2010年2月7日(日)をもちまして、Rick's Cafe Americain 日比谷店は閉店いたしました。これまでの皆様のご愛顧、誠にありがとうございました。これからは、DVD店ならびにCD店をご利用いただきますようお願いいたします。今後ともRick's Cafe Americainをよろしくお願いいたします。 店主
春風弥里さん、“Rick's Cafe Americain 日比谷店”使わせていただきました![]()
いい加減、感想を仕上げないとと思い、どうにか記事を完成させました。
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カサブランカ終わってしまいました
本当に最後の最後まで観劇するのが楽しく、感激した舞台でした。
ちょっと長くなりますが、これまでの観劇して感じたことなどをまとめたいと思います。
リチャード・ブレイン(リック)/大空祐飛
「Rick's Cafe Americain」の経営者、ニューヨーク出身
ゆうひさんは、本当にリックがピッタリはまっていました。元はお金儲けのために武器商人をしていたけれど、あるときに自分の取引がきっかけで、悲しむ人がいるということを悟った。そんなときに出会ったイルザに捨てられて(と、思い込んで)、心が凍ってしまったという人だということが伝わってきました。私がとっても気になるシーンは、ドイツ人ヘルムをカジノへ入れないようにカーテンの透き間からの手だけの指示をするところ。リックが現れるぞ
、待ってました
という気持ちにさせてくれます。手だけでも存在感があります。
イルザ・ランド/野々すみ花
リックのかつての恋人、ラズロの妻
最近、実況CDを聞いてきて気付いたのですが、パリのシーンでイルザがリックと出会うところのすみかちゃんの演技が実況CD録音時(2009/11/27(金))と東京公演千秋楽近くとでは変わっているように思うのです。ラズロが死んだという手紙を読んで、そのあとのリックとの会話は、大劇場公演の最初の頃は女闘士という感じで少し強めの発言だったのが、東京公演千秋楽近くにはラズロが死んでしまってこの世も終わりみたいな感じになっていると思います。私は、後者の方が好きだなぁ。こういう気持ちがあるために、リックという人が側に現れて、次第に愛していくという気持ちの流れを感じられます。本当にイルザという役は難しいですね。
ヴィクター・ラズロ/蘭寿とむ
反ナチス運動の指導者、イルザの夫
まゆさんのラズロは、こういう時代でも信念を曲げることのない、一本芯の通った男性という感じがすごく表れて思います。炎に例えるなら、紅蓮の炎ではなく、青白くチロチロと燃えていて、消えそうでいて決して消えない感じの炎です。映画版のヴィクターはずっと白いスーツを着ていて、ヨーロッパ貴族という感じを漂わせていたけれど、まゆさんのヴィクターはもう少し熱い指導者という感じだったと思います。
我々は生きているという歌があるから、宝塚版のヴィクターは熱い指導者でないといけませんよね。
ルノー大尉/北翔海莉
駐カサブランカ・フランス陸軍警視総監
みっちゃんのルノー、大好きです
日和見で女好きの面が、表情とかでうまく出ていたと思います。映画版ではラストでルノーがペタン元帥のヴィシー政権をなぞらえたヴィシー水のボトルをゴミ箱に投げ捨てるシーンがあるのですが、舞台上だと分かりづらいので取り入れられなかったのだと思います。なので、宝塚版ではシュトラッサーを殺した犯人を捕まえろと言うだけで、状況としては弱かったと思いますが、ゆうひさんとみっちゃんの関係性から二人は今後仲良くやっていくんだなぁと思わせてくれました。
サム/萬あきら
「Rick's Cafe Americain」のピアニスト
ケイさんがサムなのか、サムがケイさんなのか分からなくなるほど役になりきっていらっしゃいました。もう宝塚の舞台でケイさんにお会いできなくなるのかと思うと本当に淋しいです。昨年でスカイステージの「宝塚こだわりアラカルト」も終了してしまい、ケイさんのナレーションも聞けなくなってしまいました
タカラヅカニュースで拝見した千秋楽のカーテンコールで、
Knock On Woodを替え歌にして「誰がハッピー、私がハッピー
」と歌われたケイさんはとてもとてもかわいかったです。ケイさん今まで素敵な男役を見せてくださいましてありがとうございました。
フェラーリ/磯野千尋
カフェ・ブルー・パロットの経営者、イタリア人
映画版のイメージだと悪役だったと思うのですが、ソルーナさんが演じられたフェラーリはリックのよき理解者だけど、商売敵といった感じだったと思います。
カール/寿つかさ
「Rick's Cafe Americain」のウェイター
教授と呼ばれているカールですが、教授っぽい髪型(ライオンヘア
)で飄々とした感じが大好きです。カフェの従業員はリックを慕っているということもあるのでしょうが、カールがいるから皆仲良くやっているという風に感じました。今回残念だったのは、カールで肉布団を着用されていたためか、カール役のときはダンスシーンに参加されていなくて淋しかったです。でも、パンドラの匣のシーンではすっしぃさんのダンスが見られたので良かったのですが。
ハインリッヒ・シュトラッサー少佐/悠未ひろ
ドイツ軍人
ともちんの軍服姿は、本当にカッコよいです
バレンシアの熱い花あたりから、黒っぽい役が多くなってしまいましたが、タッパがあるのですごく似合います。今回、ともちんに謝らなければならないのが、
栄光のドイツのところでは、拍手をしませんでした。もし、現実だったらと思うと私はラズロ派なので、拍手をする気持ちにはなれませんでした。でもパレードのときにはともちんに熱い拍手をしました。冷たい観客でゴメンネ。
カーティス夫/十輝いりす
アメリカ人観光客
セザール/十輝いりす
リックのかつての仕事仲間
映画が作られた頃のアメリカは、セリフにもあるように第二次世界大戦に参戦をしていなくて、非難的なメッセージが盛り込まれているから、それを具現化したかのようなアメリカ人観光客をまさこちゃんは、持ち前のほわっとした雰囲気で演じていたと思います。ジャンに財布を掏られたり、サッシャに「お客さん、アメリカから?」と半分馬鹿にされるというかあきれられていても、カーティスが気付かないことにいらだちもせず、なんとなく許してしまうというかアメリカらしいと寛大になれるのは、まさこちゃんだからだと思います。
もう一役のセザールは、あの“パンドラの匣”に普通の1歩で上がってしまう驚異的な足の長さにビックリ
知らない人が観たら、カーティスと同じ人がやっていると思えないほどのカッコ良さ
ゆうひさんとのダンスもちょっと大江山花伝の親子の舞を思い出してしまったりして…
他の生徒さん、皆さん役に生きていらっしゃいました。もっと書きたいのですが、だんだん記憶も薄れてくるし、千秋楽から10日近く経つし、とりあえずこれで完了といたします。また何かの折に触れて、書けたらと思います。