おはようございます。
NPO法人日本メディカルアロマテラピー協会の浅野めぐみです。
私はメディカルアロマーですけど、実はベビーマッサージ、キッズマッサージのインストラクターでもあります。
今日は、手のひらの魔法の話を。
手の平には不思議な力があります。
ハンドパワー!?じゃないけど、何かエネルギーのようなものが出てます。
お母さんは、お子さんのお腹が痛む時とか、手でさすってあげたりしますよね。
「手当て」という言葉があるように、痛いところとや調子の悪い所に手を当てることで、楽になるっていう事を、人は本能的に知ってるんだと思います。
誰かが悲しんでいたり、不安になっている時は、どうかそっと体に触れてあげてください。
触れてもらったところから、痛み、悲しみ、苦しみが溶け出して行きます。
特に背中。
背中には、「悲しみを癒すスイッチ」があるとも言われています。
赤ちゃんが泣いている時、お母さんが赤ちゃんの背中をポンポンしながらあやすのも、本能的に知ってることなんですよね、きっと。
身の周りの誰かが、不安や悲しみを貯めているようだったら、ギュッとハグする。
そして背中をなでなでする。
もしそれが無理だったら、手と手を取り合うだけだっていいんです。
例えば、お子さんがもう大きくって、抱きしめたり、手を握ったりなんてできない・・・そんな時は、マッサージしてあげてください。
「お母さんね、マッサージの仕方を学んできたの!練習台になってくんない?」
そんな口実だっていいと思います。
触れることで、言葉はなくても、愛情も、優しさも、温もりも、全部伝わります。
手のひらは時に、言葉よりも強く、優しく、愛を伝えてくれます。
ダイレクトに心に伝わります。
愛のある手のひらは、その人の体だけじゃなく、心の奥にまで触れることができるんです。
自分が辛い時も、「触れて欲しい」そういう風に、伝えてみてください。
もし、そんな相手なんていない・・・という人。
忘れてませんか?
自分自身の手の存在。
大切な人に愛を伝えるように、自分で自分の体、そして心に触れて、癒してあげてください。
もしも何かに迷っていたり、正しいこと、本当の気持ちを見失っている時も、心に手を当てて聞いてみると、聞こえてきますよ、心の声が。
「掌(たなごころ)」という字。
手のひらのことだけど、元々は「手の心」だったそうです。
手を開いて、心を開いて、大切に触れてくださいね♪