生の詞に大島ミチル先生の曲。しかも、最初にこの歌が歌われるときは、カゲの茶々とのデュエット。こういう風に男役の歌詞をリピートというかなぞる(歌詞が違うこともありますが)ように娘役さんが歌うのが、私にはツボなんです。今回も大空さんが歌っていると、心の中で野々さんのパートを私は歌っていました。
大空さんと凰稀さんが
光と影を歌っているときは「Wホゲ(太王四神記)だ
」と何だかニマニマしちゃいました。二人とも持ち味が似ているので、このシーンでは、本当は三成の建前(=三成)と本音(=疾風)という設定の二人なのでは
とか思ってしまいました。
茶々役の野々すみ花さん。大空さんとトップコンビを組まれて以来、ずっと似たような役(最後に結ばれなくて、泣いて別れる)でちょっとかわいそう。でも、今回は抑えた演技で、グッと来ました。
「愛と義の狭間」のシーンを観たときに何となく柴田先生っぽい感じがしたのですが、全体的にみると植田紳爾先生っぽい作りだと思いました。両先生の全盛期に大石先生はすごい宝塚ファンだったのだろうなぁと思いました。
そうそう、この「愛と義の狭間」の歌う山伏は、天羽さんと風莉さんの両方のキャストで拝見することができたのですが、天羽さんの歌は「義」を、風莉さんの歌は「愛」を表現していると思いました。
ショーのルナロッサ。私こういうショー大好きです。場面ごとに独立していていろいろなシチュエーションを見せてくれるショーも好きですが、ルナロッサのように本当に中近東のバザールに迷い込んでしまったかのような、自分もそこにいるかのようなショーも大好きです。
プロローグから妖しい雰囲気になり、ダンサーたちは本当に沙漠の砂のような感じの振り。「祈り」の場面でも砂塵に巻き込まれたかのように感じました。ルナロッサを観ていると、また大空さんのシークを見たいなぁと思いました。(
愛と死のアラビアのイブラヒム
)
今回、後半3回が貸切公演だったので、いろいろお楽しみがありました。「ルフ」の場面で、凰稀さんが最初バックパッカーのときにアフロヘアのカツラを被っていたり、髪の毛をセンター分けにしてべったりと撫で付けていたりしてる公演がありました。
その次に観たときは、フィナーレ大階段の男役さんの場面で、皆さん髭を付けられていました
本当にいろいろな種類があるのだなぁと思いました。そのとき「なう」でつぶやいていたので、以下に貼り付けておきます。
「なう」から引用
宙組貸切髭祭
ゆうひさんは顎髭あり。デュエットダンス前に後を向いて外し、みっちゃんが持って袖に入りました。顎髭の髭糊が残っていたので、それを見たすみかちゃんが笑ったような気がします
テルの髭はリラ壁のときのみたいでした。すっしぃさんも顎髭がありました。一番「アラブの男」って感じがしました。ともちんは髪の毛と同じ色の髭でした。かちゃが髭に手をやってキザっていました。
「月下美人」の場面の凰稀さんのカツラは、たぶん4種類は確認できました。金髪ロングストレート(2回)、ブルネットストレートミドルレングス、黒ショート、ブルネットストレートロングです。最後に観たのが額の上に金色の飾りが付いていて、これが一番似合っていて、可愛かったと思います。このシーンの凰稀さんのダンスは、ちょっと
柚希さんっぽいところがありました。
あと、貸切公演の抽選会で、研2の瀬戸花まりさんがお手伝いをしたのですが、元
トップの瀬戸内美八さんの姪御さんと聞いていたので、チェックしちゃいました。阿波踊りが特技だそうです。
今回の公演の私のツボ。お芝居で弁財天の場面で、三成が茶々のかけ着を柵に掛けているところ。ショーのプロローグでマントを野々さんがバサッと下に投げているところが男前。あと、すみ花ちゃんがまだ髪の毛が伸びていないので、髪の毛を細かく分けて捩じってまとめているのが、中近東ぽくて良いです。
