いつもブログにお立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。
「朝まだき」
大好きな和語です。
明け方、東の空を眺めていると、いつも思い出します。

朝まだき・・・夜の明け切らない頃。
日本語って、本当に美しいなぁ。
写真では、明けきってしまった感じもするけれど。笑
さて。
金曜日はものすごく久しぶりのキッズマッサージでした。
ベビーマッサージは、ママが赤ちゃんにしてあげるもの。
赤ちゃんとのスキンシップですね。
幸せホルモンであるオキシトシンが出てきます。
触れ合うだけでなく、授乳中や、名前を呼ばれることでも出てくるのだそうですよ。
ずいぶん前の記事に書いたこと、発掘してきちゃった。笑
キッズマッサージには、ベビーマッサージ以上の効果があります。
だって、ママからお子さんへ・・・だけじゃなく、お子さんからママへ、そして兄弟同士やお友達同士で触れ合って、お互いの命そのものを感じるという素晴らしい関わりなんだもの。

ね~、見て!!
ママの顔!!
本当に幸せそう。
ママのこんな顔を見ていると、私まで胸いっぱいになって、母乳が出て来ちゃうんじゃないかと錯覚するわ


いつもはどうしたって赤ちゃん中心になってしまいます。
赤ちゃんが生まれたとたんに、上のお子さんたちと触れ合う時間って激減するのよね。
だからこそ、ベビマ講座でも上にお子さんがいるというママには、赤ちゃんよりも上のお子さんにマッサージしてあげてねって話しています。

一番上のお姉ちゃん、一生懸命にママの手をマッサージしていました。
ママは「とっても気持ちいい」って嬉しそう♪
お子さんは、おうちの人のことが大好きです。
自分がしてもらって気持ち良かったことを、大好きなパパママにもしてあげたいって、自然に思うものです。
パパママに「上手だね、気持ちいいよ
」って言われることで、大好きな人の役に立てた喜びを味わうのです。

そして自分が大切にされるべき存在であること、人の役に立てる人間であるという自信も生まれるのです。

お姉ちゃん。自然にマッサージの対象がママから弟くんへ。
どんなに小さくても、母性ってあるんです。

なんて優しくて、あったかい写真なんだろう。
小さな手が、自分よりももっと小さな手を包み込んで、愛を、ぬくもりを伝えています。
守るべきものが目の前にあることを、小さいながらも感じているのでしょう。
人は、人のぬくもりを知ることで、命の重さも知ります。
傷付けてはいけないものだということ、傷付けられてはいけないものだということを、体温を通して、心で理解するのです。
お子さんたちに、ママの手をじっくり見てもらいました。
「ママの手、よく見てごらん。どんな手かな?ママの手は、いつも何をしてくれてるかな?」
私からの質問に、真剣にママの手を見て答えてくれたお子さん達。
「お料理してくれる」
「お洗濯も」
「片づけも!」
「そうだ、赤ちゃんのお世話も。」
「抱っこも!」
ママの手をこんなふうに見たのは初めてだっていうお子さん達。
夕方、ママからこんなメッセージが届きました。
「息子は何かを感じたのか、家に着いたときに、買い物した荷物を引きずりながら、車から家に一生懸命に運ぶ手伝いをしてくれました」って。
ジーンとしてしまいました。
手伝って!なんて言わなくても、お子さんたちはちゃんとキャッチしてくれてるんですね。

どうか、ママ自身も背中に触れてもらってください。
撫でてもらってください。
イライラする気持ちも、やるせない気持ちも、寂しさも、不安も・・・全部全部溶けていくから。
数年前、広瀬小学校でキッズマッサージ講座をした時の記事の中で、想いを熱く語っています。
どうしたって熱くなってしまうみたいです、私。笑
キッズマッサージ、今は受講を希望される方が少ないです。
私自身、メディカルアロマがメインになっていて、募集もかけていなくて、完全リクエスト制になっちゃって

でも、地味~~~~にでも、手離さずに伝えて行きたい大切なこと。
今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました